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berusaiyu38h8

berusaiyu38h8のレビュー・評価・感想

ゴッホ 最期の手紙
10

ゴッホは本当に自殺したのか?

「ゴッホ最期の手紙」は、ゴッホの絵が動くという全く新しい体験ができる映画です。
この作品は、125名の世界中から選ばれた画家が描いた、62450枚にも及ぶ油絵で構成されていて、「こんな表現もできるんだ!」と見る人を圧倒するアニメーションになっています。
ストーリも面白く、「ゴッホは本当に自殺したのか?」という観点から物語が進んでいき、その真相にゴッホの友人の息子が迫っていく、というサスペンス調になっています。
見ているうちに作品にのめり込んでしまいます。
音楽・演出も素晴らしく、キャラクターのセリフの節々にゴッホを肯定する言葉が散りばめられていて、作品全体を通して製作者のゴッホへの愛を感じる作品です。
人生とはなにか、生きるとはなにか。
画家に思いを馳せ、心にじんわりと残る名作です。

彼らは生きていた
8

第一次世界大戦の実戦経験を100年を経て蘇らせた異色のドキュメンタリィ映画『彼らは生きていた』

『彼らは生きていた』は2018年のドキュメンタリー映画で監督・製作はピーター・ジャクソンです。
帝国戦争博物館のアーカイブに眠っていた第一次世界大戦時のオリジナルフィルムを使用して製作された映画で、以前には大部分が顧みられることのなかったものであり、この映画の公開時から100年以上前の映像を収録しています。
音声には、戦争から生還した英国軍人をインタビューしたBBCと帝国戦争博物間の音源が使用されています。映像の大半は現代の製作技術でカラー化されており、より感情を喚起して兵士たちの実際の体験をより密接に感じ取れるように音声にも編集が施されています。
本作でジャクソンは初めての監督経験をしました。彼の祖父(映画が捧げられている)は第一次世界大戦の実戦を経ており、ジャクソンは映画でできごとやストーリーを物語るよりも、「実際に兵士になってみた」かのような生々しい体験をさせるものにしようと意図していました。製作班は200人の復員兵から聴取した600時間ものインタビューと100時間のオリジナルフィルムを検証しました。
映画のタイトルにもある「彼らは生きていた」はローレンス・ビニョンの1914年の詩「戦没者のために」の「残された我々が年をとっても、彼らは年をとらない」("They shall grow not old, as we that are left grow old")から引用されています。

清須会議
7

歴史的に正しい。

実は結構、歴史に忠実な演出をしていて、三谷さんの歴史オタクぶりもわかる作品でした。たしかに、三谷さんの昔のラジオとか聞くと歴史の話をよくしていたから、本人もすごく楽しく作ったんじゃないかなと思います。その楽しく細かい演出をしているのがこちらにも伝わって、なかなかおもしろかったです。そんな爆笑とかはないけど、なんかクスっと笑えてしまいます。顔つきとかをいろいろ細工しているのはちょっとやりすぎだなとも思いますが、秀吉はほんとに耳が出かかったようですし、織田家も鼻に特徴があったようです。そういうところを真似すると、物まね芸人のようだと思われる方もいると思いますが、そうすることでリアリティが増して面白いと思います。秀吉は、なんとなく策士ってイメージがあったけど、それを彷彿させるところがいっぱいあって、この策略はうまくいくのかなとドキドキしました。実際の大オチってのは歴史的に決まっているから、最後にどっちが勝つかはわかってるんだけど、それまでの過程がおもしろかったです。あと、海での場面があるのですが、三谷さんが冬に夏の場面を撮るのに最適な場所は海だみたいな裏話をしていて、ああ、これがその場面かと楽しく見させていただけました。

GALNERYUS / ガルネリウス
10

国内最高峰であるGALNERYUSというバンド

さて、この記事を読んでくださってる皆様は好きなバンドといえばどのバンドが思い浮かぶでしょうか。
恐らく様々なバンドを思い浮かべたことでしょう。
皆様も知る通り日本には素晴らしいバンドがたくさんいます。
今回はクオリティという面からとあるバンドをご紹介させて頂きたいと思います。
皆様はヘヴィメタルというジャンルをご存知でしょうか。恐らく知ってはいるけど聴いたことがないという方がほとんどだとは思います。
その理由も恐らくヘヴィメタルに良くない印象を持つ人が多いからだと思います。私も最初はそうでした。
しかしGALNERYUSというバンドを知ってからはそのイメージは一瞬で消え去りました。
圧倒的なメロディの良さ、演奏技術、ボーカルの歌唱力という誰が聴いても良さが伝わる、圧倒する音楽だったんです。
メインのソングライティングはギタリストでありバンドのリーダーでもあるSYU氏が担当しているのですが、彼がとにかく凄いんです!
圧倒的なギターのテクニック、トーンの良さ、そして何よりもメロディセンス。2019年10月時点でGALNERYUSはアルバムを12枚リリースしているのですが、よくもまぁこんなメロディーが思い浮かぶものだと思うほどの楽曲のバリエーションと曲のキャッチーさが素晴らしい!
そしてバンドの顔であるボーカルはあのミリオンヒットで知られる小野正利氏なんです!
彼のハイトーンボイスがとにかく凄い!常人なら出すことも出来ないような音域で3時間近くのライブをこなします。もう普通に女性のキーです。
邦楽を聴いて彼の歌唱力を知らないのは本当にもったいない!そう思わせてくれるシンガーですよ!
もちろん他のメンバーも国内屈指のテクニックとセンスを持つ超人揃いです。そんなメンバーが集まっているんですからそのバンドも当然国内屈指のクオリティを誇るバンドになっています。
何故もっと早く聴いていなかったんだ!もっと早くライブに行きたかった!そう思わせてくれるバンドです。
YouTubeに公式からMVがいくつかアップロードされていますので、是非彼らの圧倒的なテクニックとメロディーの洪水を味わってみてください。