Bloodborne / ブラッドボーン

Bloodborne / ブラッドボーンのレビュー・評価・感想

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Bloodborne / ブラッドボーン
10

ハイレベルなアクションRPGゲーム

難易度かなり高めのアクションRPGになります。
敵は人型と獣型に分類することができて、ボス以外は割りと簡単に倒すことができます。ですが、油断するとあっという間にフルボッコにされて死ぬし、物陰から飛び出してくるし、上からも飛び降りてくるので基本的に油断大敵。ボスもかなり強いので、攻撃を避けながら内臓攻撃を加えるのはかなりスキルが必要になってきます。その分倒せた時の達成感はあるので周回で遊んでしまいます。
なんといっても作り込みが半端じゃないです。ゲームには全く関係のないスペースもあれば、小さな布の動きまであります。グラフィックも綺麗なので、見ていて飽きることはありません。ストーリーに関係ないボスもいて、倒さなくても良いんだけど倒したくなるボスです。強いからこそ自分の技術や判断力が試されます。難易度が高めですが、それこそがこのゲームの醍醐味だと思います。
エンドは3種類あって、介錯を受け入れればヤーナムの夜明けエンド、ゲールマンと戦闘して勝利すれば遺志を継ぐ者エンド、3本のへその緒を使ってゲールマンと月の魔物に勝利すれば幼年期のはじまりエンドに入れます。自分の選択次第でエンドを選ぶことができるので、つい周回して全エンドを見たくなります。

Bloodborne / ブラッドボーン
8

ただの死にゲーではない! 時に手が震える程の興奮

「マゾご用達」「死にゲーの金字塔」と名高いフロムソフトウェアが満を持して発売した新規ソフト。
古い欧州の街並みを、己が病を治す為に、血と獣の匂いを浴びた狩人として駆け抜ける。あらゆるものを壊し、奪い、暴き、その果てに辿り着くものは......。間違いなく、このゲームが発売された2015年で最も面白いソフトであると私は断言します。
「でも、難しいんでしょ?」「いっぱい死ぬんでしょ?」こういう新規ユーザーの声を、SNSでもよく見かけます。はっきり言いましょう、YES。......いや、でもそこまで......(ごにょごにょ)PSNにて、一時フリープレイができた時期があったのですが、その際に最初のボスの撃退トロフィーの取得率が45%を下回った......なんてこともありました。でも違うんです!いくらボスが強いと言っても、運ゲーではないんです!敵の行動には必ず前兆があり、落ち着いて動きを見たならば、(10回くらい死んだ後に)自然と敵の体力を削れるようになっているはずです。自分でもわからない内に、どんどん動きに対応できるようになる。前の時は体力は半分も削れなかったのに、いつの間にかあと一歩まで来ている。あー!また死んだ!あの動きは避けられた動きだった!馬鹿!私の馬鹿!次はあのパターンがきたらこうやって対応してやる!ここで、こう、避ける!できた!焦るな!確実にいけ!慎重にだ!よし、ここだ、やった!勝ったー!!!!あ、たのしい。
フロムソフトウェアのソフト全般に言えることですが、鬼門は最初のボスです。心構えも経験もアイテムも技能も少ない中、どうその難関を潜り抜けるのか......。ここさえ乗り越えてしまえば、このゲームとの向き合い方、戦い方が自然と身に付き、気が付けば「あ、死ぬのたのしい」という境地に達しています。故に、最初のボスのことをプレイヤーは敬って『先生』と呼ぶようになるのです。確かに難しいゲームです。初見でクリアする、ということはあまりないでしょう。それでも、ボスを撃破した後、気付けば指が震えるほどの興奮を一度でも味わえば、多少の死なんて、なんてことはなくなっています。あぁ、叶うなら記憶を消してもう一度遊びたい......。必ず勝てる。心折れぬ限り。それでも無理なら、レベルをあげてステータスを強化しまくれば良いんですよ!(おすすめは体力!)

