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Tofu_S

Tofu_Sのレビュー・評価・感想

嵐 / ARASHI
10

”KING of ジャニーズ”『嵐』を知らずしてジャニーズは語れないだろう。

ジャニーズ事務所で多くの『快挙』を成し遂げた国民的アイドルグループである『嵐』。
彼らは音楽だけでなく、様々ジャンルにて活躍を遂げた日本を代表する5人組ユニットである。

代表曲は2008年発売の『Love so sweet』。
この曲は有名漫画の実写ドラマ主題歌となっており、メンバーである『松本潤』が主役を務めたということもあり、かなりのセールスを記録している。
この曲はキャッチーなメロディに歌詞、アイドルらしい振り付けになっており、YouTubeで公開されているPVは3700万回を超える再生数を記録している。
存じない人がいれば是非とも聞いてほしい一曲だ。

また、翌年には『truth』というロック調の曲をリリースしており、先述した『Love so sweet』とは打って変わって彼らのかっこよさが際立つ一曲となっている。

また、ラップ調の曲や海外向けにリメイクした楽曲も多く存在し、聞く人を飽きさせない幅広いジャンルで音楽を楽しめるアーティストである。

そしてなんといっても彼らの良さはメンバーそれぞれの個性だ。

リーダーである大野智は芸術性に長けており歌、ダンス以外にも絵や工芸などを得意としていて個展などにも活躍の幅を広げている。

ラップ担当の櫻井翔は、有名大学卒業の経歴がありニュースキャスターや番組司会者など、TV業界の多方面で活躍。

また、松本潤は演技やアクション、相葉雅紀は動物番組やバラエティ、二宮和也はYouTubeやゲームなど、それぞれが好きな事を仕事にしている。
それがアイドルとしてではなく、一人間として憧れられる所以だろう。

5人揃ったパフォーマンスは当分見ることが難しいが、最近サブスクが解禁されたので、映像、音楽共に是非とも注目をしてみてほしい。

シンデレラ(2021年の映画) / Cinderella (2021 American film)
8

全然違うシンデレラだった。

また、新たにシンデレラが作られるということで、どんな話になるのかなと思っていたら、今までのシンデレラとは全然違っていました。まず、夢が違っていて、王子様とのラブロマンスに憧れてるとかじゃなくて、デザイナ―になりたいと思っている女の子の話です。なるほど、たしかにただ王子様を待っているというよりも、そっちのほうが現代的かもしれません。でも、舞踏会に行きたい理由が、王子様じゃなくて私のドレスを見てほしいからだなんて、王子様がちょっとかわいそうかも…。でも、このシンデレラ、とっても頑張っていてすごく共感が持てます。ドレス、ドレスと言っているところはちょっとオタクっぽくて、そこがいいです。自分の好きなものに夢中になっている人ってなんかいいですよね。あと、継母とかお姉さまたちも悪役なのかもだけど、すごく人間味あふれていて私は好きだったかもなって思いました。ただ、ちょっと女たちがかっこいいし、おもしろい映画で、王子様が目立たなすぎかもしれません。あんな、バイタリティあふれる女性が惚れる相手なんだから王子様もなんかちょっとおもしろいところがあるとか、かっこよすぎるとかあったらいいのになって思いました。でも、全体的に明るくて気に入りました。

リメンバー・ミー / Coco
7

家族愛溢れる感動作品

4才の娘と一緒に観ました。

娘には少し難しいかなと思いましたが、途中説明を挟んであげると楽しんで一緒に見ることができました。

人が死ぬと言うことに対してまだうまく理解できない小さな子供に見せると、死生観というものをすこしイメージしやすくなると思いました。

内容としては、ミュージシャンになりたい主人公の少年ミゲルが、家族に反対され家を飛び出し死者の国へといってしまいます。そこで亡くなった家族と出会い、もとの世界へ戻るために奮闘します。

死者の国では、生きている人間の記憶から亡くなった人の記憶がなくなったときに2度目の死が訪れ、忘れ去られてしまった人は永遠に消滅してしまいます。
何だかとても切ないなと思いました。

ミゲルは元の世界へ戻ってから、死者の国で消えてしまいそうになっていたミゲルのひいひいおじいちゃんを思い出させるために、ひいおばあちゃんのママ・ココにひいひいおじいちゃんが作った「リメンバー・ミー」の歌を歌って聞かせます。

年老いて昔の記憶を忘れてしまいそうになっていたママ・ココがその歌を聞いて涙を流しながらひいひいおじいちゃんの事を思い出すシーンはとても感動的でした。

大人も子供も楽しめる作品です。

ELLEGARDEN / エルレガーデン
9

ELLEGARDENってどんなバンド?

