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Nakashima_のレビュー・評価・感想

タロウのバカ
8

映画『タロウのバカ』について

とても考えさせられる作品である。見る人によっては不快感がかなりあると思う。
本物の障害者などが出てきて、前半にひどい環境で障害者や老人が施設で暮らしているシーンなどがあり、そこで事件などが起きるので気分がいいものではない。「日本に本当に今このような環境の施設があるのだろうか?」と思ってしまう。
とにかく主要な登場人物が心に闇を抱えている。その理由は様々だか、「普通に考えて親は何をしているのだろう?」と思ってしまう。
特に菅田将暉の演じるエージは今まで目標に向かっていたのに挫折し、兄を含めた柔道部員からひどい扱いをうけている。その姿を見て、「なぜ親は黙っているのだろう」と思ってしまう。エージが非行に走ってしまったからなのか、その辺の描写はあまりないので疑問は尽きない。
タロウに関しても学校に行ったことがないというが、どう見てもまだ子供。その子供が毎日街中をあんなボロボロの格好でウロウロしていたら、周りの大人達は何もしないというのが不思議でたまらない。
終わり方もなんとも言えないモヤモヤしてしまう終わり方で、見る人によっては本当に見るんじゃなかったと思うような映画であると思う。
私はこういったジャンルの映画が好きなのでおもしろく感じた。
ただ、楽しみに新築を建てていたのに、建築中にあんなに勝手に出入りされて最後に事件を起こされたら、家主にすれば本当にたまったものでないなというのが最後の最後まで自分の中では引っかかった。

原神 / Genshin Impact
8

キャラデザインが素晴らしい

スマホ、PC、PlayStationなどで遊べるゲームとなっています。オープンワールドの世界で、自由自在に行動することが可能です。
背中に付けている翼で高い所から滑空すると、景色が綺麗なので本当に気持ちいいです。国によって、景色が全然違ってくるので、街中を飛んだり、広大な山脈から飛べたりします。

このゲームで一番好きな所は、魅力的なキャラクターが多い事です。ガチャを引いてキャラクターを集めていくという仕様です。
小さくて可愛い女の子キャラクターがいたり、大人っぽいお姉様キャラクターがいたり、かっこいいお兄さんキャラクターがいたり、可愛い少年キャラクターがいたりと、あらゆる年代の男女から人気がありそうなキャラクターばかりです。

私は無課金で遊んでいますが、課金をしなくても存分に楽しめるゲームとなっています。イベントが豊富なのと、イベントの期間が長かったりするので、無課金者でも無理なく遊べるかとおもいます。
1年以上原神で遊んでいますが、イベントの内容が豊富で毎回内容が異なっているので、遊んでいて飽きてくることがありません。

キャラクターガチャも自分の推しキャラがガチャで回ってくるまで待たないといけないので、どうしてもやめられないゲームとなりました。

ホテル・ムンバイ / Hotel Mumbai
7

テロシーンが怖い。

実際に起きたインドの5つ星ホテルで起きたテロ事件がベースの話です。
テロ軍団に占拠されたホテルから逃げる客、ホテルマンたちの奮闘を描きます。
まず、最初に思ったのはテロ、怖いということです。テロの描写がリアルでとてもこわかったです。
街は破壊しまくるし、ホテル制圧の様子もこわかったです。
ある人が弱っているテロリストに反撃を仕掛けるのですが、銃で簡単に返り討ちにあっちゃうし。
やっぱり、死ぬのが怖くない人って恐ろしいなと思いました。
ホテルから逃げ出す人々もいろんな人がいて、群像劇としても面白かったと思いました。
ホテルマンたちもそれぞれの事情があって、その人物描写も見事だったなと思いました。
身重の妻を持つ給仕さんは、怪我をした人にターバンをさっと渡したり、老婆を諭したり、かっこよかったです。
私からすると、ターバンくらいという感じですが、ターバンは大切なもののようだし、それをさらっと外せるところが素晴らしいです。
あと、料理長も渋かったと思います。
テロは本当に怖いです。
この事件で犠牲になった人は規模に比べて少なかったようですが、やはり犠牲なしではなかったし、見ていてこわかったし、切なかったです。
最後に現在のタージマハル・ホテルの様子が映ったのは感慨深かったです。

ブラッククローバー / Black Clover / ブラクロ
7

展開が早い漫画が好きな人におススメ

ブラッククローバーは、田畠裕基さんの週刊少年ジャンプに掲載されているバトルアクション漫画。
主人公のアスタが、魔力を持たない絶望を乗り越え魔法帝を目指すファンタジー作品です。
魔力の高さで階級が決まってしまう世界で魔力を全くもたないという体質に生まれてしまったアスタは、自分に絶望します。しかし、あきらめない意思を固めたとき、反魔法の魔導書を手にします。
自分は自分のできる方法で魔法帝を目指すことを決意したアスタが親友のユノや周りの仲間たちと切磋琢磨しながら成長していく物語です。
この物語には個性豊かなキャラクターがたくさん出てきます。
アスタが所属する魔法騎士団には、身分の高い家系に生まれながらも、自分の才能に自信が持てなかったり、他者とのコミュニケーションがうまく取れないなど何かしらのコンプレックスを感じている者同士が集まっています。
そんな彼らが、仲間となり支え合っていきながら物語が進んでいきます。
一見、ありきたりなストーリーのようにも思えますが、物語の序盤でかなり大きな試練が主人公に降りかかったり、ボス級の敵が突然現れたりとかなり速いスピードでストーリーが展開していくので次の展開はどうなるのかとワクワクしながら読むことができる漫画です。