Bloodborne / ブラッドボーン

Bloodborne / ブラッドボーンのレビュー・評価・感想

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Bloodborne / ブラッドボーン
9

退廃的な世界観の美しさ

高難度の死にゲーである『ダークソウル』を売り出している、フロムソフトウェアのタイトルです。こちらの『Bloodborne』も負けず劣らず高難易度で、最初のボスにたどり着くまでに10~20回死んでしまうのは当たり前。最初のボスですら、倒した証のトロフィー取得率は50%前後を常に推移しています。そんな心を折りに来ることで有名なゲームではありますが、まず圧倒されるのは、19世紀ヴィクトリア朝をモチーフとした美しい世界観です。ヴィクトリア朝と言われてピンとこない方は、『シャーロック・ホームズ』の世界観をイメージされたら良いかと思います。ほのかなガス灯、アンティークな調度品、どこか西ヨーロッパを感じさせる街並みに陰鬱な闇夜が広がり、主人公はおかしくなった住人や獣たちに対面することになります。PV等で雰囲気に惹かれたならまず買って損はないと思います。しかし高難度という部分でやはり、アクションが苦手な人はためらうでしょう。でも、そこは数々の高難易度ゲーを作った有名会社。解決策は常に用意されています。地道なレベル上げ、敵の動きの研究を行い、何十回も挑戦すれば、必ず切り抜けられるようになっています。何度も挑み、無事に勝利したときの喜びはひとしおですよ。

Bloodborne / ブラッドボーン
8

私にとって最高レベルのダークファンタジーアクション

客観的に見ると好き嫌いの激しいゲームではあると思います。
お勧めできるのはダークな物語が好き、少ない情報から考察するのが好き、難易度の高いアクションゲームが好きな人で、どれか一つでも当てはまれば楽しめる可能性はとても高いでしょう。

難易度に関しては、進行上必ず倒さなければならないという意味では最初のボス「ガスコイン神父」を突破した際に得られるトロフィーの取得率が50%未満だった時期が長くあるほど。
それでいて、堅実にレベルを上げてしまえばゲームが下手でもクリアできなくは無いので、無茶をしないことが肝要です。

同社FROM SOFTWAREのシリーズであるデモンズソウル・ダークソウルとのシステム上の類似点が多くあり、攻撃にはスタミナを消費する。
死ぬとお金・経験値のように扱えるポイントを死亡地点に落とすか付近の敵に確保される。その際には該当の敵を倒すことで取り返すことができる。
最初はレベルアップができない。
装備品が複数あり、それぞれに特徴が大きく異なる。
強力なパリィ、バックスタブ攻撃があるなど。

ソウルシリーズと異なり本作の特徴であり魅力的なポイントとして、銃がある。
本作のパリィは銃によって相手の体勢を崩すことが発動条件となり、大型の敵は部位破壊が条件となります。
プレイヤーに一定の人気がある対人戦に関してはデモンズソウルなどでは「すれ違いスタブ」というテクニックがあるほど即座に発動していたバックスタブに関しても、背後からため攻撃を当てることが条件になり、より戦略が求められるでしょう。

武器・アクション・要考察な物語・スタイリッシュさ。すべてが魅力的な最高のダークファンタジーアクションゲームです。

Bloodborne / ブラッドボーン
8

高難度アクションとコズミックホラーの融合!

『Bloodborne』は、2015年に『Demon’s soul』や『Dark soul』等といったソウルシリーズ、『SEKIRO: Shadows die twice』を開発したフロムソフトウェアと、SCEがタッグを組んで開発したコズミックホラー系アクションRPGです。病気の治療のため、医療の町として有名な古都「ヤーナム」に訪れた主人公は、そこで「血の医療」と呼ばれる処置を受けた後、「獣狩りの夜」と呼ばれる、人が発狂し獣の姿に変貌する夜に目を覚まします。そして主人公は獣と化した者を狩る「狩人(ハンター)」として、「獣狩りの夜」、そして古都ヤーナムに隠された神秘を解き明かすため奔走することになります。
※コズミックホラーとは?
『宇宙的恐怖』とも呼びます。人間の理解を超えた宇宙的存在や出来事に対峙した人間の恐怖を描くホラージャンルです。
特にH.P.ラヴクラフトの『クトゥルフ神話』シリーズが有名なジャンルです。ホラーに詳しくない方でも、『クトゥルフ神話』という作品を聞いたことはあるのではないでしょうか?
『Bloodborne』では、上記のクトゥルフ神話を踏襲した設定や、クトゥルフ神話に登場する神等をモチーフとしたボスキャラ等もおり、宇宙的恐怖作品の入り口としてもおすすめです。