細美武士、生形真一、高田雄一、高橋宏貴から成る日本のロックバンドで、1999年に結成。2003~2008年の一時活動休止まで勢いのあったバンドです。休止中も根強いファンは多く、「高校生の時に聴いていたエルレを今でも聴いている」という声もよく聞かれておりました。そして2018年の5月10日に、約10年ぶりとなる活動再開を発表。新木場Studio Coast、仙台PIT、ZOZOマリンスタジアムでのライブを3つ行いました。
ファンの方にはELLEGARDENの良さは語るまでもないですが、「ELLEGARDENってどんなバンドなの?」っていう皆さんにエルレの良さを紹介していきたいと思います。

バンド的な特徴で言うと、
・英歌詞のロック(英歌詞のみ、英歌詞+日本語、日本語のみの歌詞の曲もある)
・聴き入りやすいクセの少ないギターロック、パンクロック
・直線的な歌詞が理解しやすく、作詞者の意図が感じられやすい
・細美武士の中性的かつ特徴的なボーカル

このような感じだと思います。他バンドで例えると曲によって変わってくるのですが、パンクロック的な要素はdustboxに近く、ギターロック的な要素はストレイテナーに近い印象があります。ボーカルは誰に近いんでしょうか…細美のボーカルは細美にしか出せない感じのものなので、他で例えるのが少し難しい気がします。強いて挙げるならFAT PROPでしょうか。

歌詞について、日本語の歌詞の曲だとあまり抽象的な表現が用いられないので、作曲者の細美が曲で伝えたいことがまっすぐ届きやすいと思います。「ジターバグ」や「スターフィッシュ」などがいい例ですね。
こういった歌詞の意図が理解しやすい、という点はあまり難解な音楽を好まない、普段J-POPをとりあえず聞いている、という方にもエルレはお勧めできます。

とりあえず聴いてみたい!と思った方は日本語の歌詞と英歌詞の曲を両方聴いていただくといいかもしれません。
日本語歌詞だと先程挙げた「ジターバグ」「スターフィッシュ」に「虹」や「風の日」がおすすめです。
英歌詞だとパンク色の強い「Red Hot」「Surfrider Association」やギターの演奏が前面的に出ている「Space Sonic」などから聴いてみるとエルレの特徴が掴めると思います。

いかがでしたでしょうか。今回は僕の好きなバンドであるELLEGARDENを紹介させていただきました。
ここで紹介していない曲も良曲揃いなので、皆様ぜひ聴いてみて下さい。

ニューヨーク・ニューヨーク
8

多才な羅川真里茂

初めて羅川真里茂さんの作品に出会ったのは「赤ちゃんと僕」でした。最初はありきたりな日常を書いたほんわかしたストーリーで、最後の方でやっと気づくのです。「この人この結末を予想して前のシーンを書いたのか」と。そこからだんだんハマりだし行き着いたのが「ニューヨーク・ニューヨーク」でした。羅川真里茂作品ながらそこまで知名度が大きくないのはおそらくジャンルが違うからかもしれません。「赤ちゃんと僕」でもごくごく稀に深い話はありましたが、おすすめの上記の本はテーマが重たいです。セクシャル面の事から犯罪についてまで。絵は同じなのにストーリーの訴えかける部分が全く違います。性を越えた恋愛の難しさや命の尊さ、家族になる意味。登場人物の人生を描いたような作品でした。私の偏見なのかもしれませんが。とてもそんな漫画を書く作者だとは思わずに安易な気持ちで購入し全部読み終わったあとは自然と涙がこぼれていたのを覚えています。なぜかと聞いても分からないけど心を動かされた漫画でした。そこからはこの本が私の人生で一番好きな本に上がりますがなかなか作品名は知っていても中身は知らない人が多いのが残念です。色々な人に読んでもらってこれからの人生の違う視点で歩めるようになっていけるといいなと密かに思いました。