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go-1016425477340124093488のレビュー・評価・感想

Rhodanthe* / ローダンセ
10

最高の声優ユニット

2013年にTVアニメ『きんいろモザイク』(以下きんモザ)のOP主題歌「Jumping!!/Your Voice」でデビューした声優ユニットです。デビュー当時のメンバーは西明日香さん、田中真奈美さん、種田梨沙さん、内山夕実さん、東山奈央さんの5人です。きんモザのメインキャラの声優も務めています。2015年にはTV2期シリーズも放送され引き続きRhodanthe*が主題歌を担当しました。同年にはアルバム「FIRST*MODE」をリリースし、オリコンウイークリー初登場11位にランクインしました。
2016年には元旦ライブを開催し話題になりました。
2019年に出したフォトブックシングル「Harmony」からサポートメンバーの諏訪彩花さんが加入し6人体制となりました。
2021年にGraduation Album「大感謝」というRhodanthe*の集大成となるアルバムを発売しました。
同年に『劇場版きんいろモザイク Thank you!!』を放映し、きんモザのアニメも終わりを迎えました。主題歌はもちろんRhodanthe*が務めました。
2022年5月8日に卒業ライブを開催しユニットとしての活動を終了しました。

あらしのよるに
10

実は時代を先取りしていた例の本…!!

きむらゆういちさんとあべ弘士さんがタッグを組み作成された「あらしのよるに」という絵本。
シリーズ物で、2005年に七作目の「まんげつのよるに」が、そしてさらに「ふぶきのあした」や派生作品が出版されました。
映画化もされ、一時期社会現象レベルに注目されたのでご存じの方が多いかもしれません。
と言っても、ずいぶん前に話題になった本なので内容を説明させて頂きますね。
嵐の夜に真っ暗なボロ屋で雨宿りをしていたヤギのメイと狼のガブは、お互いの姿が見えないまま意気投合し、「明日のお昼に合おう」という約束をします。
どんな姿をしているのか分からないから、「あらしのよるに」という合言葉も決めておきました。
気持ちよく晴れた空の下、お互いの姿を確認したメイとガブはびっくり!
メイから見れば天敵のオオカミが、ガブから見ればごちそうのヤギが、昨夜小屋の中で喋った気の合う誰かと決めた合言葉をちゃんと知っているのだから驚きますよね。
それでもガブとメイは仲良くなり、種を越えて友情を育むのです…。
ここで終わればとっても平和な物語ですが、そうは問屋が卸さない。
そして、ここからがすごく大事な内容です。メイとガブは種が違うので、所属しているコミュニティも違うわけです。
メイはヤギの群れの中で狼に怯えながら生活していて、ガブは狼の群れの中でヤギを最高のごちそうだと思いながら生活じていたわけです。
そうすると、メイが属する「ヤギコミュニティ」はメイがやっている事を自殺行為だとみなしますし、ガブが属する「狼コミュニティ」は「俺たちにもそのヤギを食わせろ」という風に考えます。
個々としてはお互いの事を認めて、尊重できるのに、所属しているコミュニティという大きなくくりになると、途端に見方が変わってしまうというのはよくある話で、この絵本はそれをとても分かりやすく表現してくれています。
もう一つ、特筆すべき点はメイの性別です。
実は、作中メイが自身の性別を明らかにする描写はほとんど出てきません(最初の方に少しだけありますが)。
一作目「あらしのよるに」では「オス」という設定だったのですが、自作からは「読者の想像に委ねる」という形になったようです。
つまり、この物語はメイとガブの男女のあるいは男同士の友情物語でも構わないし、男女あるいは男同士の恋愛でも構わないのです。
もちろん無性でも構わないでしょう。そうなると、ガブもボーイッシュな女の子かもしれませんね。
私たちの懐に決して土足で踏み込んでは来ませんが、こうした繊細な部分に「私たちの受け取り方」で寄り添ってくれる、とても優しい物語なのです。
ガブとメイが最後はどんな決断をくだしたのか。それはここではお伝えしませんが、とても素敵な結末です。
「ポリコレ、多様性というワードに疲れてしまったけれど、そういったことについて考えてみたい…!」という方にお勧めです。
決して押し付けがましくない、優しい物語なのです。
講談社さんから、「まんげつのよるに」までを収録している完全版が出ているので、そちらをぜひ読んでみてください!!

プリデスティネーション
10

1回じゃ見たりない映画

この映画は2014年に公開されたタイムパラドックス系のオーストラリアの映画です。日本では2015年に公開されました。映画全体を通してシリアスな雰囲気で、コミカルな要素はありません。また、この作品を実際に見れば分かるのですが、「主人公はだれか」と聞かれたときに答え方に困ってしまうような内容になっています。物語の冒頭では工場のシーンから始まります。ここでは短い銃撃戦や爆発など、まだ何が起きているか正確にはわからず最初は理解できないと思いますが、タイムパラドックス系の映画ということでこのシーンものちにとても大事なシーンとしてしっかりと理解できます。この冒頭のシーンのみではなく、いくつかのシーンにおいて謎が出てきます。自分はタイムパラドックス系のSF映画を見るのはプリデスティネーションが初めてでした。しかし、すべて納得できるようにつながったストーリーが展開されていき、タイムパラドックス特有とはいえ初心者でも鳥肌ものの内容でした。すべてがきれいに繋がるので、すべて分かった上でももう一度見たいと思えます。本作は上映時間が97分と、映画としてはあまり長くないですが、実際に見てみると面白くてそれ以上に短く感じてしまいました。しかし、満足度はかなり高く、変に長くて微妙な映画を見るよりかはるかに良い映画を見つけることができました。

天気の子
8

感動しました

「天気の子」を公開されてからしばらく経った頃に見にいきました。

舞台は東京です。
主人公のほだかが家出をし、東京でアルバイトを探すことから物語は始まります。
船で出会った男性のもとでアルバイトを始めますが、なかなかうまくいきません。
行き詰っている時にヒロインの陽菜と出会います。
陽菜には弟の凪がいて、これがなかなか癖のあるキャラです(笑)
陽菜には祈ると天気を晴れにすることができる能力があり、3人はその能力を利用して仕事を始めます。
しかしほだかは家出少年であるため、途中から警察に追われてしまいます。
逃げる中で3人はラブホテルに行き着きました。そこで3人での最後の夜を過ごします。
凪が寝ているころ、陽菜はほだかにあることを打ち明けます。
翌朝、陽菜はベッドからいなくなっていました。
ここから続きは映画で見ることをお勧めします!

「君の名は」と同様、美しい作画とRADWIMPSの楽曲により、一気に映画の世界へ引き込まれる感じがしました。
天気の子は雨のシーンが多いのですが、雨が水たまりに落ちる描写が特に印象的です。
また、今までに新海誠監督の作品を見たことがある方ならば、どこかに懐かしいキャラが登場するので、注意深く見てみるのも1つの楽しみかもしれません。

是非劇場へ足を運んでみて下さい。