バクマン。 / Bakuman.

バクマン。 / Bakuman.

『バクマン。』とは、大場つぐみと小畑健による漫画を原作とするアニメ作品。
2010年よりNHK教育テレビにて第1シリーズ~第3シリーズ、全75話が放送された。
高い画力を持つ『真城最高』と文才と発想に長けた秀才の『高木秋人』を主人公とし、二人の少年がコンビを組んで漫画家を目指していく道のりを描いた作品である。
多くの漫画関係の固有名詞が実名で使用されるなど、リアル志向な作品。

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バクマン。(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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バクマン。(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

バクマン。(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『DEATH NOTE』のコンビ、原作・大場つぐみ、作画・小畑健によって、2008年から2012年まで「週刊少年ジャンプ」に連載された大ヒットコミックの実写映画化作品。監督は大根仁、音楽はサカナクションが担当。漫画家を志す二人の高校生、作画担当の最高(佐藤健)と原作担当の秋人(神木隆之介)がコンビを結成し、週刊少年ジャンプ連載の頂点を目指して悪戦苦闘する日々を描く。2015年10月東宝系公開。

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バクマン。の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

バクマン。の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『バクマン。(Bakuman.)』は週刊少年ジャンプで2008年から2012年まで連載していた漫画作品である。ジャンプで連載マンガ家を目指す中学3年生の真城最高と高木秋人は、ヒロインの亜豆美保と真城の「描いたマンガがアニメになり亜豆がそのヒロインの声優をやる」との約束をお互いの夢として努力を続ける。夢・友情・青春に関する数多くの名言が連載終了後も作品の魅力として語られ続けている。

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バクマン。に登場する物語・作中作・劇中劇・連載まとめ

バクマン。に登場する物語・作中作・劇中劇・連載まとめ

『バクマン。』とは、原作・大場つぐみと作画・小畑健による少年漫画作品。2010年にNHK教育テレビにてアニメ化された。 絵の才能を持つサイコーこと真城最高(ましろ もりたか)と、文章に長けた秀才のシュージンこと高木秋人(たかぎ あきと)がコンビを組み、『週刊少年ジャンプ』で売れっ子の漫画家になるべく研鑽するサクセスストーリーだ。 作中では主人公たちが描く漫画の他に、多くのライバル、仲間たちが作り出す多種多様な漫画が登場する。

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サカナクション(Sakanaction)とは【徹底解説まとめ】

サカナクション(Sakanaction)とは【徹底解説まとめ】

2005年に北海道札幌市で結成されたロックバンド・サカナクションは、男3人、女2人の5人組バンド。 エレクトロニカやテクノ、ポップ、ロックといったジャンルを融合させた独特のサウンドが注目され、デビュー直後から大型野外フェスに出演するなど活躍を続け、2013年には紅白歌合戦にも出場を果たした。

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ジャンプの歴代ヒロインまとめ

ジャンプの歴代ヒロインまとめ

日本でもっとも発行部数の多い漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』は、人気でも知名度でも漫画という文化の頂点に位置する存在であり、幾多の傑作を生み出してきた。少年漫画であるだけにほとんどの作品の主人公は男性キャラクターだが、彼らを盛り立てるヒロインもまた魅力的な造形の人物ばかりである。 大人に子供、主人公に守られるだけの存在から共に戦う相棒、正規のヒロインを蹴散らして主人公と結ばれた者、“少年漫画”の常識を超えたヒロインかつ女性主人公というタイプ。ここでは、ジャンプ作品を彩ったヒロインたちを紹介する。

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DEATH NOTE(デスノート)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『DEATH NOTE』とは、原作:大場つぐみ、作画:小畑健による日本の少年漫画作品。アニメ、実写映画化、舞台化など幅広くメディア展開している。2003年12月から2006年5月まで『週刊少年ジャンプ』に連載された。名前を書いた人間を死なせることができるという死神のノート『デスノート』を使って犯罪者を抹殺し、理想の世界を作り上げようとする夜神月と、世界一の名探偵・Lたちによる頭脳戦を描く。

