ベルセルク / Berserk

ベルセルク / Berserkのレビュー・評価・感想

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ベルセルク / Berserk
8

ガッツの壮絶な人生

アニメを見てから漫画を買ったのですが、とても面白いです。1989年から連載が始まってまだ続いているのですが最後がとても気になります。
内容はダークファンタジーで、結構えぐい描写も多いので苦手な方は控えた方がいいかもしれないです。主人公ガッツの壮絶な人生が描かれていて、こんなに試練ばかり襲いかかる人いるのかな、と見てて辛くなるほどです。母親は殺されて、ドブの中に産み落とされ、拾ってくれた親代わりからは売られて殴られる。母親代わりの人はとても優しくしてくれましたが、亡くなってしまってからは父親代わりの人からとても辛く当たられました。その後できた友には裏切られ、愛する人たちを奪われ、ただただ復讐に生きることになります。自分の命を削りながら復讐のみを生きる糧として突き進んでいく様は、恐ろしくもあるけど人間の本性を見ているようです。
その中でも信頼できる人たちができます。主人公を心配して集って一緒に戦ってくれる仲間ができます。何度も積んでは壊れてきたものをもう一度欲していいのかと葛藤も生まれますが、やはり人は1人では生きられない生き物なのだなと改めて感じることができました。今後復讐に生きる道の中でガッツが何を思い感じてどう行動していくのかがとても気になります。

ベルセルク / Berserk
7

「ファンタジー」の金字塔

ベルセルクは、その濃密で広がりのある世界設定からただの「ファンタジー」ではなく、「ハイファンタジー」と呼ばれる数少ない日本の漫画です。
その猛烈な書き込みや、登場人物の人生を感じるストーリーが魅力で、特に主人公ガッツの先の見えぬ苦難の旅にはワクワクします。

3度目となるアニメを見ました。今までの2作はベルセルクの中で最も人気のある「黄金時代編」を中心に展開していますが、3作目は初めてその続編をアニメ化したものになります。

前作までにアニメ化した「黄金時代編」には、魔法や魔物といった、いわゆるファンタジー要素が少なく、主人公ガッツが盟友グリフィスとの出会いと友情、そして別れなどの人間ドラマを描いているのに対し、その続編である本作では、一気にファンタジー要素が加わります。

ファンタジー好きにはたまらない設定が盛りだくさんです。
しかも、「ハイファンタジー」と呼ばれるだけあり、その世界設定は考えるば考えるほど深く、
そういう設定が物語全体に根付いているのも、本作の魅力の一つです。
もちろん、今までの濃厚なドラマとは打って変わった熱いバトルも見ものです。