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1tkatsu0501のレビュー・評価・感想

猿の惑星
10

宇宙飛行士が宇宙から地球へ帰還したはずが、そこは猿が人間を奴隷にする悪夢のような惑星だった。

アメリカ映画「猿の惑星」は、最初アメリカの宇宙飛行士が探索のために宇宙へと向かう。テイラー船長以下4人の宇宙飛行士は時間軸を超えるため、宇宙船内で睡眠薬を注射して冬眠状態に入るが、トラブルが発生して謎の惑星へと不時着する。4人の宇宙飛行士のうち3人の男性飛行士は助かるが、女性飛行士は酸素吸入装置が故障して死んでしまう。生存者の3人は、到着した惑星の状況を知るため飛行船を離れて、川をゴムボートで移動していく。そして水あびをしていると何者かに衣服を奪われ、呆然としていると武装した猿の軍団が現れて、3人を襲撃してきた。1人は射殺され、1人はとらえられるが隊長のテイラーは、首に傷を負い動物病院で手当てを受ける。
この惑星は高度な知能を持つ猿が支配しており、人間は動物扱いされていたのである。それはテイラーたちの地球とは違い、猿の惑星の人間は言葉もしゃべれず、知能が低い動物だったからだ。テイラーは檻に入れられて猿の学者の研究対象となるが、首の傷のため言葉をしゃべることができない。しかしテイラーが他の人間たちと違い言葉を理解することができると知り、猿の学者は興味を抱く。そして不自由な生活に嫌気がさしたテイラーは脱走し、またもつかまってしまう。そのときテイラーはすでに
首の傷も治っていて、猿たちに「この忌々しい猿どもめ」と吐いたセリフに猿たちは衝撃を受ける。なぜこの星が猿が支配していて、人間が奴隷なのかそれはラストシーンで明らかになるが、初めてみたときのショックは忘れられない。

ヴィンランド・サガ / VINLAND SAGA
8

平和とはなにか。

読み進めるうちにドンドン引き込まれていく作品。

主人公トルフィンの復讐劇として始まるストーリーであり、濃厚なバトルシーンにハラハラドキドキする感覚を味わえる。復讐相手の一味として、復讐の機会を探りつつ、いつしか共闘もしながら、話が進んでいく。キングダムのような戦争モノの王道な展開を感じた頃に、急に復讐劇は幕を閉じる。
このマンガはココからが面白い!!
復讐に囚われそれ以外に無頓着だったトルフィンが、戦争によって奴隷になった者、家族を失った者…様々な人と出会い成長を遂げていく。そして、平和な世界を作るためにヴィンランドを作り上げていく。そんな壮大な世界観にストーリーが拡張さていく。
戦争では負けなしのトルフィンだったが、見るもの全てが新しく、学びながら一歩一歩前に進んでいく。道中では自分が傷つけたものが目の前に現れ自覚をしていく。傷つけてしまった過去には戻れない、そして元には戻せない。しかし、目は背けずに償いをしていく。苦悩と葛藤の日々を過ごしながらも誠実に生きるトルフィンの姿は考えさせられるものがある。
大胆なフェーズの切替があるものの、しっかりと伏線を散りばめ回収し、ストーリーとして線で繋がっている。絶妙。

呪怨(ビデオ版)
7

白塗りなのに怖い

オムニバス形式の話でした。呪怨とは、その場所に呪いが残るみたいな話なので、オムニバス形式が合っている話だと思います。それに、一人に焦点を当てた方がわかりやすいし、いい作りだったと思います。その家に足を踏み入れたものがことごとく死んだり、行方不明になっていて怖かったです。この家は本当に呪われているなって感じです。幽霊の表現も肉体ありで、ただの白塗りの女の人、子どもというのが新しいと思いました。よく考えるとおかしいのに怖いから不思議です。でも、ちよっと誰には見えていて、誰には見えていないのか、わかりづらかったです。あと、話が前後していたり、未来が見えてたりするのですが、その時間軸もよくわかりませんでした。結局、遠山さんはその家で起こる未来を見たみたいなことですよね。いづみちゃん側は、遠山さんは見えてないんですよね。見えてたら、パパってわかるし、、、まあ、ちょっとよくわからないところもあったけど面白かったです。家の周りに行方不明者の張り紙がいろいろ貼られるようになるところとか、ITみたいだなと思いました。呪怨はその後シリーズ化されたけど、それがよくわかります。また、あの二人の怨念にやられる人を見たいなと思いました。