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SUNNY 強い気持ち・強い愛(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『SUNNY 強い気持ち・強い愛』とは、韓国映画『サニー 永遠の仲間たち』を原作とした2018年公開の青春音楽映画。90年代、社会の中心にいた“コギャル”たち。コギャルとして青春を共に過ごした“SUNNY”の6人は、ある事件の後バラバラになってしまう。20年以上の時を経て、あるきっかけから一人、またひとりと再会していく。光と影、理想と現実をそれぞれ抱えて生きてきた6人の複雑な思いが、懐かしい90年代ヒットソングに乗せて、90年代と2018年の場面が交差しながら展開される愛と青春の音楽ストーリー。

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凶悪(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『凶悪』とは、ノンフィクションベストセラー小説『凶悪 -ある死刑囚の告発-』を元に、2013年に映画化された社会派サスペンス映画である。雑誌記者の藤井(ふじい)は、上司から須藤(すどう)という死刑囚に会うように言われる。須藤は数々の犯罪に手を染めてきていた。そして、須藤と共謀して多くの犯罪を犯し、最後には須藤をだました木村(きむら)という男の話を聞く。藤井は話を聞くうち、家庭を顧みず取材にのめりこんでいく。この映画は、私たちの身の回りのどこにでも存在しうる犯罪をリアルに描く作品となっている。

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銀魂(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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「銀魂」(実写版)は、2017年7月に公開された福田雄一監督による日本映画。空知英秋作画の漫画「銀魂」の実写化作品で、原作の長編「紅桜編」がベースです。「紅桜編」は、妖刀紅桜を利用して国の転覆を目論む鬼兵隊と、それを阻止しようとする主人公坂田銀時と仲間たちの戦いを描いたもの。原作はSF時代劇コメディです。実写版はそれを忠実に再現し、ギャグ満載、時にほろりとさせる内容になっています。

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銀魂2 掟は破るためにこそある(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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「銀魂2 掟は破るためにこそある」とは、2018年8月に公開された、空知英秋原作の漫画「銀魂」を実写化した日本映画です。2017年公開「銀魂」の続編で、前作に続き監督は福田雄一、主演は小栗旬が務めています。前作とほぼ同じメインキャストで臨んだ本作は、原作で人気の長編「真選組動乱編」と、ギャグ色の強い「将軍接待編」をドッキングさせた内容。「真選組動乱篇」は真選組の参謀伊東鴨太郎の謀反を中心にした物語、「将軍接待編」は、万事屋がバイトするキャバクラに徳川茂茂がやってきて起きる騒動を描いたものです。

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悪の教典(小説・漫画・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『悪の教典』とは、2012年公開の日本のバイオレンス・ホラー映画である。監督は三池崇史で、貴志祐介の小説が原作。高校教師の蓮実聖司は、明朗快活で同僚や生徒にとても頼りにされていた。しかしその正体は他人への共感能力に欠けたサイコパスで、自身の邪魔になる人間は躊躇なく殺してきた男だった。そしてある出来事でこれまでの罪が暴かれそうになり、蓮実は校内の人間を全員始末することを決める。この作品は蓮実というサイコパスの生き方や、その周りで生きようともがく人間の命がけの戦いから目が離せない物語となっている。

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すずめの戸締まり(アニメ映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『すずめの戸締まり』(すずめのとじまり)とは、災いを封じる旅を続ける少女の成長と再生を描いた、新海誠によるアニメ映画。 高校生の少女岩戸鈴芽は、ある日宗像草太という青年と出会い、彼が地震を起こすミミズという存在を封じて回っていることを知る。その封印に必要な要石を抜いてしまった鈴芽は、イスに姿を変えられた草太と共に、ネコの姿になって逃げ出した要石を追って日本中を旅していく。その旅の果てに待っていたのは、過去の巨大な災いと、鈴芽自身の再生の物語だった。

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プラチナエンド(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『プラチナエンド』とは、大場つぐみ(原作)、小畑健(漫画)による日本の漫画・アニメ作品。主人公・架橋 明日は、天使ナッセから天使の力を授かり、神候補として他の候補者達との争いに身を投じていく。緻密な世界観と設定、小畑健の高い画力が好評を得ており、天使の翼や矢を駆使したバトル要素や候補者同士の頭脳・心理戦が特徴。「幸せとは何か」をテーマにしており、人生に絶望していた明日が、「幸せになりたい」という夢を叶えるため奮闘する様を描く。

