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7laz168のレビュー・評価・感想

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
10

久々にハマったダークなアニメ

この作品の何が面白いかというと、『呪術』という重苦しいテーマ。
その何処か薄暗いテーマと、この世ならざるものたちとの戦いというストーリーの組み合わせがヒットの理由の1つなのだと思います。

また、呪術廻戦が面白い理由の1つに主人公である虎杖の正体が純粋な人間なのかわからない、こと。
根っからの善人で、明るく前向きな彼ですが、驚異的な身体能力を誇り、呪術高専に入る前は至ってどこにでもいる普通の高校生だったにも関わらず、第1話での呪霊との対戦でも呪術を一切扱えなかったのに素手で敵を殴っていました。
また、彼と関わった人間には虎杖とは一切関わりがなかったとしても、虎杖と親しかった記憶を持つようになるのです。

「敵」は呪霊のはずなのですが、主人公であるはずの虎杖でさえも信用していいのかどうかわからない呪術廻戦、目が離せません。

カツベン!
7

ベテラン俳優さん

ほんとはちゃんとした仕事にしたかったけど、特技を悪い奴らのために使う羽目になっちゃうってことはありうることだと思いました。だから、主人公の俊太郎が詐欺師グループに関わっちゃったのもよくわかるし、そこから抜け出したいと思ったのにも共感します。その後、逃げ込んだ劇場にはいろんなタイプの弁士がいておもしろかったです。
やっぱり弁士にも上手い下手とか人気不人気があるんですね。イケメンが人気だったりして、いつの世も一緒だなと思いました。また、落ちぶれた弁士役を永瀬正敏さんが演じており、哀愁があってよかったです。でも、彼が活躍する場面は少なかったです。すごくいいキャラだったので、もう少し彼に焦点を当てて欲しかったなとおもいます。
やっぱり活動写真から音入り映画に変わっていく、その切なさってのは活動写真を描く上で欠かせないと思います。この話はドタバタしていて、なかなかそこまで描けなかったのかもしれませんが、少し残念でした。他にもベテラン俳優がたくさん出ていて、それはそれは豪華で安定的におもしろかったです。やっぱり竹中直人さんがいると、彼に目がいきますね。それに小日向さんはすごくうまいし、役者が素晴らしい作品だと思いました。

バクマン。 / Bakuman.
9

漫画家が漫画家の裏側や努力を描く熱いストーリー

漫画家だったおじさんの死をきっかけに子供のころ描いていた漫画家という夢を諦めていた青年が、学年No1の学力を持つ男との出会いがきっかけでまた夢に走り出す物語。
漫画家としての画力という才能を持つ青年と、学年No1の学力でストーリーを考える才能を持つ青年の融合により週刊雑誌の連載を狙うため日々努力をする様は、見ていて頑張るパワーをもらえるものとなっている。おじの仕事部屋を2人で使う描写なんかも隠れ家感や秘密基地間を覚え、少年の心を鷲掴みにするでしょう。
いくら才能と才能の融合とはいえ主人公最強のストーリーに仕上がっていない、努力を積み重ねて進んでいく形になっているのが現代のアニメと違って長く楽しめる要素になっている。
実際主人公たちははじめ苦労するが、いわゆるライバルのキャラクターが二人の才能を一人に詰め込んで感覚で漫画家の仕事をすべてこなせてしまうという強大なライバルとなっています。そこに主人公ら二人は追いつこうという形で協力しスランプなども経験しながら作品を重ねくらいついていくスポコンにも似た感覚で楽しめる作品。この作品はどちらかというと尻上がりに面白くなっていきます。
「バクマン。」の作者は「デスノート」なども書いているので「デスノート」のキャラクターが物語終盤に登場したりするのもうれしい要素でしょう。