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little0524のレビュー・評価・感想

KinKi Kids / キンキキッズ
10

懐メロとして紹介される「硝子の少年」

堂本剛、堂本光一2人からなるジャニーズグループ。芸名かと思いきや偶然にも同じ苗字、関西出身。テレビ番組ではテンポの良いボケとツッコミが面白い。堂本光一の誕生日は1月1日で、ジャニーズカウントダウンでは年明けと共にお祝いされるのが恒例。堂本剛は2017年に突発性難聴と診断されて一時は活動が心配だったが、ヘッドフォンを付けるなどしながら以後も活動を続けている。デビュー曲の「硝子の少年」は歌番組でも懐メロとして紹介されるなど大ヒット曲だが、本人曰く「いまだに歌い出しは緊張する」とのこと。ジャニーズグループにはたくさんのファンがいて、グループごとにファンの愛称がある。公式のものだと関ジャニ∞のファンはeighter(エイター)、King&Princeはティアラ、非公式のものだと嵐はアラシックなどメンバーが付けたり作品からつけたものもある。KinKi Kidsは図書委員とあるが、その理由は堂本剛がファンのマナーが良くておとなしくしているのを見て「図書室にいる子みたい」と言ったことからである。コンサートに行ったことのある友人に聞いてみると、黄色い声援よりは落ち着いた大人のファンが多く、デビュー当時から応援し続ける人が多い印象とのことである。

ストックホルム・ケース / Stockholm
8

緊張感とユーモアのバランスが最高

有名な「ストックホルムシンドローム」の語源である、銀行強盗の事件を題材にした映画です。ストックホルムシンドロームとは、犯罪の環境下に置かれた被害者が、犯人に共感や好意を抱いてしまう心理現象。この映画を見るまでは、そんなこと本当に起きるんだろうかと半信半疑でしたが、映画を見終わった時には、「自分にも起こりうるかも」と思ってしまいました。
本作で犯人を演じるのはイーサン・ホークで、この犯人がとにかく魅力的。銃を手に騒ぎ立てる割には、人質の要望を叶えるために奮闘したり、人質が警察に撃たれそうになれば怒鳴りつけたりと、お人好しな面もあります。例えば、人質のために生理用品を用意しろと叫ぶ場面は、不器用ながらも頑張る犯人が可愛らしくさえ思えてくるのです。それでいて、自分の過去を悔いており、新しい人生を求めてこの犯行を起こしていることもわかります。
人質たちも、彼の人柄に触れることで次第に心を開き、警察よりも犯人を信頼するという構図が出来上がります。人質解放の場面で、犯人の周りを人質が取り囲み、犯人を庇うようにしながら出てきたところが象徴的だと感じました。外から見ているだけでは信じられませんが、彼らの側からしてみれば、当たり前のこと。そして映画の観客たちも、そうしたくなる人質の気持ちが、わかってしまうのです。

ヤマノススメ / Encouragement of Climb
8

山好きにおすすめ

主人公あおいが登山好きな友人たちに囲まれ登山の魅力にハマっていく物語です。
第1期は5分と短く物足りない感じもしましたが、セカンドシーズンでは30分(15分×2本)に拡大されたので見応えがあります。
舞台は飯能です。
地理的に西武池袋線の東飯能駅が主人公あおいや友人の楓、ここな、ひなたなどが住んでいる街です。
この駅を出て西武秩父駅へ向かって行くと隣の高麗駅あたりから両側は山に囲まれます。
郊外から里山、そして近隣山々が主な舞台となり、ゆったりとしたのどかな背景につつまれています。
また背景の描写も現地の物をかなり忠実に描いていますので、訪れた経験のある人は思い出も重なり特に引き込まれると思います。
セカンドシーズンでは念願の富士山にもトライします。
今までにない高所での登山は主人公あおいには試練となり襲いかかります。
テーマ曲は「夏色プレゼント」や「毎日コハルビヨリ」「Tinkling Smile」「スタッカート・デイズ」などどれも可愛らしい曲で、オープニングやエンディングを引き立てます。
登場人物同士たまにはいさかいもありますが、みな素直で優しく見ていると心が洗われます。
山好きの方にはもちろん、そうでない方にも是非楽しんでいただきたいアニメです。

ウマ娘 プリティーダービー
7

ウマ娘 プリティーダービー

ウマ娘は、実在した競走馬を美少女にした人気のあるアニメです。
アニメも2期まで放送されており(現在は放送終了)、魅力的なストーリーとキャラクターが出てきます。
競馬に興味がなかった私もこのアニメがきっかけで競馬の番組を見たりするようになり、好みの競走馬を見つけました。
パッと見は、トレーナーと美少女達の青春(?)陸上競技アニメに見えますが、実際に視聴すると印象は変わりました。
実在した競走馬をモデルにしてるだけに、バックストーリーはしっかりしてる方かと思います。
ウマ娘達は、擬人化され、美少女の姿で“人間”そのものの外見で、会話も出来ますが、何といっても耳と尻尾が付いていてこの耳と尻尾で喜怒哀楽を表現したりしてる姿は“かわいい”です。個性豊かでどの娘も魅力的でストーリーに引き込まれます。怪我をして悩んだり、一位を獲ろうと努力したりしています。
また、実際の競馬にはありませんが、アニメの演出として優勝した時にセンターで歌って踊るライブシーンがあり、必見です。“推し”がステージで輝いてる姿は感動します。
今はアプリでゲームなどもリリースされて知名度もあるウマ娘は、今まで競馬に興味なかった人から競馬業界にまで良くも悪くも大きく影響したことだと思います。

アニメは動画視聴サイトで一気に見ることも出来ますし、挿入歌も良い曲が多いので“おうち時間”に退屈している方にはオススメです。

BUMP OF CHICKEN / バンプ・オブ・チキン
10

輝き続ける4人組アーティスト

2000年にメジャーデビューを果たし、今なお輝きを増しているバンドBUMP OF CHICKEN。結成は1996年。4人は幼稚園からの幼馴染で、昔から4人はべったりくっついて過ごしていたとのこと。一言で言ってしまえばこのバンドは異常に仲がいい!いまだに4人でクリスマスと年越しを毎年のように過ごしているとか。鮮烈なデビューを飾った後、2ndシングルの「天体観測」が大ヒット!押しも押されもせぬバンドとなりました。しかし、Gt.&Vo.藤原基央は当時このことに不満と不安を覚えました。そんな葛藤の中で作った曲が「ベル」で、「僕のことなんか明日は忘れるくせに。そのひとことが温かかった。僕のことなんか知らないくせに」という歌詞が印象的です。
自分の本音をえぐってくる歌詞と、温かいメロディー、そしていつでも味方でいるよ、どんな君でも好きだよといってくれる曲がBUMP OF CHICKENにはあふれています。
リズム隊Ba.直井由文、Dr.升秀夫、メロディーラインを担当するGt.増川弘明、とGt.&Vo.藤原基央の歌詞が見事に重なり合い、相乗効果を生み出し、きっとあなたの心になにかを残してくれるでしょう。ぜひ一度聞いてみてください。