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maple-maple8のレビュー・評価・感想

TOKYO MER〜走る緊急救命室〜
10

涙なしでは見られない、もう1度見たくなる劇場版『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』

2021年7月から放送されていたドラマが映画化された作品。映画が始まった途端に、一緒に行った主人と吸い込まれていくような感覚でずっと見入ってしまいました。
あまりにも面白かったドラマだったので「続編がないのかな?」と思っていたところ、まさかの映画で見られたことがとても嬉しかったです。

鈴木亮平さんや賀来賢人さんなどの俳優陣たちの演技力は、「難しい医療用語をどのように覚えていったのか」と思いながらも、見応えがある圧巻のうまさでした。
自分のことしか考えていない大人に比べ、手伝いを申し出た中学生に感動しました。
ダメダメだった、喜多見先生のプライベートのシーンもとてもよかったです。中盤から終盤にかけて数々の感動するシーンは、想定していなかった涙が思わずこぼれてしまい、しばらく止まりませんでした。

いつも1度映画を見ると満足しますが、この映画は「もう1度見に行こうかな」と思えるほど素晴らしい作品だったので、ぜひドラマや映画の続編を作ってほしいものです。私と同じ兵庫県出身の鈴木亮平さんは好きな俳優の1人でもあり、これからも応援していきたいものです。

テルマエ・ロマエ / Thermae Romae / 続テルマエ・ロマエ
7

濃い人ばかり

よくこんな顔の濃い人ばかり集めたなと思いました。
日本人で構成されているのに、ローマが舞台としかおもえませんでした。
市村正親さんとかはのりも日本人離れしています。
劇団の人っぽい派手さがローマ人らしさを表していたと思います。
お話は、風呂をめぐるもので、風呂好き民族としてはおもしろいです。
日本では当たり前の銭湯の仕組みとか、家の風呂の装備とかが、ローマ人には新鮮というのはおもしろいなと思います。
今は普通に使っているものも、初めて見たらすごいことなのだなと思います。
阿部寛演じるルシウスはいい風呂を作ろうと必死で職人らしい人でした。
今も昔も職人さんは変わらないのだなと思います。
原作だと連続モノぽくもないけど、彼と漫画家志望の女性との恋の話を主軸とすることで2時間もたせていてすごいと思います。
オリジナルストーリーもあるけど、原作から大きく外れたイメージもないし、すごく上手くまとめたなと思いました。
漫画家志望の女性は上戸彩さんがやっていて、かわいかったです。
上戸彩さんなんてキラキラした人が漫画家志望に見えるやろかと見る前は不安でしたが、ちゃんと文系女子に見えました。さすがです。
最後のオチは読めてしまいましたが、こう終わって欲しいと思うエンディングでよかったです。

King Gnu / キングヌー
10

最高にカッコイイ4ピースバンド King Gnu

King Gnuという4ピースバンドを聞いたことがありますか?私は最初失礼ながら彼らのバンド名が読めませんでした。
King Gnu(キングヌー)は、2013年にリーダーの常田大希さんが立ち上げたプロジェクトMrs.Vinci(ミセス・ヴィンチ)、それを原型としたSrv.Vinci(サーヴァ・ヴィンチ)を前身とする。2017年にKing Gnuへ改名。
とてもスピード感があり、4ピースバンドのかっこよさを体現する彼らです。自身たちの音楽を「トーキョー・ニュー・ミクスチャー・スタイル」と呼び、他者とは違う世界観で音楽を作っていると言っても良いと思います。
[ALBUM Sympa]
King Gnuを知るには、1番はSympaがおすすめです。殆どの曲が疾走感溢れるものが多く、入りやすいALBUMだと思います。
このALBUMには、駆け抜けていきそうなスピード感を感じるFlash!や、優しく諭すような歌声で広がるバラード、The hole等が収録されています。
Flash!は初めて聞いた時のスピード感に驚かされました。この曲を聞いて、King Gnuの素敵さに感動してすぐさま、このALBUMを買ったくらいです。
人生観を語るような詞。ずっとリピートしていたくなります。
The holeはとても悲壮感漂うバラードです。バラードが好きな人にオススメです。
また他にも飛行艇という曲があります。こちらはALBUMには収録されていませんが、DLのみで購入することができます。TVのCM曲として使用されて聞いたことがある方がいらっしゃるのではないでしょうか?
他にも沢山King Gnuには良い曲があります。ますばFlash!やThe holeから聞いてみてはいかがでしょうか?