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天皇の料理番(2015年のドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『天皇の料理番』とは、宮内省大膳職司厨長を務めた秋山徳蔵の生涯をモデルとしたドラマで、TBSテレビ60周年特別企画として制作された。2015年4月に放送され、脚本は森下佳子が担当する。主演は佐藤健で、黒木華や桐谷健太などが出演している。秋山篤蔵は両親に海産物問屋の松前屋の婿養子にさせられ、そこの跡取りとして働き始める。そんな彼があることをきっかけに、日本一の料理人になるという夢を持ち、奮闘するという物語。平均視聴率は14.9%を記録し、東京ドラマアウォード2015などで数々の賞を受賞した。

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るろうに剣心 伝説の最期編(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『るろうに剣心 伝説の最期編』(るろうにけんしん でんせつのさいごへん)とは、和月伸宏の人気漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』を原作とする実写映画。国家転覆を目論む武装組織との戦いを描いた「京都編」の後半を、オリジナルの展開を交えて映画化したもの。前作と合わせて100億近い興行収入を達成する大ヒットとなった。 明治政府打倒を目論む志々雄真実を倒すため、奥義を修得する緋村剣心。その志々雄は明治政府を脅し、剣心を処刑させることを画策。剣心は否応なく人斬りとして犯してきた罪との対峙を迫られる。

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すずめといす(すずめの戸締まりスピンオフ絵本)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『すずめといす』とは、マクドナルドのハッピーセットのおまけとして期間限定で配布された、『すずめの戸締まり』を題材とする絵本。『すずめの戸締まり』の前日譚を描いている。 母子家庭で育つ少女すずめは、仕事や勉強で忙しいあまりに机に突っ伏して寝てしまった母のためにごちそうを作ってあげようと思い立つ。1人で料理を作れるだろうかとすずめが不安に思ったところで、母お手製の“すずめのいす”が動き出し、自分も手伝うと言い出す。

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どうする家康(大河ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

どうする家康(大河ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『どうする家康』とは、2023年に放送されたNHK大河ドラマ第62作。脚本家の古沢良太が新たな視点で主人公の徳川家康の生涯を描く。室町時代後期から江戸時代の日本が舞台。両親と離れ離れになり、駿河国大名・今川義元の人質として孤独な人生を送るものだと思っていた少年はやがて弱小国の主となる。様々な選択をしながら戦いのない世界を目指し、乱世に飛び込んでいく物語である

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るろうに剣心 最終章 The Beginning(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

るろうに剣心 最終章 The Beginning(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『るろうに剣心 最終章 The Beginning』とは、和月伸宏の人気漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の“追憶編”と呼ばれる中編エピソードを原作とする実写映画。剣心の人斬り時代の苦悩と絶望と喪失が描かれている。2012年から始まった「実写版るろうに剣心」の最後を飾る作品。 時は幕末。維新志士の剣心は幕府要人を次々と暗殺し、最強の人斬りと称されるも、「自分の行いは本当に正義なのか」と悩み続けていた。そんな折、剣心は雪代巴という少女と出会い、彼女との交流の中で本来の己を取り戻していく。

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るろうに剣心 京都大火編(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『るろうに剣心 京都大火編』(るろうにけんしん きょうとたいかへん)とは、和月伸宏の人気漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』を原作とする実写映画。国家転覆を目論む武装組織との戦いを描いた長編エピソード「京都編」の前半を映画化したもの。人気悪役の志々雄真実を実力派の藤原竜也が演じることで話題となった。 伝説の人斬り緋村剣心が新たな道を踏み出した頃、京都では凄腕の剣客にして野心家の志々雄真実が明治政府打倒のために活動を開始していた。剣心と仲間たちは、志々雄の打倒を目指してそれぞれに動き出す。

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奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール(民生ボーイと狂わせガール)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『奥田民生になりたいボーイ 出会う男すべて狂わせるガール』とは大根仁が監督を務め、2017年に公開された恋愛エンターテイメント映画。原作は『週刊SPA!』で2014年に短期連載、2015年に残りのエピソードを加えて単行本が発売された、渋谷直角による漫画。 奥田民生に憧れるコーロキ・ユウジはライフスタイル雑誌編集部へと異動となる。そんな中仕事で出会ったファッションプレス社員、天海あかりに出会い一目惚れし、晴れて付き合うことに。しかしあかりは男を狂わせるとんでもない魔性の女だった。

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るろうに剣心 最終章 The Final(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

