サザンオールスターズ / Southern All Stars

サザンオールスターズとは、タイシタレーベル所属の五人組ロックバンドである。1977年から活動しており、楽曲は夏、海をテーマとした楽曲が多い。これはバンドのボーカルで大半の楽曲の作詞作曲を手掛ける桑田佳祐が神奈川県の海水浴スポットとして有名な茅ヶ崎出身ということが関係している。夏や海をテーマとした楽曲が多いが、その曲調はロック、バラード、ヒップホップ、ジャズと幅広い。また楽曲にラブソングや男女のエロティックを題材としたものが多いのも特徴の一つである。活動初期は桑田が洋楽から影響を受けていたことから、和洋折衷の楽曲を数多く発表しており、桑田自身も「邦楽と洋楽の融合を目指していた」と発言している。しかし活動後期になるに従って、桑田曰く「日本人ミュージシャンとしての意識が強くなった」日本の邦楽的な歌謡曲的テイストの曲が多くなっている。数多くの楽曲で様々な賞を獲得しており、日本国内でも影響力の非常に強いバンドのひとつである。

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サザンオールスターズ / Southern All Stars
10

日本最高のバンドです。

サザンオールスターズと言えば、皆さん一度は聴いたことがあるのではないでしょうか? それほど、代表曲が多いバンドです。大学の仲間で結成されたサザンは、仲の良さを感じさせてくれるのも魅力です。
サザンの特徴は、曲の振り幅の広さです。70年代から10年代まで、全てで1位を取っています。デビュー曲「勝手にシンドバット」に代表されるようなアップテンポの曲から、「エロティカセブン」「マンピーのGspot」などのエロスをコミカルに表現した曲、「真夏の果実」や「tsunami」のような正統派バラードも歌いこなします。
私がお勧めしたい曲を挙げさせていただきます。
まずは、「いとしのエリー」です。これは、ドラマの主題歌として発売された正統派バラードです。あのレイチャールズも「エリーマイラブ」という曲名でカバーするぐらいです。歌詞やメロディーもいいですが、イントロが特に最高です。桑田さんのかすれた声で歌いあげることにより、哀愁の漂う恋を感じさせてくれます。
次に挙げるのは「希望の轍」です。こちらもイントロが最高なのですが、それだけではありません。サザンと言えば、海、湘南、茅ケ崎を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。海辺をドライブしながらかける曲にぴったりな曲です。夏の疾走感を感じさせてくれ、何歳になっても青春を思い出させてくれる素晴らしい曲になっています。
他にも多数名曲がありますので、きっとあなたのお気に入りに出会えると思います。