ポケモン 不思議のダンジョン 空の探検隊
10

ポケダン空 DS時代の名作

『もしも自分がポケモンになったら』

名作揃いの「ポケモン不思議のダンジョン」シリーズの中で私のイチオシは「空の探検隊」です。ポケモンシリーズの本編、派生シリーズをたくさんやってきた私ですが、1番好きなのが、この作品になります。今からおすすめのポイントを挙げていきます。

〇おすすめポイント1:ストーリーの良さ、ボリューム
一番はやはりストーリーです。このゲームはニンゲンである主人公が記憶を失ってポケモンになってしまうことから始まります。それから様々な伏線などを経て、1本のストーリーが展開していくのです。盛り上がる場面も多々あり、特にラスボスを倒した後からエンディングまでのシーンは感動必須です。
またこのゲームはエンディング後にもストーリーがあり、長く楽しめます。
その上、この作品にはスペシャルエピソードという周りのポケモン達を主人公に添えたストーリーがあり、いろいろなキャラたちの思い、過去、その後を知ることができます。これが前に発売された「時の探検隊」「闇の探検隊」との大きな差分になります。

〇おすすめポイント2:育成の自由さ
本編では、それぞれのポケモンに成長の限界があり、自分の好きなポケモンを育てたとしても思うように戦えないということがあると思います。ですが、このゲームでは成長の限界が一律であるため、自分の好きなポケモンをどんな相手でも倒せるくらい自由に強くできます。自分だけの最強のポケモンを作ることが出来るのです。

〇おすすめポイント3:BGM
上記した通り、ストーリーを良いと思わせるのはストーリー自体はもちろんですが、その場面場面にあったBGMも重要な役割を果たしています。神秘的な感じを出したり、かっこよさを演出したりBGMによってゲームの良さはかなり変わるものです。
私のイチオシはラストバトルの時。これまでのストーリーと相まってかなり素晴らしいものとなっています。

ここまでおすすめポイントを挙げてきましたが、他にもたくさんあります。大人も子供も楽しめる名作、ぜひプレイしてみてください。

鳴ル銅鑼
10

音楽好き必聴!真っ直ぐに歪な愛を唄う艶系日本語アーティスト、鳴ル銅鑼。

鳴ル銅鑼は岐阜県出身の4人組ロックバンドだ。彼らの曲は、椎名林檎や椿屋四重奏などと同じ系統に分類される。所謂、『艶系日本語ロック』というものだ。そして、そんな彼らの曲の題材によく選ばれるものが“愛”である。象徴的なのは『愛について』という曲だ。タイトル通り愛について歌った歌になっている。彼らはその曲の中で人の陰と陽をどちらも肯定し、弱く汚いところこそが愛だと言うのだ。これは、全ての曲の作詞作曲を担当し、バンドでは六弦と唄を担当している三輪和也の思想が色濃く反映されている。三輪和也の個人名義で販売している音源にもこのような考えが描かれた曲が多数ある。興味がある人はライブに行って購入するか、もし鳴ル銅鑼を好きな友人がいるなら借りて聴いてみれば良いと思う。後悔はしないと断言出来る。そんな人間の全てを肯定し、弱く汚い歪なものだからこそ愛は美しいと真っ直ぐに力強く歌い上げる彼らの芸術を是非1度音源を手に取り聴いて欲しい。そして、少しでも良いと思うのならライブにも行って欲しい。そうすれば、もう彼らの魅力から抜け出せなくなることは確実だ。2019年に結成6周年目に突入した鳴ル銅鑼。まだ知名度が高いとは決して言えないが、2017年には2枚目のミニアルバム『文明開化』CDショップ大賞の東海ブロック賞を受賞するなど、過去に高い評価も受けている。音楽性的に万人ウケするものでは無いため、爆発的に人気が出るということはあまり考えられないかもしれない。しかし、流行り廃り関係なく自らの愛を真っ直ぐに歌う彼らのようなバンドが売れるようになれば日本のロックシーンはもっと面白くなる。絶対にだ。