るろうに剣心 最終章 The Final(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『るろうに剣心 最終章 The Final』とは、和月伸宏の人気漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の長編エピソード「人誅編」を原作とする実写映画。伝説の人斬り緋村剣心と、姉の仇として彼を狙う復讐鬼の壮絶な戦いを描く。人気キャラクターの瀬田宗次郎がサプライズ出演したことで話題となった。 強敵との戦いを終えて、未来を見守り始めた剣心の前に、雪代縁という男が現れる。縁は剣心が誤って斬殺したかつての妻の弟で、姉の復讐のために東京を火の海に沈め、剣心を追い詰めていく。

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DEATH NOTE(デスノート)の料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

DEATH NOTE(デスノート)の料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

『DEATH NOTE』は2003年から『週刊少年ジャンプ』で連載された大場つぐみ原作、小畑健作画の漫画である。名前を書いた人間を死なせることができるという死神のノート「デスノート」を巡る高度な頭脳戦が描かれる作品。 本作に登場する世界一の名探偵「L」は人よりも頭を使う関係から、よく甘い料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物を摂っている。また本作を代表するキャラクター・死神のリュークはリンゴが好物で、彼を象徴する食べ物としてファンの間に広く浸透している。

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新宿スワン(漫画・ドラマ・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

新宿スワン(漫画・ドラマ・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『新宿スワン』はアンダーグラウンド系の日本の漫画である。作者は和久井健。講談社『週刊ヤングマガジン』で、2005年20号から2013年45号まで連載された。スカウトマンをテーマにした物語で、和久井にとって連載のデビュー作品となった。主人公は19歳の白鳥龍彦、通称タツヒコ。ライバルの死や暴力団がからむ違法薬物の取引、そして信頼していた仲間の裏切り、そして、タツヒコの知らないところで大きな復讐の計画が動き出していた。数々のトラブルに見舞われながらも逃げずに立ち向かうタツヒコの成長する姿を描く。

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バクマン。 / Bakuman.のレビュー・評価・感想

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バクマン。 / Bakuman.
9

漫画を読む人・描く人全てに刺さる漫画

DEATH NOTEコンビの新作が本屋さんに並んでいて、1巻発売の頃からコミックスで完結まで追いかけた作品です。半ば脅迫のような形で絵の上手い主人公・真城最高(サイコー)を漫画家への道へ引き込む漫画原作者志望・高木秋人(シュージン)コンビが、とある夢を叶えるために、学生でありながらジャンプで連載を獲得し、18歳までにアニメ化を目指していく、まさに夢と苦労と汗と涙の物語です。中学3年生からかなり現実的な目線で漫画化を志し、サイコーもシュージンもどちらもその頃の年齢の子に比べるととても大人っぽいんですが、思春期らしく喧嘩をしてしまったり、色恋で色々とこじれたり、不本意な形で連載を途切れさせてしまったり等、様々ないざこざを乗り越えながら夢に向かって進んでいく姿に熱さと元気がもらえる作品だと思います。漫画を読むのが大好きな人は、漫画ができるまでの厳しい過程を楽しむことができ、漫画を描くのが大好きな人は、漫画家になることや、漫画家になれたとしても週刊連載をやっていくことの厳しさを漫画の中ではありますが感じられるのではないかなと思います。最終的なストーリーの目標として、サイコーがヒロインの亜豆と結婚するというのが根底にありますが、正直その部分はオマケに近い要素かなと個人的には思いました。もちろん、サイコーを支える大切な部分ではあるのですが、作品を作り続けるサイコーとシュージンの姿の方が印象に残りやすいです。

バクマン。 / Bakuman.
9

漫画家を目指す少年たちが全力で夢に向かって駆け抜ける熱いストーリー

15歳で漫画家を目指し、真白と高木の2人で1つの作品を作り上げていくお話。

15歳ながら、たくさんの壁にぶち当たっても互いに切瑳琢磨しながら目標に向かって進んでいく2人を見ていると、いつの間にか感情移入してしまいます。
まるでいつもそばで応援していたかのような感情になり、漫画の連載が決定した時は特に嬉しくなりました。

編集部サイドの雰囲気も作中に盛り込まれていて、現実でもこんなに長い時間と労力と道のりを経て、ヒット作が世に生み出されているのだな、とアニメファンとしても感動しました。

