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konkotsu02のレビュー・評価・感想

ハイキュー!! / Haikyu!!
10

入り込んでしまう熱いバレーボール漫画

ハイキューは高校バレーボールを舞台にした作品であり、主人公の日向翔陽が通う烏野高校をメインに物語は展開されていく。日向は人数の足りない弱小中学出身であり、身体能力はあるが体格に恵まれず技術もつたない、しかしバレーが大好きであり負けず嫌い、そして人一倍努力するそんな主人公。そんな彼は幼い頃にテレビでみた烏野の「小さな巨人」と呼ばれる選手に憧れ、自分の目標とし、烏野に進学する。そこで同年代の天才セッター影山飛雄に出会い才能を発揮し大活躍をしていく。また、他の漫画と異なり、ありきたりな物語の展開ではなく、青春を感じることができる。また、読んでいる自分までも熱くなってしまう読みごたえのある漫画だ。
個性豊かなキャラがたくさん登場し、メインの烏野だけでなくライバル校やキャラ一人一人に物語があり、感情移入してしまうこと間違いなし!この漫画では名言も多く出てきてとても心に響くものばかり!自分のお気に入りは影山が日向に言った「俺がいればお前は最強だ」であり、ほかにもたくさんありここでは紹介しきれないのだ。
全45巻で完結しているのでコロナ禍の自粛で気持ちが下がっている人、時間がある方はぜひこの機会に読んで、自分のお気に入りの名言、そしてあなただけの推しを見つけよう!

NARUTO -ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム4
9

NARUTO好きにオススメ

ナルティメットストーム4は、岸本斉史原作のNARUTOを題材にした3D格闘ゲームです。本作はNARUTO原作の第四次忍界大戦から最終回までのストーリーを追った内容となっており、まさに集大成といった内容です。ゲームシステムはシンプルながら奥深く、演出もとても派手でおすすめです。ストーリーモードはステージによって独特な戦闘スタイルやミニゲームのような要素もあり、プレイヤーを飽きさせない演出が盛りだくさんです。本作には今までにない要素として、チームバトルで操作キャラクターを切り替えられるシステム、地形による忍術の強化、戦闘によってキャラクターの装備が破損し、防御力が落ちる代わりに攻撃力が上がるシステムなどがあり、戦略性も広がりました。特に原作で装備や衣服の破損したキャラクターは、忠実にそれが再現されていて、読者にはニヤリとできる要素でもあります。シリーズ最大のキャラ数であり、近接格闘、遠距離系、傀儡使いなど、キャラクターごとの戦闘スタイルも独特です。とてもゲーム性、演出性に凝っていて悪い部分も特にはありませんが、音質が少し悪い気がします。大きい音と小さい音の差が激しく、戦闘中のキャラクターの声が聴きづらいですが、特に気にならなければ十分楽しめます。

奇跡のシンフォニー
9

音楽ドラマ映画

主人公の少年は孤児院から脱走しました。彼には不思議な音楽の才能がありました。少年の親と音楽で繋がっているという感覚、そして世界が音で溢れているという表現がとてもうまく描写出来ています。
少年は子供達が集まる屋敷に辿り着き、そこで金儲けの事ばかり考えている男性と出会います。そこでは大勢の子供達が音楽で生計を立てていました。その場所で少年は置かれてあるギターを使って音楽を鳴らします。その音楽がとてもリズミカルで素晴らしいです。演奏している人は別の人かもしれませんが、少年の表情などがとても楽しく映されているので、不思議とこちらの気分も盛り上がってきます。
それから少年は音楽の修行をするのですが、途中で屋敷から出てしまい一人さまよっている所で出会いがあり、音楽の大学に入る事になりました。
少年の音楽に対する愛情や音楽と両親の繋がりを見つけようとする発言は、親に捨てられてもなお両親を信じる健気さを感じました。
父親はロックバンドの人で母親は音楽教師でした。2人は導かれるようにして主人公の少年のオーケストラを見にやってきます。少年が振り返る瞬間で物語は終わりになります。

この作品は、少年と父親と母親のヒューマンドラマとしてとてもリアルに描かれていると思います。
父親は子供がいることを知らず、母親は子供を流産したとばかり思っていますが、親を思う少年の気持ちは素晴らしいです。

