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collocationのレビュー・評価・感想

ハムナプトラ2/黄金のピラミッド
9

はらはらドキドキ何度見ても新鮮なコメディアクション映画

冒険好きな主人公とエジプトの歴史に精通しているヒロインが出会い結ばれた第1作『ハムナプトラ 失われた砂漠』。その続編です。好奇心旺盛な息子も加わっての大冒険が始まります。また、ヒロインのお兄さんジョナサンは欠かせません。少し抜けていていざという時になぜか頼りになる、重厚なストーリーにくすっと笑いを添えてくれるスパイス的存在です。イギリスだったりエジプトだったりバスだったり気球だったり、場所も移動手段もコロコロ様変わりしてめまぐるしくストーリーが展開してきますし、スピード感があります。しかし、重要な所はしっかりと視聴者の心情に訴えかけるしっとりとした場面展開になっています。まるで自分もその場にいるような錯覚になって登場人物たちと一緒にハッと驚いてしまいます。息子の勇気と機転に救われながら冒険が進んでいきます。壮大なスケールの映像美も楽しめますし、主人公とヒロイン、ヒロインのお兄さんこの3人の掛け合いも前回同様息ピッタリで面白く期待どおりです。今回もちゃっかりした裏切者もいるし、欲深い博識者もいます。第1作同様あっという間に楽しめて見終わってしまいます。大昔からの因縁と愛が軸となって描かれている今回のストーリー。真実の愛についても考えさせられる映画だと思います。

海獣の子供
3

壮大すぎる。。

景色の絵は色合いきれいで見やすいです。人間がやたら目もとが大きすぎて違和感ありました。
海の生物はリアルすぎて、良く書かれてるけど怖い。
二人の男の子が出てきて物語が始まるけど その子達との生活を伝えたいのか、海のクジラの話がしたいのか、女の子の夏休みの話を聞かせたいのか途中からさっぱりわかりませんでした。
星の誕生と人の誕生をかけ合わせたみたいだけど、壮大過ぎてなんでいきなりそうなった?!ってな感じで置いてかれた感が半端ない。
実験だかなんだか男の子達を利用しようとしてた大人達はどうなった?
おばあさんは何者?
海洋学者達はなにしてたの?
お父さん、お母さんは結果一緒になれたの?
いろんなところが中途半端でほんと疑問が残る不思議な映画でした。
歌が米津玄師の『海の幽霊』だからかこの映画を知ってる人が多かったです。
19時台でほぼ満席でした。
客層は20代がほとんど、40、50代の方もチラホラ。こちらは映画好きなんだろうなと見られる。
アニメだけど子供は見たら絶対飽きる。ってか怖くて泣く。
もっと明るいイメージしていたので私的にはとても残念な印象です。命をテーマにじゃなく、男の子と女の子の友情だけでまとめてもらったら面白かったんじゃないかとおもう。

ムーンライダーズ / moonriders
10

音楽の引き出しが多過ぎる、売れること以外全てやり尽くしたバンド

鈴木慶一とムーンライダーズ名義でデビューし、70年代からキャリアを築く長寿バンドの一つが“ムーンライダーズ”です。アメリカンロック路線の“はちみつぱい”を前身としています。デビュー作『MOONRIDERS』では英国ポップバンド“10cc”のような多趣味な音楽性とユーモアなモダンポップから始まり、その後はプログレ、ニューウェイヴ/パンクとその時代ごとの音楽ジャンルと要素を取り入れていきます。80年代に入るとテクノポップに傾倒しましたが、内容が斬新過ぎて作品の発売が一時見合わされることもありました。
数年の活動休止期間が設けられましたが、メンバーそれぞれがプロデュース業に就き、その手腕をふるっていくことになりました。特にメンバーの白井良明、岡田徹はその後人気を博すことになる複数のミュージシャンのプロデュースワークが認めれられ、J-POPの礎を築くことになります。90年代に活動再開されてからはハウスミュージックやソフトロックにシフトし、00年代以降はジャンルレスの斬新なアイデアで音楽通を唸らせます。
音楽的にバンドはすべてをやり尽くしましたが、残念なことに商業的成功は得られませんでした。しかし、一度触れると病みつきになるサウンドはすべての音楽ファンにお勧めしたいです。

HUNTER×HUNTER / ハンター×ハンター
7

HUNTER×HUNTERのススメ

作者の冨樫義博先生の作品では幽☆遊☆白書が好きで、それに続いて読み始めました。

個々の持つ念能力のスキルやストーリー性、複雑な構成もとても魅力的です。
ストーリーとしては主人公であるゴンがハンターである父親のジンを追い、ハンターになるため試験を受験するところから始まり、そこで出会う仲間や敵と戦いながら成長していくストーリーです。

ハンター試験で出会うキルア・クラピカ・レオリオがその後もストーリーに大きく関わってきますが、皆それぞれの想いであったり環境に対応したスキルで成長しており、その強さも様々です。

ゴンとキルアはハンター試験後も行動を共にし成長していく様子が伺えますが、クラピカ・レオリオに関しては重要なキャラクターでありながらも登場回数は少ないです。その後クラピカはヨークシンシティ編で幻影旅団と対峙する際に少し登場。そしてその後の暗黒大陸編で再登場します。
レオリオに関してはハンター協会次期会長選挙編とハンター試験後からするとさらに遅れて登場します。
そしてこの間の情報はほとんど出ておりません…。

敵に関しても、人気キャラが多くハンター試験編から出てきているヒソカ、ヨークシンシティ編から出てきた幻影旅団、圧倒的な強さを誇ったキメラアントなどその後の展開や成長に影響するキャラクターが多いです。

個人的には幻影旅団のリーダーであるクロロとヒソカの天空闘技場での駆け引きやキメラアント編が好きでした。

休載も多いですが、凝ったストーリーであり読み手側からしても楽しめる作品だと思います。