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kumachen6のレビュー・評価・感想

Tetris Effect / テトリス エフェクト
10

テトリスエフェクトというまったく新しいテトリス!

おすすめしたいのは、2018年にPS4用ソフトとして発売された『テトリス エフェクト』です。PC、Switch、XBOX版が出るほどの大人気作品です。

『テトリス エフェクト』は、『Rez』や『ルミネス』などのソフトを担当した、水口哲也さんの作品なのです。水口哲也さんの作品といったら、ゲームと音楽が融合したゲームが印象的です。
この『テトリス エフェクト』も今までのテトリスを継承しつつも、まったく新しいテトリスです。誰でもが知るテトリスを遊んでいるはずなのに、今まで体感したことのない感覚が味わえます。

基本的なルールは、テトリスミノと呼ばれる、色々な形のブロックを動かし積み上げながら消していく普通のテトリスと変わりません。しかし、このゲームには深海や空、花火などをテーマにした豊富なステージがあります。
ステージによって、ルールや操作が変わることはないです。しかしそれぞれのステージでテーマに合わせた専用の背景、BGM、SE(効果音)が用意されていて、従来のテトリスの楽しさにプラスして、視覚と聴覚でも楽しめるんです。

それだけだと「派手で陽キャが遊ぶようなテトリスでしょ?」と感じるかもしれませんが、そんなことはありません!この作品はゲームと音楽がフュージョンした新感覚のテトリスになっています。

アダムス・ファミリー2 / Addams Family Values
7

アダムス・ファミリーよ永遠に

1993年公開の続編。
スタッフ、キャストはほぼ続投。
ハマり役たちの怪演はますます絶好調!
やっぱり、続編はそうでなきゃ!
でも、新キャストも続編の魅力の一つ。

前作のラストでモーティシアが仄めかしていた通り、この奇妙で愉快なオバケ家族に新たな一員が誕生。
可愛い可愛いベイビー、ピューバート。
溺愛されるが、その存在を喜んでいないのがウェンズデーとパグズリーの姉弟だった。
新しい子供が誕生したら捨てられるというヘンな迷信を信じる2人は、あらゆる手を使ってピューバートを殺そうとするが、さすがアダムス家の子供。
自然体で難なく回避する。

心配した両親は乳母を雇う事に。
幾人にも断られるも、やっと採用者が。
若く、魅力的な女性、デビー。
そんな彼女に心を奪われた人物がいた。
それは、フェスターだった。
大人たちは彼女に絶対の信頼を寄せているようだけど、勘の鋭いウェンズデーは怪しむ。
そう、デビーは巷を震え上がらせている、資産家の男と結婚しては殺す、“黒クモ女”の異名を持つ連続殺人犯だった…!

デビー役、ジョーン・キューザックが続投キャストらに負けず劣らずの怪演。
前作はオバケ家族vs財産狙いの高利貸し夫人&悪徳弁護士だったが、今回はvs女殺人鬼。
オバケより人間の方が遥かに貪欲で恐ろしいという皮肉でもある。

前作も面白かったけど、本作の方が好きかも。
急ぎ足だったけど見てよかった。

フィフス・エレメント / The Fifth Element
7

精巧に作られたSFエンターテイメント大作

リュック・ベッソン監督が長年温めてきたアイデアを映画にした作品です。細部までこだわった未来都市のデザインや、ジャン=ポール・ゴルチエが手がけた衣装など、斬新でクールな映像に引き込まれます。そのエッジの効いたスタイリッシュな世界観には、90年代のカルチャーが色濃く現れています。

特に衝撃的なのは主演のミラ・ジョボビッチ演じる、リールーの美しさ。至高の存在として現れた彼女はまさにパーフェクトな佇まいでした。燃えるようなオレンジ色の髪に、体のラインにぴったりとした衣装が、モデル出身の抜群のプロポーションを際立たせ、観る者を圧倒します。そして頭脳や身体能力が人間よりも遥かに高いという高度な生命体でありながら、悲しみや孤独を感じ、愛を求めるという脆さも持ち合わせており、このキャラクターを魅力的なものにしています。また、ミラ・ジョボビッチとベッソン監督がプライベートで恋愛関係にあったことも話題となりました。

リールーのキャラクターだけではなく、他の登場人物も濃いキャラクターが揃っています。ブルース・ウィリス演じる元軍人のタクシー運転手、ゲイリー・オールドマン演じる個性的な悪役、クリス・タッカー演じる超騒がしいラジオパーソナリティーなどなど、まるでコミックの登場人物のようなキャラクターばかりで楽しめます。ストーリーにはそれほど深みがあるわけではありませんが、愛をテーマにした美しい作品です。

メン・イン・ブラック:インターナショナル / MIB4
7

ウィル・スミス、トミー・リー・ジョーンズの名コンビほどではないが◎

公開初日に観にいきました。お客さんも多く、さすがあの「メン・イン・ブラック」シリーズだけあるなと思いました。今までの「メン・イン・ブラック」はウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズによる痛快SFコメディといった感じでしたが、今回はエージェントMとしてテッサ・トンプソンという女優が登場します。もう一人のパートナーはクリス・ヘムズワーズ演じるエージェントHです。この男女コンビがどんな掛け合いをするのか、果たして前回までの名コンビを越えられるのかということが気になっていました。結果としては、今までの3作を越えることはありませんでした、ですがSFコメディとしてやはり安定しているなといった感想です。やはり「メン・イン・ブラック」という面白さが約束された土台があるからだと思います。ストーリーは、ロンドンのMIB支部にスパイがいるかもしれないという疑いに始まり、実はそのスパイはロンドンMBI支部のトップだったというそこまで変化球ではない内容です。しかしそのなかにも宇宙人達との軽快なジョークがちりばめられており、小気味よく物語は進んでいきます。終わり方からするとエージェントMとエージェントHのコンビはこれっきりかもしれませんが、またあの2人の活躍をみたいと思える作品です。