4iikhr-2931@4iikhr-2931

4iikhr-2931
4iikhr-2931
@4iikhr-2931
2 Articles
4 Reviews
0 Contributions
0 Likes
4iikhr-2931

4iikhr-2931のレビュー・評価・感想

王様ランキング
10

根本からの悪人が登場しない優しい作品「王様ランキング」

「王様ランキング」の主人公ボッジは、巨人族の両親を持ちながらも体が小さく剣もまともに扱えないほどの非力な王子様です。耳が聞こえず言葉もまともに話すことができないため、周囲から王の器にふさわしくないと噂されていたボッジでしたが、カゲという親友との出会いをきっかけに王様になるために人並外れた努力を始めます。非力で周囲からは軽蔑されていたボッジが、大切なものを守るために強さを手に入れる姿にはたくさんの勇気を貰いました。
また、この作品が持つ1番の魅力は、悪役のようなキャラクターは登場することがあっても根っからの悪人が登場しないということです。初登場時には悪人のように見えても、物語が進むことでその行動を取る心理と理由が徐々に明らかとなり、最終的にはそのキャラクターにも情が移り好きになってしまいます。たとえ悪人のように見えてもその行動を取る理由や心理描写が非常に繊細なため、作品を通して悪の定義について真剣に考えさせられました。
小さい時に感じていたワクワクした気持ちを思い出したい人や、人とのつながりを重視した世界観を楽しみたい人、主人公が努力と工夫をすることで自分だけの強さを手にいれる過程を楽しみたい人におすすめです。

龍が如く7 光と闇の行方 / Yakuza: Like a Dragon
10

想像以上の面白さ

「龍が如く」シリーズ初のRPG作品である「龍が如く7」。
想像以上に素晴らしい作品でした。

まず、ストーリーが面白すぎます。
主人公がいきなり逮捕され、出所後、尊敬する親分に銃で撃たれるという展開には、さすがに驚きましたが。

メインストーリーは、基本的にはシリアスな展開が続きます。
銃撃戦があったり、敵に奇襲されたりなど、いかにも極道らしい展開です。
逆に、サブストーリーがネタ要素多めです。ザリガニを救うこともあれば、幽霊を救うことだってあります。
そのバランスの良さが、「龍が如く7」の面白いところですね。

ターン制のバトルも楽しませていただきました。
アクションが苦手で龍が如くをプレイして来なかったという人も、今作は遊びやすいと思います。

RPGらしく、職業を選ぶことも出来たのも面白い点です。
ホストや用心棒、アイドルなど多数の職業が選べて楽しいですよ。
同じ職業でも、キャラクターによってセリフが変わるところも良かったです。

ちなみに、戦闘時には「デリバリーヘルプ」を使って仲間を召喚することが出来ます。
歴代のキャラクターを召喚することが出来るので、ちょっと感動的でした。

今作が、私にとって初めての「龍が如く」だったのですが、初めてプレイする人でも絶対に楽しめる作品なので、強くおすすめしたいゲームです。
続編が発売決定ということで、今から待ち遠しいですね。

L♥DK
8

若き日の二人の可愛い演技は必見!映画「L・DK」

私にとって高校時代は遠い昔のことです。
そんなあなたにも映画を通して是非きゅんきゅんして頂きたい!
映画「L・DK」は2014年に公開された映画ですが、若き日の剛力彩芽さんと山崎賢人さんが主演の作品です。
高校時代の甘酸っぱくもなんとも初々しいやりとりをきゅんきゅんしながら見れます。原作は漫画なのですが、漫画を読んでいても読んでいなくても楽しめる作品です。
なんと言っても美男美女。
剛力彩芽さんはやはり今より若く本当に初々しい可愛い女子高生役です。山崎賢人さんは年月を感じさせないほど当初もいまも若々しくてなんといってもかっこいい。そんな山崎賢人さんはツンデレ王子役です。

ひょんなことから同棲を開始することになる2人ですが、チャラチャラしているモテ男の山崎賢人さんと恋に奥手な剛力彩芽さん。2人のやりとりが見ているこちらもドキドキさせて楽しませてくれます。

何かと距離が近い山崎賢人さんの役柄が本当にかっこいい。
頭をポンとしたりバックハグもあります。当時自分にはなかったものですが、映画を通してこんなイケメンにこんな行為されたらたまらない!がつまった作品です。

おうち時間で刺激の足りない女子にはぴったりの作品だと思います。是非ご覧ください。

PARKER/パーカー
6

ジェニファーロペスが良かった。

テイラー・ハックフォードとジェイソン・ステイサムがタッグを組んだ映画。
ジェイソンステイサムのかっこよさに胸ときめきました。
ただ一つ残念なのは、主人公は元々が犯罪者という設定なだけにイマイチ私の正義感が駆り立てられず不燃焼でした。
ストーリー的には美談ですが、結局は強盗を犯した仲間の中で仲間割れして孤立し、復讐しただけですから。
確かに人の命は奪わずに強盗を犯すという主人公のポリシーに仲間たちが反したという事情は許せない事ですが、ジェイソン・ステイサム演じるパーカーはそもそも強盗ですからね。
ジェニファー・ロペスが好演していて彼女に肩入れしたくなります。
ですが結局最後には彼女の恋は実らないという結末。
その物悲しさや寂しさもボンドガールが不幸になるというお決まりかのようで余韻が残りました。
もちろん全てがスッキリハッピーエンドとはいきませんでしたが、それはそれで良かったのかもしれません。
アクションはハラハラドキドキで楽しめたので満足しています。
ジェニファーロペスが強盗達の隠れ家の様子を見ていた時など見つかって捕まるんじゃないかなどとハラハラするところや、島で強盗をしたら逃げ道は橋しかない設定などこの先どうなるんだろうというワクワクも良かったです。