凪のあすから / 凪あす / Nagi-Asu: A Lull in the Sea

凪のあすから / 凪あす / Nagi-Asu: A Lull in the Sea

『凪のあすから』とは、KADOKAWA(旧アスキー・メディアワークス)が発行する月刊コミック誌『電撃大王』とP.A.WORKSによるコラボ企画のテレビアニメ作品。2013年10月から2014年4月まで全26話が放送された。海底の街である汐鹿生に暮らす先島光、向井戸まなか、比良平ちさき、伊佐木要ら4人の少年少女が通う中学が廃校し、統合された地上の美濱中学へ通う事になる。 4人がそれぞれ抱える恋心と、新たな出会いと青春の時間が始まる。

rey0624のレビュー・評価・感想

レビューを書く
凪のあすから / 凪あす / Nagi-Asu: A Lull in the Sea
10

物語も、作画も、音楽も全てが最高!

凪のあすからは、P.A.WORKSが2013年に制作した、海に住む4人の中学生を中心に海の住民と陸の住民との人間関係を丁寧に描く恋愛ファンタジーです。
ファンタジーと聞くと、ライトノベルの様な異世界のイメージが最近では強いですが、このお話の舞台は日本ですし、流血表現はないし、転生もしない、少し特殊なファンタジーです。
話のシリーズ構成は「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」や「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」で有名な岡田麿里さんが担当していて、毎話ドキドキする、泣ける、感動するお話になってます。また、海や空の描写がリアルよりも綺麗で色褪せません。音楽も、主題歌を歌うRayさんの歌声が、このアニメにぴったりで、第1クール「lull〜そして僕らは〜」、第2クールの「ebb and flow」どちらも大好きです。
もし、これから初めて凪のあすからを見る人がいたら、注目して頂きたいのは、主人公の先島ひかりが最初は本当にどうしようもないクソガキだったのが、お話を通して凄く頼もしい少年に成長するところです。きっと、アニメを全て見終わったころには一番大好きなキャラクターになります。あと、全部で24話、つまり2クールあるのですが1クールと2クールでガラッと雰囲気が変わる、鳥肌が立つくらいの驚きを体感して欲しいです。