幼女戦記 / Saga of Tanya the Evil

幼女戦記 / Saga of Tanya the Evil

幼女戦記(ようじょせんき)とは、カルロ・ゼンによるライトノベル・オンライン小説および株式会社NUT制作のアニメーション作品。
第一次、第二次世界大戦中のヨーロッパの情勢によく似た、魔法と科学が息づく異世界が舞台となっている。この世界に日本人のサラリーマンとして生きていたある男が「幼女」として「帝国」と呼ばれる国に転生し、「帝国」の魔導士として「協商連合」や「連邦」などの敵と戦っていく。

sharunakkuのレビュー・評価・感想

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幼女戦記 / Saga of Tanya the Evil
9

ただの無双系ではない

この作品は昔から知っていたのですが、タイトルを見て避けてました。
しかし、そんな私もこの作品を見て度肝を抜かれました。この作品は良い意味でのタイトル詐欺と言った所でしょうか。
1話を見た感じでは幼女が無双する、そのギャップが売りなのかと思ってました。しかし2話、3話と見ていくうちにすごい引き込まれました。とにかく世界観といいストーリー設定や伏線といい丁寧に描かれてますし単なる"無双系アニメ"ではないなと痛感しました。

作画も安定していて、飛ぶシーンや激しいアクションシーンも多い中CGがほぼ使われてないのもすごいなと感じました。特徴的な作画でしたがターニャが笑うシーンやニヤッとするシーンなんかは表情が豊かで特に良かったです。
話の途中で多々ミリタリー要素(銃器装備品、戦車、外交戦)が強い感じも出てましたがそれも気にならないぐらい面白かったです。

あとはなんと言っても声優です!主人公のターニャ・デグレチャフの声優は悠木碧さんですし、ターニャの下についていたヴィーシャというキャラの声優は早見沙織さんです。作品内でのこの2キャラの凸凹具合は見てて楽しかったです。
後はOP、EDも良かったです。作品と上手くマッチしていて歌の途中にターニャの声が入るのが鳥肌ものでした。