ベルセルク / Berserk

ベルセルク / Berserk

1989年より三浦建太郎がヤングアニマル(前・月刊アニマルハウス)で連載している漫画およびそれらを原作としたアニメ、ゲーム作品。舞台は中世ヨーロッパを彷彿とさせる「剣と魔法の世界」。身の丈を超える大剣“竜殺し”を携えた剣士・ガッツが、超人的な強さを武器に、愛憎劇を経て復讐に燃える様を描く。

bc201のレビュー・評価・感想

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ベルセルク / Berserk
8

ガッツの壮絶な人生

アニメを見てから漫画を買ったのですが、とても面白いです。1989年から連載が始まってまだ続いているのですが最後がとても気になります。
内容はダークファンタジーで、結構えぐい描写も多いので苦手な方は控えた方がいいかもしれないです。主人公ガッツの壮絶な人生が描かれていて、こんなに試練ばかり襲いかかる人いるのかな、と見てて辛くなるほどです。母親は殺されて、ドブの中に産み落とされ、拾ってくれた親代わりからは売られて殴られる。母親代わりの人はとても優しくしてくれましたが、亡くなってしまってからは父親代わりの人からとても辛く当たられました。その後できた友には裏切られ、愛する人たちを奪われ、ただただ復讐に生きることになります。自分の命を削りながら復讐のみを生きる糧として突き進んでいく様は、恐ろしくもあるけど人間の本性を見ているようです。
その中でも信頼できる人たちができます。主人公を心配して集って一緒に戦ってくれる仲間ができます。何度も積んでは壊れてきたものをもう一度欲していいのかと葛藤も生まれますが、やはり人は1人では生きられない生き物なのだなと改めて感じることができました。今後復讐に生きる道の中でガッツが何を思い感じてどう行動していくのかがとても気になります。