魔法少女まどか☆マギカ / まどマギ / Puella Magi Madoka Magica

魔法少女まどか☆マギカ / まどマギ / Puella Magi Madoka Magica

『魔法少女まどか☆マギカ』とは、蒼樹うめの描くポップで可愛らしいキャラクターと虚淵玄の描くハードで重いストーリー展開が特徴のダークファンタジー。願いを叶えた代償として「魔法少女」となり、人知れず人類の敵と戦うことになった少女たち。優れた魔法少女となれる可能性を持ちながらも傍観者として関わることになった中学生・鹿目まどかを中心に、少女たちの希望と絶望を描く。

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魔法少女まどか☆マギカ / まどマギ / Puella Magi Madoka Magica
9

少女たちの希望と絶望の物語

たくさん魅力的な要素がありつつも、この作品を一言で言うならば、情緒がグチャグチャになる作品です!
可愛い少女たちと可愛い絵柄が目立つこの作品は、なんとダークファンタジーに分類される、観る視聴者を良い意味で裏切ってくれる作品です。
1〜3話前半まで、夢と希望に溢れるハートフルな作品かと思いきや、それ以降辛く厳しい現実に向き合う少女たちが描かれております。
さらにキャラクター一人一人に重厚な設定が盛り込めれているため、物語が進むに連れてどんどん感情移入してしまい、アニメの視聴が辛くなる一方でした。
しかしストーリーが最高に面白いため、辛いけど続きが気になってどうしても観てしまう、だけど観るのが辛いという葛藤を覚えております。
登場するメインキャラクターは5人と1匹で、どれも親しみやすいキャラクタ−たちばかりで、アニメの最終話を見るころにはどのキャラクターも好き!(一部除く※この意味をぜひアニメで確かめてください)という状態でした。
夢や希望に溢れる少女たちがどうやって絶望と戦い、争っていくのか…少女たちの無垢な祈りはどんな絶望を撒き散らすのか…全12話ですが、面白すぎて一気見間違いなしです!
ただキャラクターたちが辛いめにあっていくので、そういうシーンは見たくない!という方には合わないかもしれません。