シカゴ / CHICAGO

シカゴ / CHICAGO

『シカゴ』とは、監督ロブ・マーシャルメインキャストにレニー・ゼルウィガー、リチャード・ギア、キャサリン・ゼタ=ジョーンズの3人を起用したミュージカル映画。
1920年代、ショービジネスと犯罪の町シカゴを舞台に、スターを夢見る主人公が、殺人を起こし刑務所に収容されながらもスターへの道を上る様子を描いている。
キャッチコピーは「この街では、銃弾一発で有名になれる」
近年のアメリカ映画において、ミュージカル映画はヒットしないと言われていたが、そのジンクスを覆した作品ともいわれている。

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シカゴ / CHICAGO
10

これぞアメリカ映画!

この作品のあらすじは、以下のようなものでした。
スターになることを夢見る20代の女性 ロキシー・ハートは、恋人に騙され、それに怒り彼を殺してしまった。ロキシーは逮捕され、刑務所に入れられた。そこで彼女は、以前からあこがれていた劇場のダンサーと出会った。そのダンサーは、夫の不倫現場を目撃し、2人(夫と不倫相手)を殺してしまっていたのである。ロキシーと元ダンサーは協力し合って無事、無罪で釈放された。2人は、コンビを結成し、芸術の街 シカゴでスターとしてデビューしたのだった。

この作品を鑑賞して、以下に気づかされました。

・この作品が、レベルの高いコメディ映画であること
コメディ映画は、観衆から笑いを引き出すために制作されている。笑いは、相手の常識と現実とのずれによって生じるとする説がある。私は今回の映画を観て、この説は確かだと感じた。現実世界ではこの映画のようにテンポよく、物事が良い方向に進まないと考えたからである。

・夢を持って生きることが、大切であること
この映画はヒロインが強運に恵まれ、スターになることに成功する物語である。現実世界では、こんなにうまくいかないのかもしれない。しかし、夢を持って生きることの大切さや行動することのすばらしさを改めて感じさせられた。

・浮気を、しない方が良いという事
役者さんたちが、大事なところを強調した演技をされていた。ここから不倫は、これほどまでに人を狂わせてしまうのかと考えさせられた。