一方、この漫画には恋愛要素も含まれています。
1話の序盤で真白の片思いだったはずなのに、1話終盤で結婚の約束をしていたのは正直驚きました。
現実味が全くない話の展開に最初は戸惑いましたが、漫画を作り上げていくストーリーに感情移入してしまうので、それはそれこれはこれといった感じで捉えると良いと思います。
主人公の片割れ高木は王道の恋愛をしてくれたので安心できました。
ストーリーのほとんどは漫画家になる2人の話になるので、恋愛要素も少し組み込まれているんだな、と軽い感じで見ていただけたら良いと思います。

現実世界ではこんなスムーズに進めるわけないのですが、自分にも何かできるかもしれない!チャレンジしたい!と勇気をもらえるアニメです。

バクマン。 / Bakuman.
9

漫画 バクマン。 ~戦う漫画家少年達のサクセスストーリー~

少し絵が上手い主人公「真城最高」が、クラスメートで秀才の「高木秋人」とプロ漫画家を目指すサクセスストーリーです。
私も昔は漫画家になりたいと思ったことがあります。なぜかっていうと漫画家ってなんだか…儲かりそう!絵が少し上手(な気がするw)だからできるんじゃね?簡単そうだな!
なんて思っていました」。しかしその考えはバクマンを読むことで「何て甘い考えをしていたのか!」と気づくことになりました(泣)

注目要素
・上手すぎる絵とストーリー
・ヒロイン亜豆美保との約束
・普通の中学生がプロの漫画家を目指す
・努力は天才に敵うのか

・上手すぎる絵とストーリー
バクマンは日本で大ブームとなった漫画「ヒカルの碁」、「DEATH NOTE」の小畑健先生・大場つぐみ先生によるゴールデンコンビによって作られました。懐かしいな~。このお二人の作品は何だかマネしたくなりますよね?自分も学生時代に友達と碁をしたり、ポテチの中で文字を書いてみたり(実際バレないようにするのは無理でした)したものです。作画は小畑先生、原作は大場先生が担当されています。

・ヒロイン亜豆美保との約束
ヒロインで声優を目指すクラスメートの亜豆美保(以下亜豆)と真城最高(以下最高)は、自作漫画のアニメ化およびそのアニメに亜豆が声優として務められたら結婚するという約束をします。亜豆はおっとりしていてかわいく、男性なら一度は憧れたことがあるような女の子です。好きなタイプにもよるのでしょうが(笑)
序盤は控えめに最高と絡むシーンが多いですが、話が進むにつれて信念を持った美しい女性として成長していきます。最高とは時折ケンカをしたり、避けあったりと読者を心配させるようなシーンがみられますが、二人の現代ではみられない純情な恋愛観は、素直に応援したくなります。

・普通の中学生がプロの漫画家を目指す
叔父にプロの漫画家を持つ作画担当の最高、文芸作品の賞を受賞したことがある原作担当の高木秋人(以下秋人)。二人とも絵と作話の経験を持っていますが、基本的には普通の中学生です。この二人がライバル、編集者と出会い、少しずつ研鑚を積み上げていきます。特に最高の努力は凄まじく、倒れてしまうことがありますが、亜豆・秋人の支えにより病床中であっても「漫画家は絶対休載してはならない」という信念のもと作品を完成させ、困難に打ち勝ちます!
あ~自分も努力したい!最高に比べて俺はっ!と思わせてくれるシーンが多数あります。

努力は天才に敵うのか
天才漫画家の新妻エイジ(以下エイジ)の登場。当初は全く歯が立たずに諦めそうになりますが、最高と秋人は諦めずに立ち向かっていく姿が描かれます。
実際に天才っていますよね?俺の方が努力しているのに、こいつには絶対に敵わないっていう人。
しかしエイジは作画・原作・感性に秀でた才能を持っているだけでなく、食事と睡眠以外は全て漫画作りに没頭するといった努力の天才でもあります。一般人の僕としては何とかしてエイジを倒してくれ~なんて考えながら読んでいました。

総評
最高・秋人だけでなく漫画家達の生き方、努力を知ることができる本作。その他魅力的なライバルたちの登場、懐かしい漫画の情報や活躍を知ることができます。漫画好きな全ての方に是非読んで欲しい作品となっています。
果たして最高はブロの漫画家になりアニメをつくることできるのか、亜豆は最高の作った漫画アニメの声優を務めることができるのか、天才エイジを倒すことができるのか。
ぜひ原作を読んで確かめてみてください。

