ダークナイト

ダークナイトのレビュー・評価・感想

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ダークナイト
10

これぞ最強の敵!

現在数多くのヒーロー映画が作られ多くのヒーローがいます。それに伴い悪役「ヴィラン」もその数だけいます。弱いものから強いものまで。腕っぷしが良いものから頭脳派まで。そんな中でも映画「ダークナイト」に登場するヴィラン「ジョーカー」は最強と言ってもいいのではないか、というキャラクターであります。
「ダークナイト」の主人公のバットマンは正義を掲げ犯罪心理学を学び夜な夜なゴッサムシティの腐敗と戦い続けています。そんな中現れたジョーカー。彼は普通の犯罪者と違い金が目的ではない。宝石にも目もくれない。望むのはただ一つ、ゴッサムシティに混乱をもたらすことだけ。
犯罪者の常識が全く通じず、暴力にも死にも脅しにも恐れることのないジョーカーにバットマンは次第に追い詰められ、とうとうマスクを脱がざるを得ない窮地に陥っていきます。他の映画には主人公のヒーローと、地球を征服したかったりものすごい武器を奪いたかったりするヴィランとボコボコ殴り合うというのはよくありました。ですがジョーカーはそんなキャラクターたちとはひと味もふた味も違い、的確に相手の弱点を突き確実に弱らせて本性を暴き混乱に陥れることに快楽を得る異常なヴィランです。こんな異常な敵との戦いが繰り広げられる「ダークナイト」は多くの人に見てもらいたいと思います。

ダークナイト
10

善人が悪人へ

ジョーカーは、本作品のメインキャラの一人であり、悪のカリスマである。
ブルース・ウェイン(バットマン)、地方検事のハービー・デント、ゴッサム市警のジム・ゴードンは、ゴッサムから犯罪を無くすための活動をしていた。ブルースは、堂々と悪と戦うハービーがゴッサムの真のヒーローだと考えていた。そんな時、マフィアの会議にジョーカーが現れ、マフィアの資金の半分と引き換えにバットマンを殺す提案をする。ジョーカーは、バットマンがテレビを通じて正体を明かさなければ人々を殺し続けると脅迫する。ハービーのために開いたパーティー会場にジョーカーが現れバットマンと対決をするが、検事のレイチェル・トーズを人質に取られビルから突き落とされる。それを救出するが、次に狙うのが市長であると暗示されゴードンが命がけで守り犠牲になる。ブルースは、これ以上の犠牲者を出さない為に正体を明かそうとするが、ハービーがバットマンであると発表をする。ジョーカーが現れハービーの乗った輸送隊を攻撃する。しかし、死を装っていたゴードンに逮捕される。バットマンに尋問され、レイチェルとハービーを別々の所に監禁をして爆弾を仕掛けている事を話す。バットマンは、レイチェルを助けに行ったがそこに居たのはハービーであり爆発の影響で顔の半分に火傷を負ってしまう。ジョーカーは、ハービーのレイチェルの死に対する復讐心を操る。ハービーは、コイントスに基づきレイチェルの死に責任のある人物を大量に殺害していく。バットマンは、ジョーカーの居場所を見つけ逮捕するが、切り札はハービーであると明かす。ゴードンとバットマンは、レイチェルが死んだ建物でハービーのコイントスによって自分自身、バットマン、ゴードンの運命を試そうとする。彼は、バットマンを撃ちゴードンの息子を撃とうとするがバットマンにより救出される。しかし、高所から落ちたハービーは死亡する。ハービーの行動が公になればゴッサムの市民は希望を失うので、その罪をバットマンが背負う。

ダークナイト
9

ヒース・レジャー渾身のジョーカーに釘付けです。

クリストファー・ノーラン監督のバットマンシリーズ2作目であり、全世界でヒットした映画です。
前作でバットマンとして街を守る為に戦うことを決意しましたが、今作はバットマンを辞めることに苦悩します。その理由はシリーズである宿敵ジョーカーが現れたことによります。
ジョーカーの策略により追い詰められていくバットマン、幼馴染レイチェルとの恋の行方、街に平和を取り戻す為に手を組んだ検事ハービーの最期、とストーリが濃密です。
アクションシーンもバットマンらしい道具が数々登場し、非常にスタイリッシュで爽快です。

また今作はジョーカー役であるヒース・レジャーの存在感が非常に大きいです。
今までのジョーカーとは一味違う冷徹で不気味であり、どこかコミカルな役作りは見所です。
ジョーカーを演じるに辺り、入念な役作りをしたために精神状態が不安定になってしまい今作の撮影終了後に亡くなってしまった渾身のジョーカーを是非見届けてください。
特に後半でジョーカーがボタンを押した瞬間に病院を爆発する予定がなかなか起爆せず、戸惑うシーンがあります。
面白い動きするなと思って見ていましたが、実際は機材トラブルで本当に起爆しなくてその動きはヒースのアドリブであったことを後々知りました。

ノーラン作品のバットマンは3作ありますが、ダントツで2作目のダークナイトがおすすめです。
ヒーローものとしては珍しい完全なハッピーエンドではない結末を是非観ていただきたいです。