魔法少女まどか☆マギカ / まどマギ / Puella Magi Madoka Magica

魔法少女まどか☆マギカ / まどマギ / Puella Magi Madoka Magicaのレビュー・評価・感想

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魔法少女まどか☆マギカ / まどマギ / Puella Magi Madoka Magica
10

萌えと奥深さに酔いしれて!

タイトル通り魔法少女アニメです。可愛い女の子たちが魔法少女に変身し、魔女と戦います。可愛い系、優しいお姉さん、クール系など様々な個性を持った少女たちがとても魅力的。「魔法少女なんか」「アニメなんか」と思っている方でもおススメする理由は、ただ可愛いだけではないからです。
魔法少女になるには願い事が必要で、その願い事と引き換えに魔法少女になります。願い事が叶ううえ、魔法少女にもなれるなんて素敵じゃないか!そう思うかもしれません。ですが、魔法少女まどか☆マギカの「魔法少女」は他アニメと概念が違います。魔法で戦い、怪我はするけれど絶対に勝つ、そんな魔法少女ではないのです。戦うときは物理攻撃(弓や銃など)ですし、無事で済まないこともあります。そして、魔法少女になると彼女たちは人間ではなくなります。魂はソウルジェムという入れ物の中に入り、それが壊されない限り死ぬことはありません。どんなに傷付いても動かせる体を手に入れることができるのです。一度魔法少女になれば人間には戻れないため、ある少女は悩み、絶望します。魔法少女たちが戦う魔女たちにも衝撃的な秘密があり、それを知って半狂乱になる少女もいます。ダークな魔法少女もの、というのが正解です。癒しアニメに飽きた方、ゾクゾクするような展開がお好みの方におススメです。

魔法少女まどか☆マギカ / まどマギ / Puella Magi Madoka Magica
9

タイトルや絵などと、内容とのギャップが良い

まず、タイトルにもある通りこの作品は魔法少女ものですが、物語の主人公である鹿目まどかは物語の最後のほうまで魔法少女になることはありません。
この世界には、普通の女の子と契約し、その子に魔法少女になってもらうという、一見マスコット的なキュゥべえというキャラクターがいます。キュゥべえは、潜在する魔力の強い鹿目まどかに契約してもらいたいのですが、暁美ほむらという謎の転校生が契約させまいと邪魔をします。
実は、暁美ほむらは未来からタイムスリップをしてきた魔法少女で、元の時間でキュゥべえと契約し魔法少女になった鹿目まどかから、「キュゥべえと契約してしまう馬鹿な自分を救ってほしい」という願いを託されていたのです。これが主人公であるにも関わらず、鹿目まどかがなかなか魔法少女にならない理由です。
そして、かわいらしい絵からは想像できないような鬱展開をする作品でもあります。一例として、魔法少女は最終的に魔女となり魔法少女の敵になるという設定が存在します。その魔女に鹿目まどかの親友である美樹さやかがなってしまい、魔女となった美樹さやかを他の魔法少女が倒すといった内容の話があります。
前述の「未来の鹿目まどか」が「過去に戻れる暁美ほむら」に託した願いは、このような鬱展開の積み重ねが要因となっています。
この作品は、他の魔法少女物の作品とは違い、必ずしも1つのストーリーがハッピーエンドになるとは限りません。その点がこの作品と他の作品を差別化するポイントであり、また、この作品をオススメできる最大のポイントでもあります。
絶望的な状況を一転する壮大なラストは感動的です。

魔法少女まどか☆マギカ / まどマギ / Puella Magi Madoka Magica
9

見たことがない人に絶対に見てほしい。

「絵は見たことがあるが、アニメ自体は見たことがない」という人に是非オススメします。このアニメシリーズは「闇が深い」「救いがない」「可愛い女の子が戦うアニメ」という言葉だけでは収まりきらないアニメです。魔法少女一人一人の願い、希望、葛藤、そして絶望を描いており、どのキャラクターにも共感と同情を抱きやすい作品です。
そしてこの作品の中でも特に要になる存在が「魔女」です。魔女は魔法少女の敵であり、人々を惑わし、攫い、そして死に至らしめる存在です。もちろんこのような魔女を退治するのが魔法少女の仕事であり役割なのですが、一体魔女とはどんな存在なのしょうか。作中の前半では魔法少女を中心に描かれていますが、第6〜8話でこの物語の本当の姿を見ることになります。なぜ魔女が存在するのか、魔女はどこからやってくるのか。そして魔法少女とは一体どんな存在であるのか。是非その目で確かめてください。絶望の先には必ず希望があります、その希望に救われる魔法少女たちの物語なのです。そして全てを見終わった後にもう一度この作品を最初から見たくなるでしょう。このアニメは繰り返された物語の終止符であると同時に、始まりの物語なのです。