沢山のすれ違いがあり、最終的に少年が振り返る事でまとまったのだと思います。
やはり一番の最高なポイントは音楽のシーンだと思います。

ファイアーエムブレムif / Fire Emblem Fates
9

ファイアーエムブレムifの楽しみ方について

この作品は戦場となるステージで複数のユニット(キャラクター)を使って複数の敵と戦うゲームです。ステージにはターンがあり、主人公と味方で構成される自軍が動く自軍フェイズと敵軍が動く敵軍フェイズがあります。自軍フェイズでユニットをステージ上に引かれたマスの上を移動させ、攻撃、回復、持ち物(アイテム使用)などのコマンドを選びユニットを行動させます。敵軍フェイズではコンピューターが敵ユニットを動かします。これを繰り返して自軍を勝利へ導きます。戦略で進むゲームなので、じっくりと考えながら遊びたい人におすすめです。
ファイアーエムブレムシリーズでは、ステージ上で一度敗北したユニットは次のステージ以降二度と使えないというシステムが伝統でしたが、この作品ではモード選択によってそのユニットを復活させることができます。敗北したユニットが次のステージで復活するカジュアルモード、ステージ内で次の自軍フェイズで復活するフェニックスモードという初心者に優しい機能があります。勿論、伝統のクラッシックモードもあるので上級者の方も楽しむことができます。
この作品では主人公の名前、誕生日、性別を決め、顔立ち、髪型、髪色、声をいくつかの選択肢から選ぶことができ、自分好みの分身が作れます。
ゲーム内には個性豊かなユニットが沢山いて、好みや使いやすさ、戦略などに合わせてユニットを選び、思いのままに軍を構成することができます。ユニットの職業も多種多様で、剣士から魔導士、僧侶から弓兵になるというように職業変更もでき、変更していくことでコスチュームも使える武器も変わるのでまた違った楽しみ方ができます。
さらに二人のユニットを隣接させるかペアを組ませて攻撃する、または回復コマンドを使えるユニットが他のユニットの体力を回復させることによって相性を上げることができます。それによってユニット同士が会話している所を観ることができます。最終的には親友になったり、結婚させたりすることができます。結婚させるとその子供となるユニットが登場し、ステージ上で使えるようになります。
以上のような豊富な機能が備わっているので、一度クリアした後も主人公の性別や容姿、戦略、使用ユニット、ユニット同士の結婚の組み合わせを変えることでまた違ったパターンを作り、何周でも楽しめるゲームです。

スピッツ / Spitz
9

想像力を掻き立てる歌詞と癖になるメロディーの見事な融合

1990年代に「ロビンソン」「空も飛べるはず」「チェリー」等のシングルが大ヒットし有名になった4人組バンド。ボーカル草野マサムネの歌声は優しさと切なさに溢れており、癖になるメロディーも相まって非常に聞き心地が良い。しかしこのバンドの曲の真骨頂は歌詞にあり、名曲「ロビンソン」のように聞き手の想像力次第でどんな解釈もできてしまうような幅広い世界観や絶妙な抽象性に富んでいる。特にオススメしたい曲を2曲紹介する。「田舎の生活」(アルバム「オーロラになれなかった人のために」収録)は一聴、タイトル通りに田舎の風景や生活様式が具体的な単語で羅列されており、穏やかな田舎の生活を表現しているようにも思えるが、「必ず届くと信じていた幻」「終わることのない輪廻の上」「ネガの街」「あの日のたわごと銀の箱につめて」等、随所に不穏で意味深な表現が登場し、「君にさよなら言わなきゃ」という表現が、単なるその場の別れではなくもっと深刻なもの(死別?)を連想させ、奥深さを感じさせる。「恋は夕暮れ」(アルバム「空の飛び方」収録)は、恋を様々なものに例えた歌詞が印象的。「恋は届かない悲しきテレパシー」「恋は待ちきれず咲き急ぐ桜」「恋は迷わずに飲む不幸の薬」「恋はささやかな悪魔への祈り」等、秀逸で共感できる表現を聴くうちに自身の初恋を思い出し、心を一時的に若返らせる素晴らしい一曲。

DEATH STRANDING / デス・ストランディング
9

デス・ストランディングそれは新感覚のゲーム体験

メタルギアソリッドを手掛けた小島秀夫監督が、コナミから独立してソニーと共同で作ったデスストランディングをおススメしたいです。
分断されてしまったアメリカ大陸を繋ぎなおすために、主人公サム・ブリッジズがアメリカ全土を渡っていくゲームです。
サムは拠点で任務を受けて、指示された荷物を届け先に運んだり、指示されたスポットで素材や落とし物を回収し届け先に運びます。新たな拠点に荷物を運びこむと、本来の目的である大陸を繋げ直してゆけます。
大陸を繋げ直すとオンラインに同期されて、他のプレイヤーが設置した看板がマップに表示されたり、梯子が掛けられていたりします。しかも、SNSのようなイイね機能があり、イイねしたり、されたりできます。
驚いたのは自分が途中まで素材を投入していた道路が、他のプレイヤーが素材を投入してくれていたことによって道路が完成していたことです。あともう少しで完成できる!と思っていたところに他のプレイヤーの支援があると、何かしらどこかで繋がっているな、と孤独を感じさせないゲームになっていたのが良かったです。
それからは、自分が何かを建設するときにも、他のプレイヤーに役立てられたらいいなと考えながら建設してました。実際に建設してしばらく経ってからイイねが入ってたりするので、貢献できて良かったとか思うわけです。
今まであまりやったことのないような感覚が体験できるゲームだと思います。