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go-1028336417457957760160のレビュー・評価・感想

フランケンシュタイン(1931年の映画) / Frankenstein(1931 film)
8

人造人間モノの怪奇映画に金字塔を打ち立てた『フランケンシュタイン』

『フランケンシュタイン』は1931年に公開された米国のプレコード時代のSF映画で、監督はジェイムズ・ホエール、製作はカール・レムリ・Jrで、ペギー・ウェブリングの1927年の舞台から採録されました。
ウェブリングの舞台はメリー・シェリーの1818年に発表した小説『フランケンシュタイン』を原作としています。
ウェブリングのお芝居に目を付けたのはジョン・L・ボールドストンで、脚本を書いたのはフランシス・エドワード・ファラゴーとギャレット・フォート、クレジットされていない執筆者にロバート・フローリーとジョン・ラッセルがいます。
本作ではコリン・クライブがヘンリー・フランケンシュタインを演じています。
フランシュタイン博士は狂気に取り憑かれた科学者で、生きた人間に組み立てるために助手と一緒に死体を掘り起こします。
その結果生み出された生き物はフランケンシュタインの怪物として知られており、演じているのはボリス・カーロフです。
怪物のメーキャップはジャック・ピエルセが行いました。クライブとカーロフと並んで、映画にはメイ・クラーク、 ジョン・ボリス、ドワイト・フライ、エドワード・ヴァン・スローンが出演しています。
製作と配給はユニバーサルピクチャーズでした。
映画は公開と共に商業的な成功を収め、批評家の評価も観客の受けも総じて良好でした。
本作は大衆文化に大きな影響を与えており、科学者の助手は背虫だというイメージや映画で描かれたフランケンシュタインの怪物像はアイコンとなっています。

リリーのすべて
10

リリーのすべて

この作品を見終わった後、ジェンダー問題を抱える人たちが満足に生きられる世界になってほしいと願わずにはいられませんでした。作品中の時代では技術的に性転換手術が難しく、主人公のリリーは手術によって亡くなってしまいます。しかしそのことよりも、女性の格好をして歩いているからという理由で男性二人から暴行を加えられたシーンはとても心が痛みました。
また、リリーの妻も、自分が旦那として・異性として愛していた人が、もう自分を女として愛してはくれないことを受け入れなくてはならず、深く傷つくのです。しかし、自分の愛する人の幸せを願ってリリーの背中を押す彼女は、本当に強い女性だと感じました。
リリー役の俳優アイナー・ヴェイナーさんが大変美しかったです。女性のしぐさや立ち居振る舞いなど相当研究したように思いました。前半の男性のシーンはすごく男っぽいのに女性の格好になるとたちまちエレガントになり、「役者さんはすごいな」と改めて感心してしまいました。
性転換手術の技術がいかに向上したとしても、ジェンダー問題を抱える人たちは周りの人間の偏見によりなかなか自分らしく生きることが難しいです。暴力をふるったり差別をしたりすることは明らかに許されない行為ですが、ジェンダー問題を抱える人が特に自分の身近な人であればあるほど、それを受け止めることは並大抵のことではないと感じます。