魔法少女まどか☆マギカ / まどマギ / Puella Magi Madoka Magica
10

初めて見る人は必ず驚きそして目を逸らせなくなる

恐らくこのアニメを見ようと思った方は「絵柄から察するにかわいい女子中学生達が魔法少女に変身してその辺の悪をやっつける少々バトル有りのほんわかしたアニメだ」と想像したと思う。私も最初はそうだった。
ざっくりした最初のあらすじは、普通の中学生鹿目まどかに魔法少女になるように契約を迫るキュウべえとその契約を阻止する暁美ほむら、物語が進まなくてよくわからないままの第3話、なんと先輩の魔法少女が惨敗して首から上を切断されて、あっさりと死んでしまうのだ。この辺りでこのアニメが普通の見た目通りのアニメじゃないと気付く。
先ほどのキュウべえは正式な名前をインキュベーターと言い、魔法少女が産み出す負のエネルギーを回収することが目的の地球外生命体だったのだ。負のエネルギーを魔法少女に蓄積すると、その魂が穢れてゆきやがて魔女になってしまう。キュウべえが言っていた魔法少女とは、成長途中の魔女という意味だったのだ。それを知っていた暁美ほむらは、時間を操作する能力を使って何度も同じ時間を繰り返し、鹿目まどかが魔法少女にならないように何度も何度も一人で戦っているのだ。時間の牢獄に囚われたほむらとまどか、インキュベーターはどのような結末を迎えるのか。

魔法少女まどか☆マギカ / まどマギ / Puella Magi Madoka Magica
10

絵のトーンとのギャップ

魔法少女まどか☆マギカは、いわゆる魔法少女系とは違って、大人でものめり込んでしまうストーリーです。
絵のタッチは可愛らしくて少しロリータ系にも見えるので、初めは少し苦手なアニメに思えました。しかし内容は全く違っていて、物語はどちらかと言うとシリアスで、そのギャップに見事にハマってしまいました。まだ観ていない人は、絵のタッチに惑わされずに是非観てほしい作品です。

ごく普通の中学生である鹿目まどかという少女が主人公で、魔法少女として成長していく物語です。他にも個性豊かなキャラクターが多く、思春期の少女たちは、それぞれ心の中に何とも言えない闇のようなものを抱えながら戦い続けていきます。
その中で自分が一番好きなキャラクターは、必死に運命を変えようと時間を超えて戦い続けている暁美ほむらで、嫌いなキャラクターはキュウべえです。

自分たちではどうにもならない不条理な事も起こってしまい、涙したシーンも数多くありました。個人的にはこのアニメには悲しいシーンやドラマチックなシーンも数多くあるのですが、どこか淡々と物語は進んでいったイメージです。子供向けのアニメと言うよりも大人向けだと思います、本当によく出来たストーリーの作品です。

魔法少女まどか☆マギカ / まどマギ / Puella Magi Madoka Magica
10

神アニメ

魔法少女まどか☆マギカの世界観が、自分にはピッタリ合っていてものすごく好き。細かいところまで作り込まれた素晴らしいアニメだった。
最初は焔暁美は敵という感覚しかなかったが、なぜ最初鹿目まどかにきつく当たったり、意味不明なことを言っていたのか、徐々に繋がっていってなるほどと思えた。
細かい設定で作り込まれているなぁと感じたものの、一つめはハコの魔女のとあるシーンで普通に聞いたら全くわからないが、逆再生してみるとその子が魔女になってしまう前の記憶の中の思い出を話していて深いなぁと思った。
そして物語のメイン、ワルプルギスの夜を倒すというストーリーに関して自分で思ったことがあった。暁美ほむらが魔法少女になる時の願い事は「鹿目さんとの出会いをやり直したい。彼女に守られる私じゃなくて彼女を守る私になりたい」だった。しかし幾度も時間を戻し、ワルプルギスの夜に挑むが1度も勝てなかった。
私はこのことに関して暁美ほむらはワルプルギスの夜に勝てない理由があると感じた。そこで考えた結果が、もし暁美ほむらがワルプルギスの夜を倒してしまったら暁美ほむらの最初の願い、「鹿目さんとの出会いをやり直したい」の部分が達成できなくなってしまうから勝てないというのもあったのではないかと思うようになった。色々考えさせてくれる神アニメだった。

魔法少女まどか☆マギカ / まどマギ / Puella Magi Madoka Magica
10

全ての要素を含んだアニメと言っても過言ではない!!