バクマン。 / Bakuman.
10

成功と挫折、ライバルとの熱い友情。戦わないバトル漫画「バクマン。」

バクマン。は週刊少年ジャンプで連載された大場つぐみ原作小畑健作画の少年漫画です。
亡くなった叔父を漫画家に持つ、普通を求める少年「真城最高」が、同級生の秀才「高木秋人」に「俺と組んで漫画家になってくれ!」と誘われるところから物語が始まります。一握りしか成功しない漫画の世界で、闘って命を落とした叔父を見ていた真城は初めは断るが、同じく一握りしか成功しない声優の世界に夢を抱く同級生で初恋の相手「亜豆美保」に、「自分の漫画がアニメになって、その声を亜豆が担当したときに結婚する」という約束をすることで漫画家の道を志します。しかし、彼らの道はそう甘いものではありません。同年代の天才の出現、同じく漫画家を志す人たちと漫画賞でのぶつかり合い。賞の獲得、そして敗北。なんとか連載する事ができても読者アンケートによる順位争い、毎週連載という自分との闘いが続きます。時にはコンビを解消する危機に陥ったり、夢への障害が立ちふさがったりしますが、何度も壁を越え、二人は無事結ばれます。そう、これはサクセスストーリーなんです。最後に幸せな未来が待っていると分かっていてもハラハラドキドキする展開は、王道の少年漫画と何ら変わりありません。邪道で王道な「バクマン。」、是非読んでみてください。

バクマン。 / Bakuman.
9

漫画家が漫画家の裏側や努力を描く熱いストーリー

漫画家だったおじさんの死をきっかけに子供のころ描いていた漫画家という夢を諦めていた青年が、学年No1の学力を持つ男との出会いがきっかけでまた夢に走り出す物語。
漫画家としての画力という才能を持つ青年と、学年No1の学力でストーリーを考える才能を持つ青年の融合により週刊雑誌の連載を狙うため日々努力をする様は、見ていて頑張るパワーをもらえるものとなっている。おじの仕事部屋を2人で使う描写なんかも隠れ家感や秘密基地間を覚え、少年の心を鷲掴みにするでしょう。
いくら才能と才能の融合とはいえ主人公最強のストーリーに仕上がっていない、努力を積み重ねて進んでいく形になっているのが現代のアニメと違って長く楽しめる要素になっている。
実際主人公たちははじめ苦労するが、いわゆるライバルのキャラクターが二人の才能を一人に詰め込んで感覚で漫画家の仕事をすべてこなせてしまうという強大なライバルとなっています。そこに主人公ら二人は追いつこうという形で協力しスランプなども経験しながら作品を重ねくらいついていくスポコンにも似た感覚で楽しめる作品。この作品はどちらかというと尻上がりに面白くなっていきます。
「バクマン。」の作者は「デスノート」なども書いているので「デスノート」のキャラクターが物語終盤に登場したりするのもうれしい要素でしょう。

バクマン。 / Bakuman.
10

夢に向かって懸命に前進する姿に好感が持てます。

この『バクマン。』という漫画は、『デスノート』の作者、大場つぐみさんと小畑健さんの作品で、週刊少年ジャンプで連載されていました。
「勉強や部活、仕事がだるいなぁ」と、やる気が出ない人が読めば、たちまち明日から頑張れる作品であると思います。

主人公の真城最高と高木秋人の二人がコンビを組んで、漫画家を目指すストーリーになっております。
作風は一見、ジャンプ風ではないのですが、夢を叶えるために漫画を描くその人生の中にしっかりとジャンプ3大原則の「友情・努力・勝利」が盛り込まれており、かなり熱量のある作品です。

途中に、主人公の真城が入院して漫画を描くことを止められるシーンがあるのですが、入院しても病院で原稿を描くその姿からは「仕事に命を懸ける」といった男の熱さがひしひしと伝わってきました。

また、作中で真城たちは何度も連載を打ち切られ、その度に挫折を味わいます。
しかし、夢のために何度挫折を味わっても、諦めずにひたむきに突き進む姿に心打たれました。

この漫画を読むと、ほとんどの人が「自分が今取り組んでいる仕事、部活、勉強をもっと頑張ろう」と感じるでしょう。読んだことのないすべての人に是非、登場人物たちの熱量を味わっていただきたいと思います。

