mattan1966@mattan1966

mattan1966
mattan1966
@mattan1966
21 Articles
10 Reviews
0 Contributions
0 Likes
mattan1966

mattan1966のレビュー・評価・感想

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

感動を呼ぶ強いテーマと繊細な描写に圧倒される『鬼滅の刃』

「鬼滅の刃」は、日本を舞台にしたアクション・ファンタジー作品です。主人公の竈門炭治郎が、家族を鬼に襲われたことをきっかけに、鬼狩りの旅を始めます。彼は、妹の禰豆子と一緒に、鬼になった家族を人間に戻す方法を探し求め、様々な鬼たちと戦いながら成長していきます。

この作品の魅力は、まず美麗なアニメーションです。繊細かつ迫力あるアクションシーンは、見ている人を圧倒します。また、鬼たちの描写も独特で、彼らの残忍さと哀れさが同時に表現されています。

また、キャラクターたちの掛け合いや、それぞれの背景や心情も丁寧に描かれています。特に、炭治郎や禰豆子、そして鬼殺隊の柱たちは、個性豊かで魅力的なキャラクターたちです。彼らが抱える悲しみや苦悩、そしてそれに対する強さや覚悟に、読者は心を打たれることでしょう。

また、物語には強いテーマが込められています。家族の絆、生きることの尊さ、そして善悪のあり方などが描かれ、読者に深い感銘を与えます。

以上のように、「鬼滅の刃」は美麗なアニメーション、魅力的なキャラクター、強いテーマなど、多くの魅力を持つ作品です。アクションシーンの迫力だけでなく、キャラクターたちの人間ドラマにも注目してみてください。

シークレット ウインドウ
7

よくある話だけど不気味だった。

B級ホラーという感じで、見たことのあるようなはなしでした。でも、主演がジョニー・デップだし、凶器丸出しにしたところの演技はさすがでおもしろかったです。作家の妻は浮気をしてたし、ひどい女だなとも思いますが、きっとその前からちょっと変な男だったのでしょう、作家は。すごく不気味だし、怖いし、なのに離婚のことで会わなきゃなんないし、妻も気苦労が多かっただろうなと思います。作家も妻の浮気現場を見ちゃうし、変な男が盗作だろうって難癖つけてくるし、不幸です。難癖男は異常な男で、次々不気味なことが起きます。作家の宿命なのかもしれないけど、俺の作品だって言ってくるファンって一定数いそうなので、作家は大変と思いました。オチは正直いうとすぐわかります。でも、まあもともと隠す気もないのでしょう。わかっててみても、やっぱりなと嬉しい気持ちになるし、ここはこういうことだったのねと伏線回収しながら見るのも楽しいです。ジョニーはもはや、かっこいい人ではなく、個性的な人をする役者って感じだけど、今回もそんな感じでおもしろかったです。最終的に庭、窓が怖くなる話で、タイトルに偽りはなしって感じでした。ジョニーファン、ホラーファンなら一度は見てほしい作品です。

最高の人生の見つけ方 / The Bucket List
10

日本でもリメイクされた、人生最後の最高の人生

アメリカで2007年に公開されたこの映画は、2019年には日本版リメイクも作成されました。原作はジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが演じますが日本版は舞台が日本、演者も日本人となっています。

余命6ヶ月という限られた時間の中、真面目一辺倒で周囲を大切に生きてきた男性と周囲を顧みずビジネスに生きてきた、真逆とも言える二人が「人生でやりたいことリスト」を残りの短い人生でやり残しのないよう、それらを実現するための旅に出る物語。

英題は「The Bucket List」。
Bucket List(バケットリスト)とは「やりたいことリスト」のことです。邦題とは異なり、リストそのものがタイトルになっているのはまた印象が違うな、と感じます。

人は皆、本人がどう感じているかや大小の差はあれど、自分の気持ちや時間を犠牲にして周囲と円滑に関係を築いたりお金を稼いでいると思います。
しかし、余命6ヶ月という状況から意を決して行動することで「生きている内は、行動することに遅すぎることはない」と感じさせられました。

彼らには十分な資金がありお金のかかるサービスや移動も可能でしたが、たとえ金銭的な制約があるとしても、自分もその中でできる「やりたいこと」を行動したい、と思える名作です。

映画かいけつゾロリ だ・だ・だ・だいぼうけん!
9

大人が見ても大満足!

