探偵はBARにいる

MICO0615のレビュー・評価・感想

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探偵はBARにいる
7

アクションがパワーアップ!意外な配役もハマって楽しめる作品!

「探偵」シリーズの映画版が割とよかったので、シリーズ2も観ましたが、さらにアクションがパワーアップしていてとても楽しめる作品となっていました。

舞台は、主人公の「探偵」が行きつけのオカマBAR。そのBARでの愛されキャラが殺害されて、その事件を追うところから物語がスタートします。
シリーズ1に比べて、俳優陣もさらに豪華になっていて個性的な人物もたくさん出てくるので、物語が進むにつれて、ワクワクしてくるのが印象的です。
今作の「探偵はBARにいる2」では、狭いところ、広いところでの大人数を相手にしたアクションが見事で、「探偵」と「高田」のコンビネーションはもちろん、カメラワークも素早いので、臨場感あるアクションが楽しめました。
特に、市内を走る路面電車でのシーンは、狭い中でも細かいアクションで描かれているので、その撮影の大変さに関心して見入ってしまいました。

今回マドンナ役として尾野真千子さん演じるバイオリニストが登場するのですが、大阪弁がとてもチャーミングで、魅力的な女性を演じいるので、物語もしっくりくる演技で作品にハマっていると感じました。
最後には意外な展開や驚きの過去も丁寧に描かれているので、今回も最後までしっかり伏線が張られていて、魅了されました。北海道の美しい風景を楽しめる映画でもあるので、いつか撮影地巡りをしてみたいと思わせてくれるような魅力が詰まっていると感じました。