バクマン。 / Bakuman.
9

珍しい?!漫画家を題材とした漫画

『バクマン。』は2008年から週刊少年ジャンプで連載され、2012年で完結した作品です。全20巻で完結している作品のため、一気に読むこともできます。バクマンは今までの漫画であまり題材にされていなかった漫画家自身を題材としている漫画です。漫画が好きな人なら知りたい漫画家の裏側だけでなく、編集者さんの裏側も知ることができます。バクマンはダブル主人公で、一人が作画、もう一人が原作を務めて二人で漫画を描いていく物語です。2人は中学3年生の時ふとしたきっかけで漫画家を目指すことになります。最初はただの中学生だった2人が一流の漫画家になっていく物語です。漫画家を目指している人にはぜひ読んでいただきたい漫画です。作画の『真城最高』は中学3年生にして夢、希望を持って生きていくことはおろか、普通の人生を歩んでいければそれでいいと考える思春期の学生です。なぜそんな考えを持っている学生が夢しかない職業である漫画家を目指すことになるかも注目です。原作の『高木秋人』は真城最高と同じクラスなだけのただのクラスメート。しかも、学力トップクラスで未来のエリートコース間違いなし。周りから見ればそんなイメージを抱かれる高木秋人には、実は漫画家になるという夢がある。しかし作画ができない。そんな時、真城最高のノートの落書きを見てコンビを組んで漫画家になろうと持ちかけます。こんな、正反対の考えを持つ2人がどうやって一流の漫画家になるのか。ぜひ読んでいただきたいです。

バクマン。 / Bakuman.
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漫画が題材のジャンプの王道

キャラ、ストーリー、音楽。どれを取っても、高い評価をせざるを得ないアニメだと思います。あえて、タイトルに『ジャンプの王道』と書いたのは、努力、友情、勝利の三要素がふんだんに使われているのに、なんだか、ジャンプっぽくないように思えたからです。ストーリーは、漫画家の叔父をもつ主人公が、週刊少年ジャンプで漫画家を目指すというものです。これだけ見ると、王道中の大道のように見えると思いますが、恋愛要素がストーリーの中でかなり重要になります。作中で、「主人公の漫画がアニメ化されたとき、ヒロインの声優をこの作品のヒロインにやってもらう。この夢が叶ったら結婚する。それまでは会わない」、という約束をします。この約束が、『バクマン。』をジャンプっぽくなくしているな、と思います。そして、個人的にこの作品が好きな理由として、漫画が題材の作品のため、主人公やライバルが作ったキャラがたくさん登場します。このキャラたちが、とても魅力的なのです。羨ましくなるような大恋愛と、魅力的なキャラクターたち。友であり、ライバルである、という立ち位置がきちんと強調されており、『バクマン。』ならではの名言が、この作品を引き立てていると思います。

バクマン。 / Bakuman.
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漫画家シンデレラストーリー

『バクマン。』という漫画家を目指すというストーリーの漫画がある、ということを周囲からフワッと聞いていたものの、読まずにいたところアニメ化されていたので、一気に見ました。始まりが同級生で隣の席のマドンナ的女の子と両想いというアルアルスタート。そして、女の子は声優に、主人公は漫画家になりたい。お互いの夢が叶ったら結婚。というなんとも分かりやすい流れ。この時点で少し鑑賞意欲が減退したものの「漫画家」という世界については無知なので興味があり見続けることに。すると、見るほどに引き込まれてしまい結局3期まで一気に見ました。恐らくジャンプを意識したジャックという漫画での連載を通して描かれているのですが、漫画家さん同士の繋がりや漫画家さんと担当編集者さんの繋がりなど、初めて知ることが多くとても楽しめました。特に、担当編集者さんが作家さんと一緒になって連載漫画の展開を考えるシーンには、締め切りに作品を回収するだけだと思っていたので驚きました。また、同じく学生で連載デビューしたライバルがいるという部分でとても少年漫画らしいなと感じました。戦闘シーンこそないものの、ライバル作家さんとのせめぎ合いはカナリ見応えがあります。絵に描いたようなハッピーエンドでまさにキラキラシンデレラストーリーだなと思いましたが、ストーリー展開が飽きさせない構成なのでおススメしたい作品です。

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