魅力1 美しい街並みと、コズミックホラーならではの雰囲気が最高!
『Bloodborne』は、19世紀のヴィクトリア朝を舞台にしています。物語の舞台となる「ヤーナム」は、古都らしく煙突やガス灯等といった近代的なモチーフが多く採用されており、現実の近代ヨーロッパのような街並みをPS4のグラフィックで堪能することができます。近代の煉瓦建築等がお好きな方には探索だけでも十分に楽しめる出来栄えとなっています。
また、本作は同社のソウルシリーズとは異なる点として、ホラーテイストな作品に仕上がっています。作中の時間帯は夕方~深夜のため、全体的に薄暗く湿った雰囲気です。近代建築の街並みだけではなく、薄暗く毒蛇の潜む森や、謎の儀式を行う老婆が蔓延る墓地など、ホラースポットも多く存在します。また、ストーリーが進むにつれて、コズミックホラーらしい超常的な存在も敵として立ちはだかります。大量に目玉のついた巨大なハエや豚、脳髄を吸い出そうとしてくる老婆、アーモンド形の頭部をした6本腕の巨大な怪物、視線があっただけで発狂する頭の膨れ上がった女等……。「生理的にダメ!」と感じる敵キャラもいますが、常人には理解しがたい超常的な存在として作品のコズミックホラー感をより強く演出しています。ホラーゲームを楽しみたい方や、クトゥルフ神話シリーズのファンの方にもおすすめです。

魅力2 手ごたえのある高難度、スタイリッシュな戦闘アクション!
『Bloodborne』の開発元である「フロムソフトウェア」は、いわゆる「死にゲー」と呼ばれる高難易度作品が特徴のメーカーです。本作もその例に漏れず、「死んで覚える」高難度アクションゲーとなっています。
本作がいかに難易度の高い作品であるか、事例を紹介しましょう。
『Bloodborne』には、ボスキャラを初めて撃破した際に取得できるトロフィーが存在します。最序盤のボスキャラである「ガスコイン神父」というキャラクターの撃破トロフィー取得率は……2020年2月時点で45.7%! なんと購入者の半数以上が、最序盤のボス、もしくはそこへ行きつくまでの過程で詰まってしまう……。そんな難易度となっています。
ですが、そこを乗り越え、ボスを撃破したときのカタルシスは他のアクションゲームではなかなか得られません。何せ、「何度も死んでやり直し対策を練り、その末に撃破する」という過程を踏んでいますから、その分達成感は何にも代えがたいものになります。ごり押しによるラッキークリアもほとんどありませんので、積み重ねた経験がボスを撃破したときの満足感はひとしおです。
また、高難度なだけでなく、戦闘シーンも非常にスタイリッシュでカッコいいものになっています。
獣と化した人々や、異形の存在と戦う上で、防具はほとんど役に立ちません。そのため、本作はステップやローリングで相手の攻撃をかわしながら、その隙にこちらの攻撃を当てていくような戦方が基本になります。当たればひとたまりもないような攻撃を紙一重でかわし、こちらの攻撃を当てていく……プレイを横から見ているだけでも、非常にスタイリッシュな戦闘が楽しめます。また、単純に武器を振るだけの攻撃だけではなく、溜め攻撃や武器を変形させての攻撃等、様々な戦い方が存在するため、戦闘がマンネリ化することもありません。
特に本作のアクションで欠かせないのは「リゲイン」、「パリィ」、「内臓攻撃」です。
「リゲイン」とは、「攻撃による体力回復」のことです。
本作では攻撃を受けた場合、受けた数値分のダメージをそのまま受けるのではなく、暫定ダメージという形でいくらか一定時間の間保留されます。HP100で50ダメージの攻撃を受けた場合、そのままHP50になるのではなく、HP50+保留HP20といった形になります。この状態で相手に攻撃を当てると、最大で保留分HPまで回復をすることができます。例えば、50ダメージの攻撃を受けた後、すぐに相手に攻撃を与えると20HP回復するような感じです。本作はこのシステムのため、積極的に攻撃していくことで戦いやすくなります。(もちろん、ごり押しすればすぐに死んでしまうのですが(笑))
「パリィ」、「内臓攻撃」はBloodborneの戦闘の中でも特に重要視される戦闘システムです。
パリィは発動条件が2つあり、「①相手の攻撃が当たる直前に、銃撃を当てる」、「②相手の背後から最大溜め攻撃を当てる」のどちらかで、パリィが発動します。パリィが発動した場合、相手は大きく姿勢を崩します。
そして、姿勢を崩した相手に近づいて攻撃を行うと……相手に手を突き刺し、内臓を抉り抜く「内臓攻撃」が発動します。字面だけでもう痛そうなのですが、その攻撃名の通り、内臓攻撃が発動すれば非常に大きなダメージを与えることができます。雑魚キャラについては、内臓攻撃を当てればほとんど1発で倒せます。また、ボスに対してもパリィ、内臓攻撃を使用することができ、一部のボスはパリィを駆使することで各段に撃破しやすくなります。一方で、パリィ条件が特殊なボスや、そもそもパリィが発生しないボスもいます。個人的にはすべてのボスに対して内臓攻撃ができたらよかったと思います(笑)
相手の攻撃が当たる直前に銃撃を当てることが発動条件なので、パリィが失敗すればそのまま相手の攻撃を受けてしまいます。まさしくハイリスク・ハイリターンの大技といえるでしょう。
相手の攻撃をステップ、ローリングで華麗に回避し、隙に攻撃を差し込んでいく。攻撃を受けたらリゲインで回復し、相手の動きを見切り銃撃でパリィを取って内臓攻撃で仕留める……まさしく狩人(ハンター)の名にふさわしい戦い方ができます。他にはないBloodborneの魅力と言えるでしょう。

