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fb-101561691828758444のレビュー・評価・感想

葬送のフリーレン / Frieren: Beyond Journey's End
10

『葬送のフリーレン』の魅力とは?

魔王討伐をした勇者一行の仲間の1人である、エルフの魔法使いフリーレン。そんな彼女が作品の主役である『葬送のフリーレン』は、「漫画大賞2021」で大賞に選ばれています。記念すべきアニメの初回放送では、なんと『金曜ロードショー』で4話まで一挙放送され、これまで作品を見たことが無かった人々からも非常に大きな注目を集めました。

エルフであるフリーレンは寿命がとても長く、彼女からしたらあまりにも寿命の短い人間に対して興味を持つことはありませんでした。しかし共に旅をしてきた勇者ヒンメルの死をきっかけに、「なぜもっと知ろうとしなかったのだろう」と涙を流しながら後悔し、彼女の中で何かが変わり始めます。

1000年以上の時を生きるエルフにとって人間の寿命はあっという間であり、仲間の死もごく当たり前のものですが、そんな仲間の死と彼女がどう向き合っていくのかがこの作品の最大の見どころと言えるでしょう。
ストーリーはもちろんですがこちらの作品はキャラクターもとても魅力的で、エルフにドワーフ、魔族など人種が様々というところも見る人を引き付ける要素の1つとなっています。X(旧Twitter)ではアニメ放送開始から連日のように推しキャラクターのファンアートを投稿する人々で溢れかえりました。

作品が人気な理由はまだまだ沢山ありますが、なにより主役のフリーレンの愛らしい見た目と、淡々とした冷静な口調。そして最強の魔法使いでありながらも、ミミックという魔物にすぐに引っかかってしまうという、意外とマヌケなところが多くの人を魅了しているのでしょう。そんなフリーレンと仲間達が旅の途中でどう成長を遂げ、旅の最後をどう迎えるのか非常に気になるところです。

米津玄師 / Kenshi Yonezu / ハチ
10

時代を代表するアーティスト

米津玄師という人間。今や知らない人がいないくらいの人気のアーティストだ。
「アイネクライネ」「Lemon」「馬と鹿」「感電」など、例を挙げだしたらきりがないが、とにかく彼は有名で、彼の歌は人気だ。
では、なぜ彼はそこまで人気があるのだろうか。
彼の楽曲はドラマ主題歌やCMソングに起用されたからでもあるが、彼自身の人柄も少なからず影響していると考える。
2018年、彼は小中学生の音楽ユニット「Foorin」のプロデュースをした。
彼が作詞作曲した「パプリカ」は親しみやすいリズムと歌で子供たちの心を鷲掴みにした。
彼は相手がどんなに年下であろうと、謙虚な姿勢で接するところがいい。
子供だからといって甘やかすのではなく、同じ音楽をやっている「人間」という大きなくくりで見ている。
そんな所にも彼の音楽に対して真摯に向き合うおおらかな人柄が出ている。
実際、「Foorin」の子供たちは米津玄師のことをお師匠と呼び慕っており、仲がいい様子がうかがえる。
音楽を通じて年齢の隔たりをもなくしてしまう優しい性格だからこそ、時代を代表するようなアーティストになれたのかもしれない。
最初は彼にミステリアスな印象を持つかもしれないが、是非一度彼の音楽を聴いてみてほしい。

東京喰種トーキョーグール / Tokyo Ghoul
8

喰種という化け物になってしまった主人公の悲劇を描いた最高のダークファンタジー。

■あらすじ
喰種と呼ばれる人間を食べる化け物が存在する世界。主人公金木研の悲劇を描いた物語。
普通の大学生金木研は、本好きの青年。行きつけの喫茶店「あんていく」でリゼと名乗る女性に好意を持ち、同じ作家が好きなことから親しくなる。ある日彼女に着いて行くと、彼女は突如本性を表し…彼女は喰種であった。幸か不幸か工事現場の鉄骨が落下し、手術を受けたことで金木研は一命を取り留めるが、その手術によって彼は普通の人間ではなくなっていた。彼は半喰種となった。半分人間、半分喰種として間に立てる唯一の者として、苦悩しながらも戦っていくダークファンタジー。
■感想
元々青年マンガではあるが、拷問シーンなど多少グロテスクなシーンもある。怖いと思うかもしれないが、拷問によって闇堕ちする主人公金木研が非常に魅力的でありカッコ良い。髪の色も変われば口調も変わっており、主人公の普段のおとなしい姿とかけ離れた姿がたまらない。
善良な人間が大きく変貌し、イカれてしまうことに胸を抉られるような感情を抱くが、それもまた心地よく感じる。主人公以外にもイカれた魅力的なキャラクターが多く、ダークなアニメが好きな人におすすめできる作品。続編の東京喰種Re:では主人公の立場が化け物側から正反対の立場で描かれるというあまり見ないストーリーになっており、新鮮に観ることができる。

リア・ドウ
10

音楽セレブの家に生まれた2世ミュージシャン

オススメしたい歌手は、リア・ドウです。彼女は香港を中心に日本でも活躍している2世ミュージシャンです。母は北京生まれで香港でデビューして活躍を続けてきた歌手のフェイ・ウォン、父も中国生まれで中国でロックバンドの草分けになったバンド黒豹でまず活躍を始め、その後ソロで活躍しているドウ・ウェイです。ただし2人はリア・ドウが小さかった頃に離婚しています。フェイ・ウォンは広東語のディスクの史上第一位の売り上げ記録を持っています。
このような音楽セレブの家に生まれたリア・ドウは2016年頃にデビューしました。作詞・作曲・ギターの演奏なども行う歌手で、音楽としては打ち込み系の現代的なポップスを歌っています。ただそんな一言で片付けられないほどその曲にはヒップホップ等の音楽が詰め込まれています。現代音楽を思わせるような一筋縄ではいかない感性の発露が見られると言えます。
歌詞は今の若い女性の生活感覚を反映していて、とても共感が持てます。
さらにリア・ドウはかつて日本の連続テレビドラマにも出たお母さん同様、日本でも時々ライヴをおこなっています。またお母さんのフェイ・ウォンがかつて木村拓哉と映画で共演したこともあってか、CMで彼と共演を果たしています。
リア・ドウがどのようにスケールの大きな歌手に育っていくのか、今後がとても楽しみです。とりわけ日本での活躍にやはり期待してしまいますね。