カーズ / Cars

カーズ / Cars

「カーズ」は2006年6月9日に公開のピクサーによって制作された長編アニメーション映画作品。第64回ゴールデングローブ賞アニメーション映画賞を受賞。車の世界を舞台にした圧倒的なスケールとスピード感溢れる映像、そして温かい物語のラスト。名曲も多いと話題の映画。期待のレーシングカー、ライトニング・マックィーンが小さな町の住人たちとの出会いをきっかけに大切なものを学び成長していく物語。

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カーズ / Cars
8

いろんな車たち

人気天才レーシングカー、ライトニング・マックィーンが、レース会場に行く途中に、廃れた街にたどりつき、そこの車たちと交流して成長する話です。車に顔があって話すってトーマスの車版みたいだし、子ども向けかなとも思いましたが、なかなか面白かったです。他の道が整備されて、車が寄らなくなって廃れた街というのは、なんかアメリカではありそうだし、廃れ感がすごく切ない感じで良かったです。誰もいないホテルとか、代わり映えしない面々とか毎日、なんとなく鬱屈していたんだろうなと思いました。マックィーンはすごく偉そうで俺ってすごいだろって感じでしたが、壊した道を直したり、心の奥底はいい人だったのかなと思います。たしかに、あれだけ早くて、人気が出たら、そりゃあ調子にのるよねと思いました。あと、出てくる車たちもいろんな種類のがいて、男の子なら見ているだけでも楽しいと思います。私が好きなのは、錆だらけのレッカー車のメーターです。ちょっと抜けてるけど心底明るくて可愛らしいです。マックィーンとは全然違うキャラなのに、仲良くなるというのが面白いなと思いました。なんか、牧場みたいなところで牛みたいな車を追いかけ回す遊びをしていたのが印象的でした。とても面白いので見てほしいです。