Bloodborne / ブラッドボーン
8

手ごたえしっかり

このゲームの魅力の一つとして、独特の世界観が挙げられます。
プレイヤーは狩人(ハンター)として、「獣の病」に侵された街へと狩りに出ます。
ゴシックホラーと呼ぶにふさわしく、薄暗い不気味にさえ感じる街の雰囲気。
恐怖を感じつつも、なぜ町がこのような状況にあるのか、この先に待っているものは何なのか、知りたいと思わずにはいられなくなります。
また、Bloodborneはかなりやり応えのあるゲームです。というのも、とにかく敵が強いためです。
序盤ではいきなり襲われていとも簡単に倒されてしまうことも多く、高難易度に感じるゲームです。
しかし、トライ&エラーを繰り返すうち、自然とプレイヤー自身のプレイスキルが上がっていくのが実感できると思います。
プレイし始めた時には「絶対に倒せそうにない」と思うような強敵でも、気付いた時には立ち向かえるようになっています。
そんな強敵を倒す瞬間。この一瞬は、他のゲームではなかなか味わえない快感を与えてくれます。
思わず「やった!」と声が出てしまうほどの手ごたえを感じることができるでしょう。
プレイヤーとしての成長を実感できる「Bloodborne」、是非プレイしていただきたいです。

Bloodborne / ブラッドボーン
9

フロムソフトウェアが送る最高の悪夢

PS4で発売されたフロムソフトウェアのアクションゲームの一つ、それが「Blood Borne。
フロムソフトウェアのアクションと言えば、かの有名なソウルシリーズ(デモンズソウル、ダークソウル1~3)を思い浮かべる方もいるでしょう。その系列とはまた一味違ったアクションゲームがこのタイトル。
主人公はソウルシリーズと同じく何度死んでも復活し、ダークな世界観、異形の敵。素晴らしいほどに殺意に満ちた敵達が待ち受けている。
ソウルシリーズと同じく、敵を倒した際に得られる通貨のようなもの(血の意志)でステータスを上げることでレベルが上がっていく。と此処までならただのソウルシリーズだ。
しかしBloodborneがソウルシリーズと大きく違うのは”仕掛け武器”と”リゲイン”、そして”盾”の三点だ。
まず仕掛け武器。あらゆる武器が二つの状態を持っている。
例えば、ノコギリ鉈という武器は取り回しの良いリーチの短い形態、リーチが長くやや振りの遅い形態。この二つの形態を持つ。
獣肉断ち(DLC武器)は、重厚な大ぶりの鉈の形態、いくつかの節に解れ鞭のように振るい敵を叩き潰す形態。
このように一つの武器が二つの形態を持っている。変形の差異に形状が変わる演出や効果音。攻撃に変形を入れた変則的なコンボ。こうしたモノはソウルシリーズでは味わえない。

二つ目はリゲインというシステム。敵の攻撃を喰らってもすぐに反撃すればいくらかのHPを取り戻せるというもの。ソウルシリーズは言ってしまえば、盾を用いて機を窺い攻撃するのが定石。
しかしBloodborneの場合はそもそも盾が貧弱、というよりたった2個しか存在しない。その上ソウルシリーズと違って貧弱極まりない。
その代りのリゲインだ。攻撃を受けたのならそれ以上に攻撃し回復して生を掴む。その獰猛なまでの攻撃性を以て活路を開く楽しみは一度味わったら忘れられないだろう。

そして三つ目。盾についてだ。
Bloodborneの主人公はそもそも盾を持たない。彼らが持つのは銃だ。ソウルシリーズは盾で敵の攻撃を受け、反撃するという事が多い。しかしBloodborneでは盾の代わりに銃を撃つことで敵の耐性を崩し、隙を生み出すパリィという技術でしのぐ。盾受けできないというのはソウルシリーズ体験者からするととても厳しいものだろうが、実際プレイして慣れてしまえば敵の攻撃を掻い潜り、隙を見て銃でパリィし、あるいは敵の攻撃を受けても構わず攻撃を重ねて叩き潰すという戦い方の魅力にきっと気づくだろう。

長々と書き連ねたが、このBloodborneというゲームはフロムソフトウェアが送る最高の悪夢体験であるのは間違いない。
身を守る防具や盾などなく、あるのは銃と武器だけ。血でむせ返り歪な鳴き声が耳にへばりつくような悪夢の中を狩人として歩き化け物どもを狩って狩って狩り進め、何度も何度も何度も死にまくる。
これこそが楽しい楽しいゲームではありませんか。是非とも是非とも皆様プレイしてください。狩人の悪夢はきっと貴方を満足させることでしょう。