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awakoのレビュー・評価・感想

わたしの幸せな結婚
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唯一無二のラブストーリーを見るなら!おすすめしたい実写映画

小説、コミックともに刊行開始から大人気作品となった「わたしの幸せな結婚」。今回は実写映画版について紹介していきます。
美しいが冷酷無慈悲なエリート軍人の久堂清霞を演じたのは、SnowManのメンバーとしても、俳優としても大活躍中の目黒蓮さん。家族から愛されずに育った斎森美世を演じたのは、様々なドラマや映画で大活躍中の女優今田美世さん。そして監督を務められたのは、数々の名作ドラマを手掛けてきた、あの塚原あゆ子監督。超超超豪華な映画なんです。

この映画の見どころは、物語はもちろんのこと、映像美や衣装などへのこだわりだと思います。
舞台が、明治・大正時代を彷彿させる雰囲気を持ちつつ、「異形」と呼ばれるものが存在するファンタジーな世界です。(異形が何か気になる方、原作または映画をご覧ください)
ファンタジーの世界って実写化がとても難しいと思うのですが、原作の世界観を維持するために様々な工夫が凝らされています。CGの綺麗さ、また様々な歴史的建造物での撮影によって生み出された美しさは圧巻です。
また、女性陣が着用している着物にも様々な工夫が凝らされています。物語が進むとわかるのですが、清霞と美世の心情の変化がこの物語の軸となっているようにも思えます。特に美世の着物に注目すると、久堂家に嫁ぐ前の着物、清霞が美世に見立てた着物、など衣装だけでも美世が置かれている状況がわかるようになっています。たくさんの着物が登場するので、自分のお気に入りを探すのも楽しいです。ちなみに私は、最後のレースの着物が大好きです。
「わたしの幸せな結婚」の魅力は、少しでも伝わったでしょうか。映画の公開は終了していますが、DVDが発売されているので、そちらもぜひご覧ください。

すずめの戸締まり / Suzume
10

映画『すずめの戸締まり』とは

2022年11月11日に劇場公開された、新海誠監督のアニメ映画『すずめの戸締まり』。

主人公の鈴芽は、九州の港町で叔母と暮らす17歳の少女。ある日、「扉を探している」と言う謎の青年を追って、山中の廃墟へたどり着く。しかし、そこにあったのは、ぽつんと佇む古ぼけた扉だった。
なにかに引き寄せられるように、鈴芽は扉に手を伸ばす。その扉は「後ろ戸」と呼ばれており、「常世」に通じる扉だった。

日本各地を回り、人との関わりはもちろん、主人公が後ろ戸から出てくる「ミミズ」を止めるシーンは見所満載!
コミカルなシーンもあるが、クライマックスに向けて急展開が用意されており、没入感がとても高い。
命の大切さを感じることのできる作品である。

日本神話を元に、東日本大震災を忘れないために描かれた作品である。第73回ベルリン国際映画祭にて無冠ではあったものの、日本アニメ映画としてはスタジオジブリの『千と千尋の神隠し』以来21年ぶりの選出で、海外からも高く評価されていることがわかる。

作品の楽曲は、『君の名は。』『天気の子』と同じくRADWIMPSである。新海誠監督作品ではおなじみの、圧倒的な作画と楽曲の美しさをぜひ体感してほしい。