「かいけつゾロリ」といえば有名な児童書シリーズで、図書室で読んだ経験がある人も多いだろう。
この映画はそんなかいけつゾロリシリーズの中の長編作「だ・だ・だ・だいぼうけん!」を映像化したものである。
クセの強い絵柄はテレビアニメと同じキャラクターデザインに変更されているが、奇想天外でハラハラドキドキするストーリーの面白さは損なわれていない。
ストーリーについてはぜひ映画を観てもらいたいので、ここでは書かないことにする。
この映画の良いところは、ゾロリが動くところである。アニメーション作品だから当たり前なのだが、原作に負けないほど豊かな表情や、しっぽの動きが素晴らしい。しょげて垂れ下がるしっぽ、悪巧みを考えている時に床をたしたしと叩くしっぽ。この動きが良い。とても良い。
加えて、ゾロリ役の声優、山寺さんはプロの中のプロ。日本を代表するトップクラスの声優さんだ。そんなゾロリが良くないわけがない。
設定では100歳を軽く超えているはずのゾロリだが、劇中では軽々とアクションをこなす。情けないギャグシーンもあれば、一目惚れしたヒロインを守るかっこいいシーンもちゃんとある。
さすが主人公。良いところばかりだ。
子供向け作品だからと敬遠しないで、ぜひ大人にも観てもらいたい。

クリープハイプ / CreepHyp
8

ハマる人はハマる、唯一無二のロックバンド

クリープハイプは若者に人気の4人組ロックバンドです。全員男性です。メンバーは30代前後とあまり若くはありませんが、長く同じメンバーで経験を積み重ね、年々味わい深く個性豊かな楽曲を世に送り出しています。
ボーカル・ギターの尾崎世界観がほとんどの曲の作詞をしていますが、その言葉のチョイスや言い回しは他のアーティストとは一味違います。
いわゆる下ネタのような歌詞もあるのが有名ではありますが、どの曲にも共通しているのは「愛」なのではないかと思います。それは恋愛であったり、人間関係すべてに関してだったりします。
ボーカルの尾崎さんは、自分の半径数メートルのことを歌いたいと言っていました。そして目の前の一人を救う曲を作りたいと。クリープハイプは世界中の誰をも巻き込むようなスケールの大きいものではありません。中には心の闇や、どうにもならない叫びを歌った曲もあります。
ただ、生きることに対して疑問を持ったり、上手くいかない中でもがきながら生きている人にはこれほどまでにストレートに突き刺さる音楽はないと思います。
有名な携帯会社のCMにも出演を果たし、若者だけでなく、様々な年齢層にも届くようになりました。メンバーの絆も強く、長く活躍していくバンドだと思います。

暗殺教室 / Assassination Classroom
9

人として色々考えさせられる

簡単に言うと人間の力を超越した力を手にしてしまった殺せんせーは次の春までに生徒達に暗殺される、それが出来ない場合地球が爆発するというストーリーだが、その間殺せんせーがいい先生すぎて先生と生徒達の信頼関係がどんどん深まっていく。
そして殺せんせーの受け持ったクラスはE組という学力やら風紀やらが最悪な連中の揃ったクラスだがテストは殺せんせーの教えでみんな成績が格段に上がり、ガラの悪い生徒は殺せんせーが一人一人体でぶつかり合って心を通わせ信頼関係を深めていき、運動会や学園祭では優秀なA組を相手にいい勝負をしたり、時には勝ち、時には負けを繰り返し生徒も、そして殺せんせー自体も人間として成長していく様があたたかく描かれている。
そんな日も春には誰もが終わりを迎えることを知っていてその間生徒も先生の暗殺を試みるが殺せんせーの超絶スピードの前に誰も暗殺が出来ない状況にあった。春が近づくにつれて殺せんせーを誰も殺したくないという生徒全体の結論に達し、生徒達が事細かく調査した結果殺せんせーを生かしておいても地球が滅亡する可能性は1%未満ということが判明し、生徒達が歓喜する。しかし春に政府がタイムリミットを設け時限式の暗殺装置を殺せんせーを捕まえた包囲網に向けてあと数分で発射という場面で殺せんせーは殺されるなら生徒に殺してほしい、生徒は政府に消される前に俺たちで先生を殺すんだと言い、生徒全員が殺せんせーを抑え込み生徒の一人がナイフでトドメを刺すシーンがとにかく感動的。
人として色々考えさせられる部分が多いので是非このシーンは一度見て損はないと思う。

JAM Project
10

アニソン界のスーパーグループ

JAMProjectは、「Japan Animationsong Makers Project」の略で、五人の有名かつ実力派のアニソンシンガーが集まったグループです。ドラゴンボールで有名な影山ヒロノブ、勇者王ガオガイガーで有名な遠藤正明、マクロスで有名な福山芳樹、ウテナで有名な奥井雅美、ワンピースで有名なきただにひろしの5人で成り立っています。
既に全員が50歳を超えていますが、毎年のように全国ツアーライブを行い、新曲の発売スパンも短く、夏になるとたくさんのフェスやイベントに出演するなどしており、アニソン界の重鎮のような存在で、とても勢いがあるアニソンシンガーグループです。彼らの曲は、スーパーロボット大戦というゲームの曲として起用されることが多く、その影響もあってか、かなり熱く激しく勢いのある曲が多いです。そのような曲は、ライブに参加するとより一層楽しむことができます。観客が一体となって声を出し、ペンライトを振り、ジャンプします。その楽しさはライブならではだと思いますし、是非一度体験してみてほしいと思います。もちろん、素敵なバラード曲もたくさんありますので、きっと好みの曲に出会えると思います。