このアニメはシャフトが作画を担当しています。シャフトと言えば、化物語や、メカクシティアクターズなど、描写や間の取り方が非常に独特な表現をします。
個人的にはそのような表現自体非常に好みです。そのような大手ブランドが担当という事ももちろんですが、中学生5人が仲間との絆や、好きな人への思い、自分が生きる為、このような壁にぶつかった時に、なんでも願いを叶えてくれるきゅうべぇと契約をすることで願いが一つ叶い、魔女と呼ばれる敵と戦うというとてもシンプルなつくりなのですが、これがとにかく奥が深いです。
ご存じな方も多いとは思いますが、この願いを叶えるため魔法少女になるのですが、魔法少女自体、自分の体を無くしソウルジェムと呼ばれる、魔法少女になる為のアイテムが自分自身だとか、このソウルジェムは穢れといって魔力を使ったりなどすると汚れてしまうのですが、この穢れがマックスになると自分自身が魔女になるだとか。
とにかく中学生少女には重いのなんのという設定です。
また、私もファンですが、ほむらちゃん(通称ほむほむ)は実は何度も時間を遡り、主人公である鹿目まどかを助ける為だけに時間を巻き戻しているなど、このあたりは最終的に判明するのですが、実際、これが発覚した時には涙が出ました。けなげすぎて…
とにかく他のキャラも全て、魔法少女になる理由そしてその代償を払いながら、少女たちが前へ進んでいく様子が本気でやばいです。
見たことが無い方いらっしゃれば是非見て頂きたい1本です。

魔法少女まどか☆マギカ / まどマギ / Puella Magi Madoka Magica
8

闇が深い

スロットのまどマギから入って、アニメをすべて一気に見てしまいました。巴マミが序盤に魔女に殺されてしまうのはかなり衝撃的でした。中学生の話なのにかなり闇の深いアニメです。かなり病んでいます。
キャラクターそれぞれに問題があり、葛藤しながらも踠いている姿をみていると心が苦しくなります。それぞれの過去が原因で、それぞれが願い事をして魔法少女になっていきますが、それがキューベイの狙いだったとはまったく分かりませんでした。目的も不明なまま物語が進んでいきますが、後半に進むにつれてほむらとキューベイの関係性や、ほむらのやってきたことの切なさや、まどかを助けようとする健気さがとても切なく、悲しい物語になっていきます。ここまでみているものを暗くさせるアニメも珍しいでしょう。途中暗くなりすぎてどうしようかと思いましたが、謎が多いので最後まで見てしまいました。
とても悲しい終わり方をすると予想していたのですが、あっさり裏切られまどかの優しさに世界が包まれ、ここまで暗かった物語を一気に払拭してすっきりとした気分で終われます。ぜひ一度みてください。

魔法少女まどか☆マギカ / まどマギ / Puella Magi Madoka Magica
8

可愛いイラストに騙されてはいけない

魔法少女まどか☆マギカは、何でも願いを1つ叶える代わりに魔法少女になるという運命を追った少女たちの物語です。
キャラクターもそんなに出てこないので、見る分にはそんなに頭を使わないで観られますが、最後に今まで張っていた伏線が一気に回収されるところが見ものだと感じます。

可愛いイラストですが、内容は結構残酷です。
主要キャラクター5人のうち、作品を通して生き残るのはたった1人。
観ている私もまさかそんなにキャラクターがいなくなるとは思わず当時驚いた覚えがあります。

ところでこの物語の主人公まどかは、魔法少女になることを最後まで迷います。
タイトルに名前があるのに、まどかは魔法少女として活躍をあまりしないのです。
物語を通して、まどかは魔法少女になるか悩みます。
しかし最後にその決意を決めたとき、物語は大きく動き出します。

音楽を担当されている梶浦由記さんの曲が、なんともいえない不思議な雰囲気を出しています。
また、魔法少女が戦う魔女を製作した劇団イヌカレーも良いです。
どちらも日常の中にある非日常を上手く表現していると思います。

可愛いイラストについ騙されて、ほんわかしたアニメかと思って観始めてはいけません。
そこには運命に翻弄された少女たちの生き様が描かれているのです。

魔法少女まどか☆マギカ / まどマギ / Puella Magi Madoka Magica
9

魔法少女の世界観を覆す名作

魔法少女まどか☆マギカ、略称『まどマギ』の愛称で親しまれているこのアニメ。
シャフトの独特の世界観と、魔法少女として過ごしてゆく5人の女の子が、美しく、そして強く、時には悩みながら、それぞれの想いを胸に繰り広げられるストーリーは多くのファンを生み出したと思います。
シャフト特有の負の世界観の描写は他のアニメでは味わうことのできません。視聴者のハートを見事なまでにキャッチし、訴えかける独特の描写となっています。
そして今までの魔法少女の常識を覆すストーリー。
彼女たちはインキュベーターとよばれる別次元の生物と契約することで魔法少女としての力を手に入れる。それと同時に、叶えたい願いをひとつ叶えることができる。そして得た力で「魔女」とよばれる敵と戦っていくアニメ。
「魔女」と「魔法少女」の関係が過酷な現実として描かれており、この現代社会にも通じる理念のようなものがアニメの鍵となってます。その展開の残酷さといえば、作中でヒロインが死んで戻らなくなるという黒めな展開もあります。
ワンクールのアニメですが、このアニメにはふとしたワンシーンでもそれぞれの心情が暗喩されていて、ぬかりない作品となっております。
現代社会に通じる「対価」というものが、いかに残酷で、重いものであるかをこのアニメは教えてくれます。
はかなくも同じ世界を繰り返す彼女たちのストーリーを一度ご覧になってみてはどうでしょうか。