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mktmrym8のレビュー・評価・感想

ASIAN KUNG-FU GENERATION / アジアン・カンフー・ジェネレーション / アジカン
8

日本のロックシーンを牽引するバンド

ASIAN KUNG-FU GENERATIONは、1996年に大学の音楽サークルで結成された4人組のロックバンドです。メンバーは、後藤正文(ボーカル・ギター)、喜多建介(ギター・ボーカル)、山田貴洋(ベース・ボーカル)、伊地知潔(ドラムス)です。
彼らの音楽は、エモーショナルでパワフルなギターロックであり、日本のロックシーンに大きな影響を与えてきました。彼らは、アニメや映画の主題歌、挿入歌として多くの曲を提供しており、その中でも「君という花」「リライト」「アフターダーク」「ソラニン」などは特に有名です。
彼らのアルバムは、どれも高い評価を受けており、その中でも2004年に発売された『ソルファ』は、彼らの代表作として多くのファンに愛されています。また、2021年には10枚目のオリジナルアルバム『プラネットフォークス』をリリースし、2022年には17年ぶりに日比谷野外大音楽堂での公演を行いました。

ASIAN KUNG-FU GENERATIONは、日本のロックシーンを牽引するバンドとして、進化し続けています。彼らの音楽に興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。 とてもおすすめです。

ポケットモンスター スカーレット・バイオレット / ポケモンSV
9

オープンワールドの自由さと過去最高のストーリー

2022年11月に発売された、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』。どちらもストーリー展開に大きな差はありませんが、出てくるポケモンに少し差があります。今作から追加された「サークル」機能を使えば限定のポケモンに出会うことができるので、友人や家族とそれぞれ違うタイトルを買うのも良いかもしれません。
今作の最大の特徴はオープンワールドであることです。オープンワールド自体は前作の『ポケモン アルセウス』から追加されていますが、「現代」を舞台にしたポケモンシリーズでは初です。「行きたいところに、行きたいタイミングで行ける」ことが魅力のオープンワールドですが、今作のポケモンも例に漏れず、自由に世界を探索することができます。そのため、ジムリーダーやその他のストーリ上の対戦相手に決まった順番は存在せず、好きなタイミングで挑戦できるのです。
また、今作はストーリーの質も非常に高いです。ストーリの濃さ、キャラクターの背景等、没入感ある作りとなっています。話が進むほどキャラクターへの愛着も深まります。人によっては全員にとってのハッピーエンドとは感じられない終わり方をするものの、感動するエンディングに思わず涙する人もいるかもしれません。もちろんエンドストーリーもしっかりと用意されており、そこに付随するストーリーの満足度も高いものとなっています。
過去作同様ポケモン育成、オンライン対戦、図鑑埋め等の目標を持ってプレイするのはもちろん、ただ広大なマップを探索するだけでも楽しい作品です。興味がある人はぜひプレイしてみてください。

欲動
3

セリフに現実みがない。

何だかよく分からなかった映画です。夫の余命がわずかで、そのことに苦しむ夫婦の話なのでしょうが、なんかセリフが浮いてるというか、あまり現実味のない話でした。やたらラブシーンも多いし、そのための映画かって感じがしました。大体出産に兄弟を立ち会わせるでしょうか。いや、絶対嫌だけどなって思いました。現地の男とするなんて、絶対にないとは言わないけど、そんなあることじゃないと思うし、危険なことです。夫の死に向き合えず、浮気に走るという話であれば、国内の話でいいのに、何でわざわざバリ島にしたのか、そこらへんが読めません。斎藤工さんはセクシーだからそこはいいのですが、それだけの作品かなと思います。ユリは看護師だから人の死に慣れてるみたいなのは、ほんと暴言だなと思いました。それだけ端に甘えているという表現かもですが、いやいや、冷静に対処してくれてるから旅行にも行けるんでしょって感じです。夫の妹が、私は兄のこと覚えているよ的なことを言ったところは良かったです。死が近い人が、死の話をしだすと、またまたとか言っちゃいがちですが、ちゃんと話を聞いて、その上で兄貴が死んでも私はずっと覚えているみたいなことを言ってくれて、いい妹やなと思いました。いい題材なのに、あんまり面白くなくて残念です。

悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。 / ラス為
9

転生悪役令嬢ものの中でも最高!

転生・悪役令嬢・異世界・乙女ゲーム…、これらのワードに反応してしまう方は必読です!
『悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。』
主人公は乙女ゲームの世界に転生した王女プライドです。この王女、ゲームではとんでもないラスボスだったはず…、そう遠くない未来でみんなを不幸にしてしまう最悪な女王になるのでしょうか!?そんな運命は絶対回避したいのです!
幸い(?)戦闘も勉強もチート能力で何でも出来てしまうので、この力を活かしてプライド王女は運命に抗います。
転生ものによくある「人格が完全に前世と入れ替わった」のではないところがこの作品の特徴で、あくまで乙女ゲームの王女の人格のまま前世の記憶が足されたために起こる、心の中でのいろいろな葛藤の描写が丁寧なのです。
プライド王女がゲームの知識を活かしつつ、この世界を「大切な今の自分の現実=人生」と認識して一国の女王としてふさわしくあろうと成長する姿は、周りの登場人物たちの心や生き方までも変えていきます。プライド王女が「ラスボス女王になってしまうかもしれない自分」に心を痛めながら発するその言動はとても重みがあり、心に響くものがあります。読み応えがあって世界観がしっかりした異世界転生を読みたい方にお勧めです!

