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akituki3のレビュー・評価・感想

ドリーム・シアター / Dream Theater
10

まさにプログレッシブメタルの最高峰

プログレッシブ・メタルの第一人者とも言える「DREAMTHEATER」は普通のヘヴィメタルに飽きてしまったメタルファンにぜひ聴いていただきたいバンドです。プログレッシブ・メタルとは「RUSH」や「YES」に代表されるプログレッシブ・ロックに「Metalica」等のヘビィメタルの要素を加えた音楽ジャンルの一つです。

全体的な曲調としては変拍子と高速プレイが中心となっており、一度聴いただけでは絶対にわからないリズムは聴く人を虜にします。そして驚くのは1曲の長さで、曲の中では、20分以上の曲もあります。しかし、ダラダラと技術の披露だけで終わることはなくメロディもしっかりと聴かせてくれたりと曲調にメリハリがあるので聴いていて飽きません。

このバンドの醍醐味は何と言っても、曲ごとに必ずと言ってもいいほど存在するインストパートです。中でもギターソロのクオリティの高さは鳥肌モノで、多くのギターキッズはこぞって練習して真似をしています。

圧巻はギターとキーボードのユニゾンソロで、どんなに速いテンポで細かい音符でも寸分の狂いもなく演奏し切るのは驚愕の一言です。

ただ速いだけ重いだけのヘヴィメタルに飽きてしまったら、ぜひ一度聴いていただきたいバンドです。

リサ・ローブ / Lisa Loeb
8

心に正直に表現するアットホームな音楽

リサ・ローブと言えば、アコースティックギターと黒縁メガネが思い浮かびます。

日本にもファンが多いアメリカの女性シンガーソングライターで、1994年に「ステイ」が大ヒット。
時代を超えて愛される名曲です。
この曲は映画『リアリティ・バイツ』のサウンドトラック盤に収録されたことにより世に出ており、そのときのリサ・ローブはどのレコード会社とも契約を結んでいない状態でした。
地道にひとりで曲を書き、アコースティックライブで披露していた彼女は、『リアリティ・バイツ』の出演者、イーサン・ホークと友人だったことから、レコーディングに至っています。

メジャーデビューを目論んでいたわけではないのに、ひょんなことから全米でヒットしてしまったというこの逸話は、まるでリサ・ローブの音楽性を表しているかのよう。
レコード会社などの指示通りに作らされるのではなく、心の中の想いを、自分自身で、自分のやり方で発信しているからこそ、特別な魅力があるように思うのです。

それは1996年のアルバム『Firecracker』の収録曲、「Wishing Heart」でも表現されており、指導者は必要なく、自分の心に従いたいということが歌われています。
このようなリサ・ローブの自立心は子供のような反抗心とは違い、自分に正直でいること、日々の暮らしの中で自分の気持ちを大切にすることを教えてくれているように思います。

ちはやふる / Chihayafuru
9

ちはやふるについて

講談社の「BE・LOVE」で連載している、競技かるたの漫画です。
アニメも放映されており、アニメの制作は「マッドハウス」です。

「競技かるた」の作品と聞いて、地味で面白そうではないかもしれませんが、読んでみると、スポ根あり、恋愛ありの青春もので非常に面白く、競技かるたを全く知らなかった私でも読みやすかったので、競技かるたを知らないからと言わずに、ぜひ読んでほしい作品です。
漫画を読むことが、あまり進まない人は、アニメの鑑賞もオススメです。
アニメのほうでも、ひとつひとつの描写が、とても綺麗に描かれています。
また、アニメのほうだと、競技かるたの試合がとても臨場感がある描写で白熱しますし、試合以外でも様々な人間関係の描写や練習模様がコミカルに描かれている場面も多く、とても見やすくなっています。
あらすじとしては、小学生から始まり、主人公の「綾瀬千早」が、競技かるたと出会い、その後、高校入学後、競技かるた部を作り、競技かるたを通じて、様々な人間と出会い、成長していき、競技かるたの日本一を目指していくというものです。
最後になりますが、「競技かるた」の漫画と、なかなか馴染みがなく、面白そうに思えないかもしれませんが、かなり胸アツの作品となっているので、ぜひ見てください。