ユージュアル・サスペクツ / The Usual Suspects

ユージュアル・サスペクツ / The Usual Suspects

『ユージュアル・サスペクツ』とは1995年にアメリカで製作されたサスペンス映画。
巧妙に練られた脚本と、思ってもみないどんでん返しのエンディングが大きな話題となり大ヒットとなる。
カルフォルニア州サンペドロで麻薬密輸船の爆破事件が起こる。謎に包まれたこの事件を、生存者である手足が不自由な男、ヴァーバルが捜査官に語って聞かせる。その事件には闇社会では伝説となっている人物、カイザー・ソゼが深く関わっていた。謎の人物カイザー・ソゼの正体を暴くうちに、事件の全貌が徐々に明らかになっていく。

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ユージュアル・サスペクツ / The Usual Suspects
10

どんでん返し映画といえばコレ!

1996年にアカデミー賞脚本賞を受賞した「ユージュアルサスペクツ」。
クライムサスペンス映画の金字塔であるこの映画はまず物語の過去と現在を振り返りながらストーリーは展開される。
マフィアの密輸船が爆破され、事件の真相と黒幕は誰なのかを解明するストーリー。
この映画の魅力の一つとして本作品の影で暗躍している黒幕の「カイザーソゼ」という存在だ。
この人物は物語の中盤からその存在の謎がメインの話になってくる。
作中では、何者なのか?、正体不明、誰も姿を見たことがない、といった本当にいるのかわからない影の存在として描かれている。
物語が進むにつれ、「カイザーソゼ」の正体が少しずつ明らかになっていくのだが、ハンガリーでマフィアに自宅を襲われた時、自分の家族ごとを見殺しにするといった証言のシーンがある。このシーンで視聴者はその恐ろしさに気付かされるだろう。
また、作中に登場する様々な人間が、恐れ、慄いている存在に視聴者は「カイザーソゼ」の魅力にハマる。
さらに、この映は多くの伏線があり、映画を観た後もう一度見たくなるように数多くの伏線要素が含まれているのも、魅力の一つと言える。
特にラスト「カイザーソゼ」の正体が明らかになるシーンでは全てが繋がっている事に視聴者は気付かされるのだ。
一度ハマると抜け出せない要素がある映画なのでぜひ、観て欲しい作品だ。