ターミナル

ターミナルのレビュー・評価・感想

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ターミナル
8

何度見ても飽きない

小さい頃に見た事がある映画ですが、ある程度歳を重ねてから再度見ても面白かったです。
簡単な内容を申し上げますと、法律の穴にはまってしまい、空港から抜け出せない不運な男の脱出劇です。
私がもし空港で同じような状況になった時は、どうする事もできません。主人公も同様に最初は全く言語も通じず、どうする事もできませんでしたが、空港で生活する術を見つけて上手いこと乗り切ろうとする行動力には驚きましたし、言語が通じなくても人柄の良さから周りの人に気に入られて、たくさんの人から手助けしてもらえるようになっていく姿はとても感動的でした。
私自身、もともと前例のないことをするのが怖いうえに、現在のように未来の予測ができずに何をすれば良いか分からない時代において、とても背中を押してくれる作品になりました。主人公の行動力とポジティブさを分けてほしい気持ちになる度にこの作品を見ているので、何度も見ました。何度見ても飽きないのです。行動する力と、言語が通じなくても人柄の良さでどんな困難な場面も乗り切れる主人公の姿は、どんな人でも学ぶ事が多い作品です。
元気になりたい方、未知の世界で先も見えないなか行動を起こすことが怖いと思っている方には本当におススメの作品です。

ターミナル
10

空港を舞台にした心温まるヒューマンドラマ

巨匠であるスティーブン・スピルバーグと、名優のトム・ハンクスのタッグで製作されたこの映画は、アメリカはジョン・F・ケネディ空港を舞台に描かれたヒューマンドラマです。

トム・ハンクスが演じるナボルスキーは父親とのある「約束」のためにニューヨークへ降り立った、東ヨーロッパの小国であるクラコウジア出身の中年男性。しかし、ナボルスキーが知らない間に祖国ではクーデターが起こり、事実上クラコウジア政府は消滅。彼のパスポートが無効状態となってしまったため、出国しようにも止められる始末....。そのためナボルスキーは空港のターミナルで生活することを決意する。
当初、空港職員からは不思議な目で見られていたナボルスキーであるが、彼の人柄を表すある「事件」以降、彼らのナボルスキーに対する対応が好意的になり、一躍ナボルスキーは空港の人気者となる。機内食サービスのエンリケや、ある過去をかかえる清掃員のグプタとの友情、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ演じるユナイテッド航空のフライトアテンダントのアメリア・ウォーレンとの恋愛など、ナボルスキーを取り巻く人たちとその温かい人間関係が描かれています。また彼がどのように空港生活をしていくのか、しゃべれなかった英語がどんどん上達していく様子も注目したい作品です。