ファイナルファンタジーシリーズ / FINAL FANTASYシリーズ / FFシリーズ

『ファイナルファンタジーシリーズ』とは、日本のRPG(ロールプレイングゲーム)シリーズ作品である。
1987年に第1作目となる『ファイナルファンタジー』が発売され、2016年には『ファイナルファンタジーXV』が登場。
販売・開発会社は「スクウェア・エニックス・ホールディングス」であり、『ドラゴンクエストシリーズ』など多数の人気作品を輩出。
同シリーズはゲームだけに留まらず、アニメ、CGアニメーションを含む多数な派生作品を生み出している。
異色どころでは、『ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』というテレビドラマもあり、オンラインとなった『ファイナルファンタジーXIV』のプレイヤーである息子と、その父親の関係を描いた作品も登場した。
シリーズ全作品の合計タイトル数がRPGシリーズ作品数において、ギネス世界記録に認定されている。

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ファイナルファンタジーシリーズ / FINAL FANTASYシリーズ / FFシリーズ
10

生きる意味を伝えてくれたファイナルファンタジー

『ファイナルファンタジー』シリーズは日本のRPGゲームに新しい革命を、各作品毎に引き出して来たシリーズです。
この作品が発売されたのは1987年、バブル景気真っ只中でした。
当時設立してPCゲームからファミコンのソフトとして間もない開発をしたスクウェア(現スクウェア・エニックス)から自社初の剣と魔法をテーマにしたRPGゲームとして1作目が発売されました。
最初はゲーム誌にも取り上げられる程の注目を浴びましたが、実際の売り上げは厳しかったです。
しかし、2作目以降から徐々に売り上げと知名度を上げ、3作目には売上本数が約150本のミリオンヒットを成し遂げました。

3作までのゲームシステムはターン制でしたが、4作目からは独自のシステムであるATB(アクティブタイムバトルシステム)を採用しました。
このシステムのきっかけはとあるエンジニアがF1好きで、ギアチェンジをするタイミングまでの事をゲージが溜まるまでにするという、画期的な発想で提案をして採用されました。
これはそれまでのゲームでも珍しかった、凄いシステムだと個人的に思います。

そして、何よりストーリーにも変化がありました。
3作目を開発中にプロデューサーの坂口博信さんの実家が火災により、不幸があってしまいました。
それを通じて人が去る事について、ゲームプレイを通じて実感して貰う為のシナリオに仕上げ、生命の尊さをユーザーに伝えてくれていました。
ファイナルファンタジー3をプレイしてみて、仲間を失ってしまった際の曲はとても切なく感じました。

その後はスーパーファミコンに移行してグラフィックを強化したり、ソニーのプレイステーションに7作目から参入してポリゴンで作られた、ファイナルファンタジーシリーズの持ち味を更に引き出してユーザーに衝撃を与えました。
個人的にも7作目をプレイしましたが、音楽とグラフィックは言葉にならない位でした。
何故、プレイステーションに移行したかというと、容量の問題もありました。

その後もシリーズは新しいシステムに変えながら、進化を遂げています。
これからもファイナルファンタジーシリーズをプレイして、見届けながら楽しみたいですね。