ドリーム・シアター / Dream Theater

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ドリーム・シアター / Dream Theaterのレビュー・評価・感想

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ドリーム・シアター / Dream Theater
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まさにプログレッシブメタルの最高峰

プログレッシブ・メタルの第一人者とも言える「DREAMTHEATER」は普通のヘヴィメタルに飽きてしまったメタルファンにぜひ聴いていただきたいバンドです。プログレッシブ・メタルとは「RUSH」や「YES」に代表されるプログレッシブ・ロックに「Metalica」等のヘビィメタルの要素を加えた音楽ジャンルの一つです。

全体的な曲調としては変拍子と高速プレイが中心となっており、一度聴いただけでは絶対にわからないリズムは聴く人を虜にします。そして驚くのは1曲の長さで、曲の中では、20分以上の曲もあります。しかし、ダラダラと技術の披露だけで終わることはなくメロディもしっかりと聴かせてくれたりと曲調にメリハリがあるので聴いていて飽きません。

このバンドの醍醐味は何と言っても、曲ごとに必ずと言ってもいいほど存在するインストパートです。中でもギターソロのクオリティの高さは鳥肌モノで、多くのギターキッズはこぞって練習して真似をしています。

圧巻はギターとキーボードのユニゾンソロで、どんなに速いテンポで細かい音符でも寸分の狂いもなく演奏し切るのは驚愕の一言です。

ただ速いだけ重いだけのヘヴィメタルに飽きてしまったら、ぜひ一度聴いていただきたいバンドです。

ドリーム・シアター / Dream Theater
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プログレッシブ・メタルのおススメバンドです。

アメリカ出身のプログレッシブロック・ヘヴィメタルの草分け的存在で、1990年代から活躍するグループです。声の好みもあるかとは思いますが、ボーカルは2枚目のアルバム「イメージズ・アンド・ワーズ」から今に至るまでジェイムズ・ラブリエが担当となり、伸びやかなとても良い声と、彼らの音楽性・表現力にいつも魅了され続けています。
グループの1人であるベーシストのジョン・マイアングは、当時から寡黙な存在として居ましたが、演奏では異彩を放っていました。彼は多弦ベース(6弦)を使用していて、なんとギターと共にメロディを奏でているのに、当時の私の常識(ベースといえば伴奏的な)をひっくり返す演奏に衝撃を受けました。ミュージックビデオで見たのですが、後でCDでもじっくりと聴くと、確かにメロディアスなベースの音が聴こえてきます。あえてその曲名は言いません!沢山ある曲の中から探し出すのも楽しいかもです。
現在のメンバーは、当時からは少し変わっていますが、バンド結成のきっかけは音楽大学で彼らが出会った事から、というだけあって現在に至るまで、技巧派というか音の組み立て方が複雑かつすばらしく、激しいヘヴィな物から、しっとりとしたメロディアスな物、憂いのある音楽、とアルバムが出る度に様々な表現で魅了してくれます。

ドリーム・シアター / Dream Theater
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音楽性、演奏技術ともに最高レベルのプログレ・ヘビメタバンド

アメリカ出身で、活動期間は約30年の中堅バンドです。メンバーは途中交代はありますが、ボーカル、ギター、ベース、キーボード、ドラムの基本構成はかわりません。
最初にギター、ベース、ドラムがバークレー音楽院(日本でいえば東京芸術大学のような水準)で知り合い、それが母体となって結成されたと思われます。この経歴だけでも音楽レベルの高さが分かってもらえると思います。音楽性で言えばジャンルはプログレッシブ(先進的な)ヘビーメタルバンドで、ロック以外にもクラシック、ジャズの要素を含み、特徴的なのが一曲の演奏時間が長いことで、平均が7、8分ぐらいだと思われます。テクニシャンぞろいなので曲の中にもそれぞれの楽器のソロパートが多いです。だから必然的に一曲が長くなるのでしょう。私は特にギターのソロパートを聴きますが、めちゃくちゃカッコイイです。なのでコピーは最初から断念してしまうほど、高度なテクニックのオンパレードなんです。彼らの演奏技術の凄さを表しているのがライブです。ライブアルバムではスタジオアルバムと全く変わりのない演奏をしています。彼らは数回来日していますが、残念ながらまだ見ていません。実は今度初めてコンサートに行くことになりました。CDとほとんど変わらぬ演奏を見ることができます。今から来日が待ち遠しいです。