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3pfyuta

3pfyutaのレビュー・評価・感想

ハイキュー!! / Haikyu!!
9

敗北から始まる挑戦の物語

スポーツものの多くは、最後は主人公が粘り勝つという進行が多いのであまり好きではなかったのですが、この作品は違いました。中学最後の試合や春高予選など、大きな試合でとことん負けます。そして、主人公らが負けた経験を糧に、勝利に向かってひたすら進む成長の物語で、読むたびに心熱くなります。特に、バレーに対して一歩引いた姿勢で真剣にできていなかった月島蛍が、白鳥沢学園との戦いで殻を破り、エース牛島のスパイクを完全ブロックした回は、彼の成長に感動して泣いてしまいました。今でも見直すたびに泣いています。
キャラクターの成長が細かく描かれているところがとても好きです。主人公とその仲間たちだけではなく、試合相手の過去の経験や試合中の成長も描かれているので、主人公のチームを応援したい気持ちはあるのですが、どうしても相手のチームにも感情移入してしまい、どちらも応援しています。青葉城西の及川と烏野の影山の中学時代のエピソードを見ていると、努力しているのに後から入ってきた天才的な技術を持つ後輩に、同じポジションを奪われる心配に駆られる及川の気持ちにとても共感してしまいます。
さらに、彼らが高校でバレーをしている間だけでなく、彼らが大人になってからの物語も描かれているのがよかったです。そして、一番恋愛が描かれなさそうな人の恋愛の場面ではスポーツマンガを見ているのに、にやにやが止まりませんでした。
多くの作品を見たり読んだりしてきましたが、ここまで感情移入し、ドはまりした漫画は初めてでした。

9mm Parabellum Bullet / キューミリ・パラベラム・バレット
10

「爆奏」という言葉が似あうロックバンド

9mm Parabellum Bulletは、私自身含め、主に20~30代の多くのバンドマンの人生を狂わせたバンドの1つといっても過言ではありません。
日本人が大好きな昭和歌謡曲を思い起こさせるフレーズ、メタルやハードコアに近しいサウンド、手数の多いギターやドラムに、影響を受けたバンドマンは非常に多いでしょう。
実際、曲を聴いただけで「9mmが好きなんだな」というバンドもyoutube上でちらほら確認できます。
9mmの楽曲の多くはリスナーが「これこれ!」と求めている曲ばかりであることが特徴ともいえます。
特にギター担当であり大半の作曲を担っている「滝善光」の存在は大きく、ステージ上の暴れっぷり、時にはギターを弾かずにパフォーマンスに注力してしまう姿は、多くのロックキッズに衝撃と興奮を与えました。
そんな滝氏は、初武道館ライブにて手をつるという事件が起こりました。その後、定期的にライブで手や足がつる症状が現れ、ジストニアと診断されてしまいました。
しばらくはサポートギタリストを入れてのライブ活動になり、バンド自体の演奏もどこか寂しい光景になってしまいました。
しかし、休養中の滝氏が作成したアルバム「BABEL」はテクニックを詰め込み、病気とは思えないレベルの楽曲たちを生み出しました。そのアルバムのツアーでは最終的に数曲ですが滝氏が復帰し、感動的なステージを生み出しました。
ライブDVDにはその時の映像がありますが、滝氏の復帰にメンバー全員が歓喜していることが伝わる感動的なシーンでした。
以後は急な発症を予測してサポートメンバーを入れながらライブ活動をしており、前ほど無茶なパフォーマンスは無くなりましたが、サポートギタリストを増やしたことで新たなアレンジを追加しており、動きによるパフォーマンス以外でもたくさん魅せてくれるようになりました。

ケツメイシ
10

元気が欲しい、出したい!そんな時にケツメイシを聞くべき!

【ケツメイシとは】
1993年に活動を始めた男性4人組の音楽グループです。
avex trax所属で、J-POP、ヒップホップ、レゲエといったジャンルで活動しています。

【メンバー】
Ryo(田中 亮)ラッパー、1972年11月26日生まれ
Ryoji(大塚 亮二)ボーカル、1974年12月14日生まれ
大蔵(吉田 大蔵)ラッパー、1976年3月14日生まれ
DJ KOHNO(河野 健太)DJ、1977年6月28日生まれ

【経歴】
1993年に活動を開始し、有名になったきっかけはトヨタ自動車のCMで「こっちおいで」が使用され、TV初出演となったことです。そこからケツノポリスというアルバムが次々に発売され、新しいヒップホップとして様々な方達からの人気を得ました。そしてメジャー11thシングル楽曲「さくら」が年間オリコンチャート2位を獲得し、日本のトップアーティストの仲間入りを果たしました。

【元気を出したいときに聞くべき楽曲TOP5】
1位:夏の思い出…とにかくテンションが上がる曲となっています。特に夏の車内で聞くと最高です!
2位:友よ~この先もずっと…友情とは?そんなテーマであり、友達に会いたくなる楽曲となっています。
3位:涙…落ち込んでいても、また頑張ろうという気持ちにさせてくれる。落ち込んでいるときに泣いてしまうかも、、、
4位:歩いてく…隠れた名曲。意外と知らない人が多いですが、元気が欲しい時に聞きたい曲です。
5位:さらば涙…自分を認めてあげることの大切さを分からせてくれる、そんな1曲です。

他にも様々な名曲がありますので、これを機に聞いてみてください。