魅力3 武器がかっこいい!!!
狩人の使う武器も非常にカッコよくスタイリッシュです。狩人は伝統的に「左手に銃、右手に変形する武器」を持って戦うのですが、主人公も同じように銃と変形する武器を持って戦います。
ひとえに変形する武器といっても様々です。最初の武器として選択できる変形武器は3種類あります。「ノコギリ鉈」、「獣狩りの斧」、「仕込み杖」です。ノコギリ鉈は変形前は小ぶりなノコギリですが、変形すると大振りな鉈になります。獣狩りの斧は変形前は小ぶりな片手斧、変形後は柄が伸び大きな両手斧になります。著者イチオシの仕込み杖は、変形前はただの杖ですが、変形すると持ち手の下の部分が蛇腹状のノコギリ鞭になります! 武器ごとに特徴があり、「そんな変形するの!?」と言わんばかりの武器もあります。また、攻撃中にも武器を変形させることができますので、よりスタイリッシュな戦い方を追求することも可能です。種類も様々あり、正統派な剣や、電気を纏う棍棒、日本刀から果ては車輪まで……。自分の好きな武器を使って戦闘を楽しむことができます。
銃についても様々です。最初の銃として選択できるのは「獣狩りの短銃」「獣狩りの散弾銃」という、拳銃とショットガンのみですが、ストーリーが進むにつれて銃器のバリエーションも増加します。
拳銃やショットガンのほか、二連装銃やライフル、火炎放射器や大砲、ガトリング銃まで存在します。パリィの取りやすい銃や、銃撃で大ダメージを与えられる銃など、銃ごとの性格も異なりますので、自身の戦闘スタイルが広がること間違いなしでしょう。

魅力4 考察が捗る!
「フロムソフトウェア」のRPG作品は、作中で明確なストーリー解説が存在しないことが特徴です。そのため、プレイヤーはゲーム内に存在する書物・文献や、NPCとの会話、武器やアイテムの説明文等からその世界観・ストーリーを把握していくことになります。
『Bloodborne』もその特徴に漏れず、主人公はいきなり病院のベッド上で目が覚め、ストーリーが始まります。プレイヤーはヤーナムを探索していく中で、物語や世界観を把握していくことになります。
その性格から、プレイヤー毎に世界観・ストーリーの考察が違います。「Bloodborneはどういった物語なのか?」 プレイヤーそれぞれの解釈があり、ストーリーがあるということです。
「はっきりしたストーリーが欲しい!」といった人には不親切な作りですが、「ストーリーや、世界観について考察したい! ほかのプレイヤーと語り合いたい!」といった人にはおすすめです。
いかがでしたでしょうか?
ゲーム、ストーリーともに難易度の高い作品ですが、それだけにプレイ面でも考察面でも、奥の深さはゲームの中でも随一です。
ゴシックホラーと宇宙的恐怖の混ざり合った独特なホラーアクション、せひプレイしてみてください!

