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chiaki99のレビュー・評価・感想

My Chemical Romance / マイ・ケミカル・ロマンス
10

略してマイケミ

音楽性としてはパンク系なのですが、メロディアスでアルバム独自の世界観もあります。
また親日家としても有名で、日本の大人気音楽番組にも出演しています。朝のニュース番組にも出演し、串カツ屋に行ってました。
このバンドの特徴としては、
・ボーカル、ジェラルド・ウェイの歌唱力が素晴らしいです。個人的な見解ですが、LINKIN PARKのボーカルのチェスターに声が似てると思います。ただジェラルド・ウェイの場合は曲にもよるのですが、よりコミカルな歌い方をしています。それに声に厚みがあり温かさを感じます。力強さもあり聞いていて熱唱したくなります。
・パンクだけあってやはりノリがいいです。腹の底から湧き上がってくるようなビートを感じます。音が気持ち良すぎてめっちゃテンション上がります。
・メジャーデビューアルバム「THREE CHEERS FOR SWEET REVENGE」はメロディアスで独特な雰囲気がありながらスピード感があります。そしてもはや伝説のアルバム「THE BLACK PARADE」は、個人的にブラックユーモアが好きなので大ハマりしました。このアルバムのテーマは「死」なのですが、それをものすごく明るく歌っています。
以上のことからこのバンドをおすすめします。

星野源 / Gen Hoshino
10

変幻自在の男、本当の才能とは

ミュージシャン、俳優、文筆家、そして誰もが羨む人気女優を射止めた男、星野源。
音楽家としては常にメインストリームを歩き続け、大ヒットを飛ばしていますが、作曲家の面からその才能を探ってみたいと思います。
両親がジャズ好きで幼少時から自然に音楽が近くにある環境で育った星野は、中学生の頃から作曲を始めていました。そして高校の仲間を集めて作ったバンドが「SAKEROCK」です。日本では珍しいインストゥルメンタルバンド(歌の無いバンド)なのです。ここで主に作曲を担当していた星野が作り出したのは、若者らしからぬオールドジャズや「クレイジーキャッツ」の影響を受けた、どこかペーソスのある音楽でした。
ちなみにこのバンドのリード楽器であるトロンボーンを担当していたのは、現在「在日ファンク」というバンドのボーカル兼俳優の浜野謙太です。星野本人もよく語っているように、当時大きな影響を受けていたのが、「はっぴいえんど」や「YMO」で活躍していた細野晴臣です。なかでも細野が作った無国籍音楽の影響が大きく、大ヒット曲『恋』を発表した頃の星野は、自らの音楽を「イエローミュージック」と名付けて、ブラックミュージックとは違うアジアならではの音楽を完成させようとしていました。
さらに往年のR&Bから近年のブラックミュージックまで、さまざまな洋楽や邦楽までを貪欲に吸収して、懐かしさと新しさの混じった「次の星野源」を目指しています。俳優業をこなしながらここまで本格的な活動をする音楽家は稀な存在と言えましょう。次の星野源は何を聞かせてくれるのか、本当に本当に楽しみです。

ナースのお仕事 ザ・ムービー
10

ナースのお仕事 ザ・ムービー

ナースのお仕事は、ドラマの後日談が映画化されていました。
映画ではウド鈴木が入院させてもらえなくて、銃を持って病院に立てこもりを始めてしまうところは面白かったです。すごいオペをするシーンが映画の最後にあり、そのシーンもまさかのウド鈴木さんが主役です。病院を警察が包囲してしまい、ウドちゃんが暴れるところは本当に面白いです。テレビに映っているのを知った朝倉ナースがベランダから手を振ってテレビに映っているシーンも笑いが止まらなかったです。でも銃を持って争って、朝倉ナースが撃たれてしまうシーンは衝撃的でした。大急ぎで処置が始まるのはとてもドキドキ感がありました。さすが、病院系の映画だなと思いました。
この映画で、緊急時の対応の瞬間がよくわかります。人間は緊急のときはすぐに対応できなくなるということがわかります。高杉先生が朝倉ナースの緊急手術を始めるときは本当にドキドキ感があります。慣れていない医師の場合は本来ならできないのですが、愛を感じました。笑いあり、ドキドキありの面白い映画です。神田うのさんも出ていてドラマのときの名コンビを思い出しました。

進撃の巨人 / Attack on Titan
10

アニメ史の歴史を変えた大作

対人類という作品は多く存在しますが、「進撃の巨人」は同じ人間の形をした巨人が、人類に襲い掛かかってくるという今までにないアニメになっています。
序盤は母親を巨人に殺された主人公エレンが巨人に復讐することを決意し、ミカサやアルミンなどと共に兵士を目指すという形で描かれています。
序盤の流れとしてはよくある流れなのですが、途中から物語は大きく進展し、 巨人に姿を変えることのできる人間が出てきたり、味方だと思っていたキャラが実は敵だったりと視聴者を飽きさせないストーリーとなっているのがとても魅力です。
ストーリーもとても素晴らしいのですが、見ていてとても驚かされたのが人間と巨人が戦っている時の迫力のある戦闘シーンです。本当に自分がその場にいて実際に巨人と戦っているような感覚を味わうことができ、戦闘シーンでは画面から目が離せなくなりました。キャラクター1人1人の個性もしっかりと設定されているので、戦闘シーンだけではなく主人公を中心とした以後の展開を左右するような人間関係にもとても惹きつけられました。
数あるアニメの中でも「進撃の巨人」は目が釘付けになるシーンがとても多く、自分の中でとても特別なアニメになりました。