レディ・プレイヤー1 / レディプレ / Ready Player One / ゲームウォーズ

レディ・プレイヤー1 / レディプレ / Ready Player One / ゲームウォーズ

『レディ・プレイヤー1』とは、2018年に公開されたスティーヴン・スピルバーグ監督による近未来SFアクション映画である。
荒廃した近未来におけるVR世界「オアシス」を舞台に、オアシスの世界を愛する少年を主人公とした冒険を通し、VR世界と現実世界それぞれを模索していく様子が描かれる。80年代をメインとした映画をはじめ、あらゆるポップカルチャー要素が登場する。VRを取り扱った映画では最も成功した作品。

kazuya20042のレビュー・評価・感想

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レディ・プレイヤー1 / レディプレ / Ready Player One / ゲームウォーズ
10

設定、概要では説明できない完成された新しい映画

始めに要約するとVRと現実世界を行き来する話である…
荒廃した後の世界、人々が現実の苦しさ、厳しさから逃れるためにVRで作った世界「オアシス」が舞台。
主人公のウェイド・ワッツ(VRパーシヴァル)も、その内の一人だった。
VRの世界には、様々なアイテムがあり、その中でも特別なイースターエッグというアイテムがあった。
イースターエッグを手に入れるには、ゲーム内に隠された3つの鍵を見つける必要があり、オアシス(VR)の製作者ジェームズ・ハリデーは、遺言にイースターエッグを手に入れたものにはオアシスの所有権と5000億ドルを授与されるとあった(ジェームズ・ハリデーと主人公の関係性にも注目だ)

イースターエッグを探す、個人・チーム・組織のことをガンターと呼んでいたガンターのウェイド・ワッツは、最初の鍵の試練レースゲームをトップで突破することになる。しかし、自ら現実世界の本名を発してしまい身バレした主人公は現実世界で組織の標的となってしまう。

シーンの一部一部に、映画シャイニングのパロディや日本アニメのガンダムやメカゴジラの戦闘シーン、音楽のパロディなど上手く詰め込まれており、一瞬だけのカットもあれば、シャイニングにおいては、濃い目にシャイニングの映像を使って、映画の一部として描かれている。

こんな映画は今までになく、2時間という長丁場だが決して飽きることなく見られる作品であり、作品としてきちんと完結しているが、続編を多くの人が期待している作品だ。