ファイナルファンタジーVIII / FINAL FANTASY VIII / FFVIII / FF8

ファイナルファンタジーVIII / FINAL FANTASY VIII / FFVIII / FF8

『ファイナルファンタジーVIII』は、スクウェア(後のスクウェアエニックス)が1999年に発売したゲーム。人気作品『ファイナルファンタジー』シリーズの第8作品目。プレイステーションにおいてはシリーズ2作品目となり、『VII』が成功したことから映像やストーリーなど本格的に作りこんだ作品になっている。特に映像においては人物、情景共に前作をはるかに凌駕する出来となっていて、リアル感が味わえる。
バトルシステムはコマンド入力は変わりないが、カスタムには「ジャンクション」というシステムが導入。また、敵キャラクターは味方キャラクターに合わせてレベルが変化するため、低いレベルでのクリアが可能となっている。
主人公のスコールは兵士養成学校バラムガーデンに所属する生徒であり、この学園の話からストーリーが始まる。ゼルやセルフィ、キスティス、アーバインといった学園の仲間たち、リノアであり、ライバルのサイファーの存在など個性豊かなキャラクターが登場。途中より、魔女の存在やスコールの生い立ちなど様々な角度から話が構成されていく。最初は自らの考えを発信しないスコールが自分の過去や守るべきものと向き合うことで変わっていく様子が今作の最大の見どころとなっている。

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ファイナルファンタジーVIII / FINAL FANTASY VIII / FFVIII / FF8
10

FF8

1999年2月11日に発売された本作。シリーズ初のシステム「ジャンクション」、ギルは給料制、装備品は武器のみで敵が落とした又は盗んだアイテムで改造して強化していく…このようなシステムに当時プレイしていた私は苦戦した。それまで遊んでいたゲームといえばFF7やDQ5などレベリングすることでレベルとともに各ステータスが上昇する。装備品は辿り着いた町や村の店で買い攻撃力や防御力が上がっていく。金は遭遇したモンスターを倒して得るものだった。FF8の好き嫌いがはっきり分かれてしまう原因はこのシステムにあると思われる。縛りプレイとして「低レベルでクリア」というものがあるが本作ではこの遊び方がやりやすいようにできているようで、ボス戦では経験値が入らない。敵の強さもこちらのパーティの平均レベルが反映される。こちらが強くなれば相手も強くなるということだ。若干ボス戦が多いような、雑魚敵の種類が少ないような気がしないでもない。各地で特に終盤は大陸を移動しても同じよう敵が出てくるからだ。(これは個人的な感想)そしてステータス最強にしたいプレイヤーにとっては最も苦行になるのはステータスアップに必要なアイテムを精製するためにアイテムを買うギルを用意すること。モンスターから拾ったり盗んだりすることはできずギルを大量に集めて高額なアイテムを大量に購入→ステータスアップアイテムの精製これをひたすら繰り返す。きっと最強にできればラスボスを倒す以上の達成感を得られるだろう。