ターミナル / The Terminal

ターミナル / The Terminal

『ターミナル』とはアメリカ合衆国で2004年6月に公開された、ロマンスおよびコメディー映画である。ある目的をもってアメリカ合衆国に入国するビクター・ナボルスキーだったが、母国でクーデターが起き国が消滅してしまう。無国籍状態となり入国ができなくなってしまった。それでも目的を達成するために、空港の乗り継ぎロビーでクーデターが終結することを待ち続ける。空港生活の中で国土安全保障省税関国境保護局との対立、キャビンアテンダントとの恋模様など様々なヒューマンドラマが描かれている作品である。

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ターミナル / The Terminal
8

何度見ても飽きない

小さい頃に見た事がある映画ですが、ある程度歳を重ねてから再度見ても面白かったです。
簡単な内容を申し上げますと、法律の穴にはまってしまい、空港から抜け出せない不運な男の脱出劇です。
私がもし空港で同じような状況になった時は、どうする事もできません。主人公も同様に最初は全く言語も通じず、どうする事もできませんでしたが、空港で生活する術を見つけて上手いこと乗り切ろうとする行動力には驚きましたし、言語が通じなくても人柄の良さから周りの人に気に入られて、たくさんの人から手助けしてもらえるようになっていく姿はとても感動的でした。
私自身、もともと前例のないことをするのが怖いうえに、現在のように未来の予測ができずに何をすれば良いか分からない時代において、とても背中を押してくれる作品になりました。主人公の行動力とポジティブさを分けてほしい気持ちになる度にこの作品を見ているので、何度も見ました。何度見ても飽きないのです。行動する力と、言語が通じなくても人柄の良さでどんな困難な場面も乗り切れる主人公の姿は、どんな人でも学ぶ事が多い作品です。
元気になりたい方、未知の世界で先も見えないなか行動を起こすことが怖いと思っている方には本当におススメの作品です。