Bloodborne / ブラッドボーン
10

ハイレベルなアクションRPGゲーム

難易度かなり高めのアクションRPGになります。
敵は人型と獣型に分類することができて、ボス以外は割りと簡単に倒すことができます。ですが、油断するとあっという間にフルボッコにされて死ぬし、物陰から飛び出してくるし、上からも飛び降りてくるので基本的に油断大敵。ボスもかなり強いので、攻撃を避けながら内臓攻撃を加えるのはかなりスキルが必要になってきます。その分倒せた時の達成感はあるので周回で遊んでしまいます。
なんといっても作り込みが半端じゃないです。ゲームには全く関係のないスペースもあれば、小さな布の動きまであります。グラフィックも綺麗なので、見ていて飽きることはありません。ストーリーに関係ないボスもいて、倒さなくても良いんだけど倒したくなるボスです。強いからこそ自分の技術や判断力が試されます。難易度が高めですが、それこそがこのゲームの醍醐味だと思います。
エンドは3種類あって、介錯を受け入れればヤーナムの夜明けエンド、ゲールマンと戦闘して勝利すれば遺志を継ぐ者エンド、3本のへその緒を使ってゲールマンと月の魔物に勝利すれば幼年期のはじまりエンドに入れます。自分の選択次第でエンドを選ぶことができるので、つい周回して全エンドを見たくなります。

Bloodborne / ブラッドボーン
8

ただの死にゲーではない! 時に手が震える程の興奮

「マゾご用達」「死にゲーの金字塔」と名高いフロムソフトウェアが満を持して発売した新規ソフト。
古い欧州の街並みを、己が病を治す為に、血と獣の匂いを浴びた狩人として駆け抜ける。あらゆるものを壊し、奪い、暴き、その果てに辿り着くものは......。間違いなく、このゲームが発売された2015年で最も面白いソフトであると私は断言します。
「でも、難しいんでしょ?」「いっぱい死ぬんでしょ?」こういう新規ユーザーの声を、SNSでもよく見かけます。はっきり言いましょう、YES。......いや、でもそこまで......(ごにょごにょ)PSNにて、一時フリープレイができた時期があったのですが、その際に最初のボスの撃退トロフィーの取得率が45%を下回った......なんてこともありました。でも違うんです!いくらボスが強いと言っても、運ゲーではないんです!敵の行動には必ず前兆があり、落ち着いて動きを見たならば、(10回くらい死んだ後に)自然と敵の体力を削れるようになっているはずです。自分でもわからない内に、どんどん動きに対応できるようになる。前の時は体力は半分も削れなかったのに、いつの間にかあと一歩まで来ている。あー!また死んだ!あの動きは避けられた動きだった!馬鹿!私の馬鹿!次はあのパターンがきたらこうやって対応してやる!ここで、こう、避ける!できた!焦るな!確実にいけ!慎重にだ!よし、ここだ、やった!勝ったー!!!!あ、たのしい。
フロムソフトウェアのソフト全般に言えることですが、鬼門は最初のボスです。心構えも経験もアイテムも技能も少ない中、どうその難関を潜り抜けるのか......。ここさえ乗り越えてしまえば、このゲームとの向き合い方、戦い方が自然と身に付き、気が付けば「あ、死ぬのたのしい」という境地に達しています。故に、最初のボスのことをプレイヤーは敬って『先生』と呼ぶようになるのです。確かに難しいゲームです。初見でクリアする、ということはあまりないでしょう。それでも、ボスを撃破した後、気付けば指が震えるほどの興奮を一度でも味わえば、多少の死なんて、なんてことはなくなっています。あぁ、叶うなら記憶を消してもう一度遊びたい......。必ず勝てる。心折れぬ限り。それでも無理なら、レベルをあげてステータスを強化しまくれば良いんですよ!(おすすめは体力!)

