Kazuki Koyama@fb-805457606305592

Kazuki Koyama
Kazuki Koyama
@fb-805457606305592
0 Articles
2 Reviews
0 Contributions
0 Likes
Kazuki Koyama

Kazuki Koyamaのレビュー・評価・感想

龍宮城(音楽グループ)
10

女王蜂・アヴちゃんの魂を受け継ぐ“ヤバい奴ら”が最高すぎる!今イチバン熱いオルタナティブ歌謡舞踊集団「龍宮城」

日本テレビのオーディション番組『0年0組-アヴちゃんの教室-』から誕生したボーイズグループ。
私は番組放送時から見ていましたが、正直に言うと「女王蜂のアヴちゃんプロデュースだから」見ていたに過ぎませんでした。番組に出ていた子たちも魅力的だったけど、やっぱり一番キラキラしていたのは、先生であるアヴちゃんだと思った。2023年の春ごろにデビューしたときも、アヴちゃんの曲を歌っている子達っていう感じでした。

私がドはまりしたのは、2023年9月に発表された「2 MUCH」という曲を聴いてから。彼らは恐ろしいスピードで成長していました。
透明感のある歌声、キレッキレのダンス。何より7人の個性が発揮されていて、全員主人公すぎて個別の推しが決められない!確実に「アヴちゃんの歌を歌うだけ」のグループではなくなっていました。
その後ドラマ『秘密を持った少年たち』に出演したり、音楽劇に取り組んだりと活躍の幅を広げていく彼らを見て、「このグループは絶対に大成するぞ!」という期待でいっぱいになりました。

そして2023年11月末にリリースされた楽曲「SHORYU(→↓↘+P)」も本当にカッコいい!激しいダンスなのに息ピッタリ、そしてパワーのある歌声!その圧倒的な成長スピードはまさしく「昇龍」!

ライブでもその精度が落ちることはなく、むしろライブでしか見れない熱の入ったパフォーマンスは圧巻の一言です。
2024年、きっと大躍進するオルタナティブ歌謡舞踊集団「龍宮城」。最高に“ヤバい奴ら”から、これからも目が離せない!

こちら葛飾区亀有公園前派出所 / こち亀 / KochiKame: Tokyo Beat Cops
7

『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の長期連載の必然性

『こちら葛飾区亀有公園前派出所』は、『週刊少年ジャンプ』に長期にわたって連載されていた両津勘吉が主人公の漫画です。1話で終わるタイプの漫画の内容で、1話ごとに必ずオチがあります。その中でも、オチに利用されやすいのが大原部長。両津を懲らしめるため、時にはナイトに武装し、時にはロケットランチャーを持って両津に激怒します。

両津勘吉は自堕落な中年男性で、金に汚く無精ひげを生やしています。金儲けのために、時には酒を密造し、時にはゴキブリを飼育し、破天荒な方法でこズルかしく派出所のメンバーを巻き込んでいきます。しかし、たまには、心がほろっとなる話もあり、どこか憎めなく、万人に愛されるキャラクターとなっているのです。
主人公である両津勘吉を取り巻くメンバーも個性的。昭和の代表のような大原部長をはじめ、ルッキズムで大金持ちの中川と麗子の2人、平凡中の平凡である寺井洋一、草食系若者の代表であり、バイクに乗ると凶変する本田隼人など、様々な人物が両津勘吉に関わってきます。
そして、この漫画の凄いところは、時代を先取りするところ。電気自動車の可能性や、コンピューターについて予測するかのような描写登場する作品の節目である100巻の回など、読者を飽きさせません。