アクアマン / Aquaman
9

気分爽快になる映画

アクアマン、本当に気分爽快になる映画です。
アメリカのDCコミックのヒーローが映画に参戦してきました。
特に恋人同士やご家族で見るには、ピッタリでしょう。
伝説の都市『アトランティス』。
海底に存在していたその場所で、アクアマンは超人的な力を持って生まれ、水を自由自在に操ることが出来ました。
物語はこのアトランティスの女王と、地上のなんの変哲もない灯台守が知り合うところから始まります。
その二人の間に生まれたのが、アクアマン。
この赤ちゃんが、これから始まるであろう戦いの鍵となるのです。
アクアマンの超人的な強さがいいですね。
何をされてもまず大丈夫なので、安心して見ていられます。
それに、海底都市の映像が多いのですが、とにかく美しい。
泳ぐシーンも水の音が心地よく、疲れを感じさせません。
典型的なアメリカンヒーローらしく、胸の痛くなるようなロマンスもあり、とてもスケールの大きな映画です。
忙しない日常の疲れを、一気に吹き飛ばしてくれる作品だと思います。
お休みの日に、ゆっくり家で一人で見てもいいかもしれません。

ゾンビランドサガ / ゾンサガ / Zombie Land Saga / ゾンビランドサガ リベンジ / ゾンサガ リベンジ / Zombie Land Saga Revenge
9

あなたは、きっと佐賀に行きたくなる。いや、生きたい!

タイトルから一切想像できない中身からの、爆発的なテンションの奔流。
夢中になって見ているうちに、きっとあなたは佐賀県の虜になってしまうでしょう。

主人公、源 さくらは、1話冒頭で交通事故で死んでしまい、ゾンビとして蘇ります。
ゾンビとして蘇ったさくらは、謎のアイドルプロデューサー辰巳 幸太郎からの「佐賀を救うんだ!」という指示のもと同じくゾンビとして蘇ったアイドル仲間たちと、ご当地アイドルとして佐賀を盛り上げる使命を託されます。

こんなアイドルアニメ見たことない!ご当地アニメでここまでやるか?!
アイドルアニメと言えば、かわいらしい女の子たちが煌びやかなステージで活躍する姿を応援するものです。
その中では、挫折や衝突を描く物語も多いですが、このアニメはそんな生易しいものではありません。
なんせ、精神的な挫折や衝突だけではなく、物理的に体は折れるは車に激突されるわ…
目玉が落ちたかと思えば四肢が外れ、首はふっとぶは泥まみれで這いまわるわ…
アイドルアニメとしても、ご当地アニメとしても異色作と言えます。
佐賀県自体に興味がない方も、アニメ自体として十二分に楽しむことができるでしょう。

見ているうちに、佐賀県の虜!
作品内では、嬉野温泉、ドライブイン鳥などの名所を始め、インターナショナルバルーンフェスタが開催される嘉瀬川の河川敷や、鏡山展望台、虹ノ松原、唐津城など、様々な名所がこれでもかと登場します。
そこで繰り広げられるドラマとコメディを見ているうちに、きっとあなたも「その場所で、同じ景色を見てみたい。同じ味を楽しんで、同じ感想を叫びたい」と思うことでしょう。
佐賀県自体に興味がなかった方こそ見てほしい。そして、佐賀に行きたいときっと思うはずです。
(私自身は佐賀人ではありません)

私たち、生きたい!
一体何が始まって、どこへ向かおうとしているのか、そんなことを考えているうちに怒涛のように過ぎていく物語。ぶっ飛んだギャグアニメかと思えば、アニメ映画さながらに感涙するシーンもあり、夢中になること間違いなしの作品です。

Vaundy / バウンディ
10

リズム感が独特で最高!

Vaundyは独特のリズム感と、今までにない歌い回しが特徴です。TikTokでその歌を初めて聴き、その世界観にすぐに引き込まれました。若いグループなのですが、声質も特徴的で、ラップ調の雰囲気からいきなり高音的な歌い回しに変わったりと、何度聞いても飽きることなく、盛り上がりどころがわかりやすいため、万人受けするなと思いました。聞きながら、一つ一つの音に意味を持っていると感じて、単純にリズムを刻んでいるわけではなく、どのようにしたら聞き手を惹きつけられるかなど、とても考えられているなと思います。この先絶対売れると思うし、実際今も人気は一気に上がってきていると思います。YouTubeでのオンラインライブも行っており、視聴しましたが、一発撮りとは思えない歌唱力で、自宅にいながらも大きな声で歌い出してしまいました。曲の雰囲気も一曲ごとに違っていて、それぞれの曲の世界観がしっかりと作り上げられています。特に「不可抗力」は、最後の2番の後半部分だけ高音域な歌い方がされており、従来の「1番と2番は曲のリズム感が同じ」という固定概念が払拭されました。新曲が出るのを楽しみに待つほど、今このアーティストにハマっています。ぜひ皆さんにも聞いてみてほしいです。