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go-1081306024071933049564のレビュー・評価・感想

2001年宇宙の旅
9

現在までにおけるSF映画の原点ともいえる作品

公開された1968年において、現在のSF映画に用いられているCGやVFXなどが無い時代に、あれだけの宇宙空間模様を作りあげた作品に尊敬と感動と畏怖の念を覚えずにはいられないだろう。
今現在(2021年)において人類は月にしか到達しておらず、またAI(人工知能)も映画の中で語られるものには到底追いつけていないのだが、近い将来において、いや現在のテクノロジーであれば、この映画で用いられている宇宙空間移動も可能と思われる。
ただ、その必要性が無いだけであって、この映画の様な事象が生じたならば…。
この作品において後半はファンタジー要素が多く、作品への評価が分かれるところでもあるのだが、あの時代のSF映画としてはこれだけの映像美とそれを可能にした技術には納得せざる負えないものがある。
オープニングや作中に流れるテーマソングは誰もが知るところだろう。
あの時代はシンセサイザーが普及していたにも関わらず、作中の音楽はクラシックオーケストラを用い、壮大なスケール感を映像に持たせている。
現在のSF映画にもその流れは受け継がれ、かのスターウォーズなども劇中の音楽はクラッシックオーケストラである。
この後、続編として「2010年宇宙の旅」が作られるのだが、何においてもこの作品はSFの原点ではないだろうか。

DARK SOULS / ダークソウル
9

「人間性」とは何か?を考えさせられるRPG

DARK SOULSシリーズは日本のゲーム制作会社「フロム・ソフトウェア」が開発したアクションRPG(ターン制などではなく、リアルタイムで操作キャラを動かし、戦闘する)ゲームです。フロム・ソフトウェアは全体的にゲーマー向けの高難易度なゲーム作りをすることで有名なのですが、DARK SOULSシリーズはその特徴が特に色濃く反映されており、プレイヤーの間では「死にゲー」と呼ばれています。そのため普段からあまりゲーム慣れしていないようなライトユーザーの方が、このシリーズをプレイするとあまりの難易度に投げ出してしまうことが多いため、カジュアルにゲームを楽しみたい方にはあまりお勧めできません。
しかし個人的にはこのシリーズのことは非常に気に入っており、ゲーマーの方になら自信を持ってお勧めできます。というのもこのシリーズ、難易度は高いですが理不尽な難しさというわけではなく、自分の頭で考えながらトライ&エラーを繰り返すことができる人であれば最低限クリアはできるようになっているからです。
それに加え、フロムソフトウェア独特の作りこまれた世界観も素晴らしく、ストーリーとは直接関係のないところでも世界観を構築する要素がちりばめられており、それが空想を膨らませる余地を与えてくれています。こういった要素は小説好きな人や、考察好きな人にはとても面白く感じられることと思います。
巷では冒頭でも挙げた「死にゲー」の呼び声が高いため、購入を躊躇している方もいることかと思いますが、ゲームに情熱と時間をかけられる人には是非プレイしてみてほしいです。

ドリフターズ / Drifters
9

歴史の人物に関して改めて興味を持つにはいい作品です

この作品は基本的に、日本史や世界史に関係なく歴史上の有名な人物たちが異世界にてバトルを繰り広げるという漫画が原作のアニメ版です。このアニメを見て感じたこととしては、作品自体すごく面白いのと改めて歴史の人物に関して勉強をしてみたいと思わせるほどのキャラ設定がきちんと作りこまれているという点です。例えば、この作品には織田信長が登場してくるのですがあえて前世での反省を生かしたうえで、主人公の参謀として立ち回ります。しかし、その参謀としての動きや考えなどはやはり前世のカリスマ的リーダーシップや戦略家という面を垣間見ることができます。私自身も、実際にこの作品を見てこの作品に出てきた歴史人物について改めて勉強をしてみたので、歴史好きな方や受験生の方にオススメです。
また、作品のストーリー性に関しても異世界物のよくある展開も含まれてはいますが、主人公たちが実際に一国の小さな領土から反旗を翻し最終的に1つの大国をクーデターという形でまとめ上げるという流れまできちんと作りこまれていて、次の展開が気になるように作られている点がとてもいいです。また、作品自体も全体を通してシリアスな雰囲気だけではなくギャグパートもきちんと織り交ぜられているので、楽しんでみることもできます。