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9g-asagi-のレビュー・評価・感想

Official髭男dism / オフィシャルヒゲダンディズム / ヒゲダン
10

どこにでもいるOfficial髭男dism

嫌いな曲が見つからない、本当に貴重なアーティストだと思います。聞いてもいいし、カラオケで自分が歌ってもいいし、相手が歌うのを聞くのもいい。友達が聞いててもいやじゃないし、親や年配の人が聞いてもみんな気に入ってくれます。アルバムを聴けば、ハズレの曲というのは、どのアーティストにもかならずといっていいほどあると思うのですが、Official髭男dismの場合、ほんとうにそういったハズレの曲が見つからないのがすごすぎます。学校の給食の時間や、卒業式、入学式にも使われる曲がたくさんあり、自分で選曲しなくても、あちこちから自然とかかってきて、聞くことができます。イエスタデイと聞けばどんなアーティストを思い出す??といろいろな人にクイズを出してみたところ、30代前と40代以降で答えがハッキリとわかれ、大爆笑しました。(もちろんOfficial髭男dismと答えたのは30代以前の人々、40代以降はジョン・レノンです)。でも、ジョン・レノンと回答したシニア世代でも、Official髭男dismの曲のことはきちんとわかっていました。こんどはぜひお笑いなどにも出演して、活躍の幅を広げていってほしいと思っています。

AI崩壊
5

なぜAIの暴走が止まったのかがよく分からなかった

医療関係をAIに頼り切っていて、AIが暴走すると生命に関わるという設定はリアルだと思った。
地方は取り残され、都市部だけAI化が進んでいるというのも実際にありえそう。

肝心の暴走したAIが止まった原因が、よく分からなかった。
自分が生まれた動機と生まれたときの記憶を思い出したからということだが、延々とスクリーンに登場人物の笑顔が映し出されるだけで演出が陳腐だった。

真犯人が理事官の桜庭というのは、意外性があって良かった。
ラストのにやりと笑う岩田剛典の演技は、実はもうAIの暴走は始まっているのではないか?という怖さも相まって素晴らしかった。

三浦友和と広瀬アリスの人間味のある刑事コンビ二人組が良い味を出していた。
AIに捜査を頼っている現状でも、刑事の勘と地道な足を使っての捜査が有効であるというのは人間の可能性に対する希望のようで良かった。

善人である賀来賢人が殺されてしまったのは悲しかった。最後はハッピーエンドなだけに何の落ち度もない良い人には生き延びてほしかった。

題材は良いものの、全体的にクサい演出が多いのが日本的で、残念感が漂う。
しかし、オリジナル脚本の邦画はもっと増えてほしいので、チャレンジングな企画をしてくれたことは評価したい。