けいおん! / K-ON! / けいおん!! / K-ON!!
10

友達となにかを始めたくなってしまうアニメ

この作品は軽音部に入部しバンドを始めるという物語です。
登場人物は主に主人公の唯、澪、律、紬、梓の5人です。最初は楽器経験者の澪と律と偶然居合わせた紬がバンドを組み、それを見た唯が感動し加入し、放課後ティータイムというバンドを結成するところから始まります。
最後に加入した唯はギターボーカルをすることになるのですが、全くの未経験者でした。まずギターを買うところから始まるのですが、ギターを買うためにみんなで協力してバイトをし、購入をすることで初対面同士だったみんなの仲が深まっていく様子に青春を感じ好きなシーンです。そして初心者の唯をベースの澪、ドラムの律、キーボードの紬が支えていきます。
みんなの演奏が合うようになったところで自分たちの曲を作り、それを文化祭で披露したり4人で青春を突っ走っていきます。学年が上がり軽音部には一人の新入生が入部します。それが梓です。梓はギター経験者で放課後ティータイムではギターを担当します。さらに唯は同じギター担当の梓にたくさん教えてもらう形になり、この後輩先輩の関係性がとても愛おしいです。5人で新しい曲作ったり合宿をしたりと仲をどんどん深めていきます。1年の頃よりもパワーアップした関係性は自分の学生時代と重ね合わせてしまい感動してしまいます。

ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー / ポケモンHGSS / Pokémon HeartGold and SoulSilver
7

大好きなポケモンたち

ポケットモンスター ソウルシルバー・ハートゴールドは、金銀のリメイク版ですが、ポケモンをモンスターボールから出して一緒に歩いたり、舞妓さんが以前よりも活躍するようになったりと、かなりバージョンアップしています!
ゲームの中で時間を設定して、朝に出るポケモンや晩にしか出ないポケモンもいて、イーブイは朝に進化するとエーフィに、夜に進化するとブラッキーに進化したり、長くプレイしても飽きることのないシリーズです!
ポケモンリーグで勝って殿堂入り後にカントー地方に行けるのはとてもワクワクします。カントー地方でもジムに行ってジムリーダーたちと対戦できるので、2倍ゲームを楽しめます!
ストーリーのクリアはもちろんのこと、ポケモン図鑑の完成を目指すのもこのゲームの醍醐味です。一生懸命それぞれのポケモンたちを捕まえたり、バトルして経験値をためて、レベルアップで進化!進化した時の感動はくせになります!また、モンスターボールから出して一緒に冒険していくうちに、うしろを振り向いてポケモンに話しかけたときの反応をチェックするのも楽しいです!!だんだんポケモンが自分になついてくるのが可愛いです!

大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-
10

怒涛の伏線回収、前作の消化不良と低評判をも大逆転させた大傑作

前作で残したまま終わってしまった伏線が綺麗に全て回収され、大満足の1品でした。まず、前作最後の国際電信記録…。英国から日本に打電された4つの名前…。【K.アソウギ、A.サッシャ―、T.グレグゾン、J、ワトソン】その中で唯一意味不明だったA.サッシャ―の正体が、本名アン・サッシャーで、前作1話の真犯人ジェゼール・ブレッドの偽名だった。そして、裏社会で名の知れたプロの殺し屋だった事が判明し、前作1話で不明のままだった動機が単に暗殺依頼を受けたからという事が判明して、とても驚かされましたが、大変スッキリしました。次に亜双義が英国でなすべきこと…。バスカビル家の犬のモデルになった殺人事件の容疑者にされ、命を落とした父・玄真の真実を確かめる事…、そして、その為に交換殺人の依頼を受け、グレグゾンの命を狙う刺客としての任務。前作の人柄とは印象が変わってしまいましたが、謎が解けた気持ちは最高でした。そして、前作4話でちょっとだけ出てきた謎のまま終わった2人…。ウイリアム・ペテンシーとデカーゴ・ミターマン。ペテンシーのセコい瓦斯泥棒とその監視役だったとは、前作当時では知る由もなく、今作2話は瓦斯がカギを握っていた印象でした。死神や黒幕の正体、全てが明かされ満足した終わり方をした大傑作で前作プレイは必須になりますが、最高にお薦めしたい1品です!