ボールルームへようこそ / Welcome to the Ballroom

ボールルームへようこそ / Welcome to the Ballroomのレビュー・評価・感想

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ボールルームへようこそ / Welcome to the Ballroom
10

ダンスが好きな人もそうでない人も。

主人公は特に趣味もない特技もない冴えない男の子。
たまたま出会った社交ダンスを始め、少しずつ成長し、リーダーとしてのたくましさや男らしさ、憧れへの熱意や尊敬の意、他人の意見を素直に吸収していく姿に感動し、励まされます。
読んでいて爽快かつ優雅な気持ちになれる漫画です。

社交ダンスを見るのが好きな私に友人が勧めてくれたのがきっかけでした。
漫画はリアリティ無いしなぁと思いながらも、読み出すと大会やルール、細かな知識が増え、純粋に部活系の少年マンガのように楽しむことができました。

アニメも放送されていて、ダンスという題材なだけあって動きが加わるとより面白いです。
そして、つい同じステップをしてみたくなったりもします。

出てくる女性もクール系から可愛らしい系まで揃っていて魅力的。
みんなダンスの事になるとキリッとスイッチが入り、カッコいい競技ダンスの世界に引き込まれます。
衣装デザインも凝っていて、他の題材にはないヴィジュアルも楽しめます。

画力もあり、迫力のあるシーンやほんわかしたシーンも幅広く描きこなす作者さんです。

とても躍動感があり、みていて飽きません。まだまだ連載続きそうですが、終わりの展開が想像できないのでとても楽しみです。

ボールルームへようこそ / Welcome to the Ballroom
8

ダンスが力強いスポーツとして描かれています

ダンスの漫画で、男の子が主人公のものは初めて読みました。
1巻の表紙に描かれている主人公が、とても力強くて、なんとなく気になったのが「ボールルームへようこそ」を読み始めたきっかけです。
いろいろなジャンルの漫画を読みますが、その中でも熱いスポーツものが好きなので、この表紙の熱い視線の主人公にひかれたのかもしれません。

物語の出だしは、なんとなく毎日をダラダラと過ごしていて、やりたいこと、夢中になることが分からず、中学卒業後の進路が決まらない主人公なのですが、社交ダンスに出会ったことでダラダラな毎日が変わっていきます。

現実には、中学生でやりたいことがはっきりと決まっていることや、夢中になることがある、というのは珍しいのかもしれませんが、この漫画では主人公だけでなく同じようにダンスがやりたい、これでプロになってやる、という気合いが感じられる中学生がたくさん登場してきます。
自分の中学生時代もこんなふうにやりたいことを見つけてがむしゃらに何かに打ち込んでみたかったな、と思いながら楽しんで読んでいます。

社交ダンス、はこんなにも力強いスポーツなのね、とこの作品を読んで初めて知り、テレビなどで時々放映されている社交ダンスの番組を見る目も変わりました。

熱いダンス漫画ですが、あちこちに笑える箇所があるので、ダンス漫画にはあまり興味がない、という人も一度読んでみると面白いと感じると思います。

ボールルームへようこそ / Welcome to the Ballroom
9

食わず嫌いをせずに見てほしい作品

このアニメは社交ダンスをあつかったストーリーでしたので、見ようとはまったく思っていませんでした。ある時、何かのサイトで原作のマンガが2013年の『このマンガがすごい!』にランクインしていたのを見て、社交ダンスという地味な(やってる方すみません!)題材がランクインしていることに興味を持ち、面白く無ければ見るのを止めればいいという軽い気持ちで見はじめました。
しかし、見事に裏切られました。
社交ダンス自体には今もまったく興味はありませんが、将来の目標などない、どちらかと言えば無気力な男子中学生が、ダンスに魅了され、周りの人たちからも評価され、自信をつけていく。そして、少しずつ自分とダンスが好きになっていくひたむきな姿にハマってしまいました。
時折チラッと見せる主人公の潜在能力とライバルたちが驚くシーンなども見ていて鳥肌が立ちます。
スポ根モノにこんなに熱中したのは久しぶりでした。
パートナーのちいちゃんはキレイな女の子ですが、恋愛感情よりも、ともに戦う仲間という描き方もすごく新鮮です。自分ならほっとかないんだけどな。(笑)
ボールルームへようこそは、食わず嫌いをせずに、ぜひ見てほしい作品です。
清々しい気持ちになりたい方にお勧めです。

ボールルームへようこそ / Welcome to the Ballroom
9

こんな世界があったんだ!

社交ダンスは、大人のダンス…そう思っていました。このアニメを見て、初めて競技ダンスの魅力に気づかされました。全く触れてこなかった私でも、アニメ序盤を見ただけで、すこしステップの名前やルールを知ることができ、どんどんこのアニメに引き込まれていきました。
初心者の主人公がダンスをひたむきに練習し、知り合った人間関係を通して、目標のなかった自信のない自分から自らの個性を見つけてゆく様に、感動しました。
私の中では主人公より、ダンスの師匠である「仙石要」が好きです。仙石は圧倒的なカリスマ性と、主人公の多々良とは正反対の圧倒的な自信を持っている人です。そんな仙石も、多々良を教えてゆくうちに、どんどんダンスについての気づきがでてきます。主人公の多々良以外のキャラクターも濃く、見る人によって、誰に魅力を感じるか、どの人物の目線で物語を見るかで全然違う楽しみかたのできる構成になっています。
ただのダンスのアニメを越えた、青春の葛藤の乗り越え方を教えてくれる素敵なアニメです。多々良とペアになる女性は、まさに思春期そのものであり、なかなかペアとしてうまくいかない二人の様子は、もどかしくなります。そんな二人がどのようになっていくのか…も、大きな見所です。
見終えたときに、息切れするような疾走感のあるアニメです!