Bloodborne / ブラッドボーン
8

手ごたえしっかり

このゲームの魅力の一つとして、独特の世界観が挙げられます。
プレイヤーは狩人(ハンター)として、「獣の病」に侵された街へと狩りに出ます。
ゴシックホラーと呼ぶにふさわしく、薄暗い不気味にさえ感じる街の雰囲気。
恐怖を感じつつも、なぜ町がこのような状況にあるのか、この先に待っているものは何なのか、知りたいと思わずにはいられなくなります。
また、Bloodborneはかなりやり応えのあるゲームです。というのも、とにかく敵が強いためです。
序盤ではいきなり襲われていとも簡単に倒されてしまうことも多く、高難易度に感じるゲームです。
しかし、トライ&エラーを繰り返すうち、自然とプレイヤー自身のプレイスキルが上がっていくのが実感できると思います。
プレイし始めた時には「絶対に倒せそうにない」と思うような強敵でも、気付いた時には立ち向かえるようになっています。
そんな強敵を倒す瞬間。この一瞬は、他のゲームではなかなか味わえない快感を与えてくれます。
思わず「やった!」と声が出てしまうほどの手ごたえを感じることができるでしょう。
プレイヤーとしての成長を実感できる「Bloodborne」、是非プレイしていただきたいです。

Bloodborne / ブラッドボーン
9

フロムソフトウェアが送る最高の悪夢

PS4で発売されたフロムソフトウェアのアクションゲームの一つ、それが「Blood Borne。
フロムソフトウェアのアクションと言えば、かの有名なソウルシリーズ(デモンズソウル、ダークソウル1~3)を思い浮かべる方もいるでしょう。その系列とはまた一味違ったアクションゲームがこのタイトル。
主人公はソウルシリーズと同じく何度死んでも復活し、ダークな世界観、異形の敵。素晴らしいほどに殺意に満ちた敵達が待ち受けている。
ソウルシリーズと同じく、敵を倒した際に得られる通貨のようなもの(血の意志)でステータスを上げることでレベルが上がっていく。と此処までならただのソウルシリーズだ。
しかしBloodborneがソウルシリーズと大きく違うのは”仕掛け武器”と”リゲイン”、そして”盾”の三点だ。
まず仕掛け武器。あらゆる武器が二つの状態を持っている。
例えば、ノコギリ鉈という武器は取り回しの良いリーチの短い形態、リーチが長くやや振りの遅い形態。この二つの形態を持つ。
獣肉断ち(DLC武器)は、重厚な大ぶりの鉈の形態、いくつかの節に解れ鞭のように振るい敵を叩き潰す形態。
このように一つの武器が二つの形態を持っている。変形の差異に形状が変わる演出や効果音。攻撃に変形を入れた変則的なコンボ。こうしたモノはソウルシリーズでは味わえない。

二つ目はリゲインというシステム。敵の攻撃を喰らってもすぐに反撃すればいくらかのHPを取り戻せるというもの。ソウルシリーズは言ってしまえば、盾を用いて機を窺い攻撃するのが定石。
しかしBloodborneの場合はそもそも盾が貧弱、というよりたった2個しか存在しない。その上ソウルシリーズと違って貧弱極まりない。
その代りのリゲインだ。攻撃を受けたのならそれ以上に攻撃し回復して生を掴む。その獰猛なまでの攻撃性を以て活路を開く楽しみは一度味わったら忘れられないだろう。

そして三つ目。盾についてだ。
Bloodborneの主人公はそもそも盾を持たない。彼らが持つのは銃だ。ソウルシリーズは盾で敵の攻撃を受け、反撃するという事が多い。しかしBloodborneでは盾の代わりに銃を撃つことで敵の耐性を崩し、隙を生み出すパリィという技術でしのぐ。盾受けできないというのはソウルシリーズ体験者からするととても厳しいものだろうが、実際プレイして慣れてしまえば敵の攻撃を掻い潜り、隙を見て銃でパリィし、あるいは敵の攻撃を受けても構わず攻撃を重ねて叩き潰すという戦い方の魅力にきっと気づくだろう。

長々と書き連ねたが、このBloodborneというゲームはフロムソフトウェアが送る最高の悪夢体験であるのは間違いない。
身を守る防具や盾などなく、あるのは銃と武器だけ。血でむせ返り歪な鳴き声が耳にへばりつくような悪夢の中を狩人として歩き化け物どもを狩って狩って狩り進め、何度も何度も何度も死にまくる。
これこそが楽しい楽しいゲームではありませんか。是非とも是非とも皆様プレイしてください。狩人の悪夢はきっと貴方を満足させることでしょう。