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enunoheya4のレビュー・評価・感想

Novelbright / ノーベルブライト
10

「Novelbright」路上から這い上がってきたロックバンド。

路上ライブで話題になった、、「Novelbright」をご存じですか?
「Novelbright」は、5人組のロックバンドで2013年に結成されてSNSで一時期話題になった人たちです。

彼らの中で、特に有名な曲は『ツキミソウ』でYouTube再生回数は、5000万回を超えています。
このバンドのすごいところは、ギター、ベース、ドラムの演奏技術はもちろんの事で、特にボーカル竹中雄大さんのハイトーンボイスが印象的です。
路上ライブでも普通の人じゃ難しくて歌えない曲や女性曲を原キーで軽々と歌います。
その動画がバズって人気のきっかけになりました。
新宿で路上ライブしてた映像で『マリーゴールド』を歌ってる姿を見て感動した人はたくさんいると思います。

もう一つの魅力は、メンバー全員がとても仲がいい事だと思います。
ライブの時とか、MCをしている時に、ボーカルの竹中雄大さんを中心に世間話などをします。
完全に身内ネタですが、ファンからすればほっこりして聞いてて面白いと感じる人が多いです。

実際に会場は、笑いの渦になりますし、ファンとアーティストが一つになれるので、そう言ったファンサービスの部分が人気につながっているんですね!!

ユージュアル・サスペクツ / The Usual Suspects
10

どんでん返し映画といえばコレ!

1996年にアカデミー賞脚本賞を受賞した「ユージュアルサスペクツ」。
クライムサスペンス映画の金字塔であるこの映画はまず物語の過去と現在を振り返りながらストーリーは展開される。
マフィアの密輸船が爆破され、事件の真相と黒幕は誰なのかを解明するストーリー。
この映画の魅力の一つとして本作品の影で暗躍している黒幕の「カイザーソゼ」という存在だ。
この人物は物語の中盤からその存在の謎がメインの話になってくる。
作中では、何者なのか?、正体不明、誰も姿を見たことがない、といった本当にいるのかわからない影の存在として描かれている。
物語が進むにつれ、「カイザーソゼ」の正体が少しずつ明らかになっていくのだが、ハンガリーでマフィアに自宅を襲われた時、自分の家族ごとを見殺しにするといった証言のシーンがある。このシーンで視聴者はその恐ろしさに気付かされるだろう。
また、作中に登場する様々な人間が、恐れ、慄いている存在に視聴者は「カイザーソゼ」の魅力にハマる。
さらに、この映は多くの伏線があり、映画を観た後もう一度見たくなるように数多くの伏線要素が含まれているのも、魅力の一つと言える。
特にラスト「カイザーソゼ」の正体が明らかになるシーンでは全てが繋がっている事に視聴者は気付かされるのだ。
一度ハマると抜け出せない要素がある映画なのでぜひ、観て欲しい作品だ。

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム / Spider-Man: No Way Home
10

スパイダーマンの集大成の映画!

この映画は感動と悲しみという二つの言葉がよくあてはまる映画でした。特に感動した場面は、アンドリュー版ピーターがトムホ版ピーターの彼女、MJを助けたシーンです。アンドリュー版ピーターは、映画「アメイジングスパイダーマン2」にて、彼の最愛の彼女、グウェンが高いところから落とされるところをあと一歩のところで救えませんでした。そのアンドリュー版ピーターが今作でMJが高いところから落ちるのを救いました。彼はMJを助けた後、涙ぐんでいました。きっとグウェンとMJが重なって感極まってしまったのでしょう。ここは涙なしには見られませんでした。
悲しみの場面は、メイおばさんが命を落としてしまうシーンです。自分の不注意でほかのユニバースからきた敵を呼び寄せてしまったトムホ版ピーター。それがきっかけでトムホ版ピーター最愛のメイおばさんが被害に遭ってしまいました。最終的にメイおばさんを殺した敵を殺そうとするのですが、トビー版ピーターに止められてしまいます。トビー版ピーターは、映画「スパイダーマン」で復讐はさらなる悲劇を生むことを理解していたのです。まさに「大いなる力には大いなる責任が伴う」という言葉そのものだと思います。
さらに、トムホ版ピーターはほかのユニバースから続々来る敵を見て、みんなの記憶から自分を消してほしいとストレンジに頼みました。それはすなわち彼の彼女のMJや親友のネッドの記憶からも消えてしまうということを意味します。自分を犠牲にして人を助けるというヒーローの宿命が残酷すぎる結末を生んでしまったのです。映画「アベンジャーズ:エンドゲーム」を超える作品はもう出ないだろうと思っていた私ですが、この映画はそれと同等、もしくはそれ以上の感動を私に与えました。きっと見る人すべてを感動と悲しみで包み込む映画でしょう。ぜひ見てみてください!

ワールドサッカー ウイニングイレブン 2008 / ウイイレ 2008
10

フィジカルこそ全て

11年前、世が家庭用ゲームのハードがPS3の頃、我らがウイニングイレブンシリーズも満を持してPS3に参戦した。
その内容に全プレーヤーが度肝を抜かれた。なんとゲーム内容はとにかくフィジカルが命、ボディバランスがない奴などプロではない。
イブラヒモビッチ、アドリアーノになぎ倒されていく数多のディフェンダー達、弾丸のサイドチェンジ、試合展開・戦術無視でひたすらボール保持者にひたすらプレスをかける相手チーム、3トップこそ至高、ファーストポジションで勝利はいただいたようなものなど、ひたすら笑えます。
サッカーではないです。アメフトやラグビーに近いです。ボディバランスさえあれば、どんなプレイヤーでも止めれます。そんなゲームです。
象徴的な出来事としてメッシがオーストラリア代表のピューチャンプに止められます。はっきり言って無名のディフェンダーです。しかしオーストラリアはラグビーの国、従ってボディバランスだけはあるのです。逆にメッシはボディバランスはそこまでない。ドリブルや敏捷性は凄くあるのにw。なので止められてしまうんですねーw。
とにかくサッカーを名乗っていながらボールを蹴ることに真っ向から反対するお笑いゲーム、ウイニングイレブン2008。お勧めします。

ダンジョン飯 / Delicious in Dungeon
10

ファンタジー×グルメ漫画

ダンジョン下層部へ主人公の妹を急ぎ救出しに向かわなければならないが、探索のための食材を準備する資金はないためにダンジョン内のモンスターを食しながら進んでいくという異色のグルメ漫画。
それだけ聞くとゲテモノ系かと思うが、うまく現実にも置き換えられるような設定に持っていく作者のアイディアに脱帽する。
主人公のパーティーがぽやぽやしているが、かなりガッツリ作り込んだ世界観の中で展開されているファンタジー×グルメ漫画。
話が進むごとに内容の重みは増して行くが、絶妙な空気感やギャグで楽しく読み進めて行くことができる。
絵も巧いので見ていて惚れ惚れするような絵作りに引き込まれる。
登場人物それぞれの人物像が相当作り込まれているので、それぞれの倫理観や価値観の違いにハッとさせられる。
また、そこがユーモラスに描かれているので、何度でも読み飽きることがなくいろいろな発見があって面白い。
作者の短編集も読んだが、ご都合主義のファンタジーではなく、その世界の中で生きている人々を描くのが本当に巧いと思う。
複雑に組み込まれた伏線もどのように回収されて行くのかが楽しみで、早く読みたい気持ちとまだまだ話が続いて欲しい気持ちが合わさって複雑です。