凪のあすから / 凪あす / Nagi-Asu: A Lull in the Sea

凪のあすから / 凪あす / Nagi-Asu: A Lull in the Seaのレビュー・評価・感想

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凪のあすから / 凪あす / Nagi-Asu: A Lull in the Sea
9

映像がただただ美しい。

とにかく映像が美しいです。本当に細かい所までしっかり作画にこだわられているんだなと思いました。そこはさすがだなと。海がたくさん出てくるのですが、その海が本当に美しいなと思いました。本当にアニメの世界観にぐっと引き込まれました。
あとはキャラクターたちがみんな魅力的で、とにかくかわいいので私の好みでした。全編通してとても長いのですが、中弛みもあまりする事なく楽しめました。前半はすごくゆったりのんびり物語が進んでいくのですが、後半からはどんどん展開が進んでいくのが面白かったです。でも私はあまりシリアスな感じよりも、ほのぼのした日常をもう少し描いて欲しかったなと思ったので、後半にかなりシリアスな展開になってしまったのでそこだけ残念だったなと思います。
とにかく女の子のキャラクターがみんなかわいくて、また見たいなと思いました。特にメインのまなかとちさきの2人の複雑な感じがすごく見ていてドキドキするというか、ちさきはすごく複雑な気持ちだろうなと思いながら見ていました。まなかちゃんの天然でふわふわした感じが好きでした。現実逃避するにはおすすめの作品だなと思いました。ぜひ色んな人に見て欲しいです。名作になって欲しいなと思いました。

凪のあすから / 凪あす / Nagi-Asu: A Lull in the Sea
10

類を見ない恋愛アニメ

海中の底、汐鹿生に暮らす人々と、陸上に暮らす人々との交わりを主にした物語なのですが、ファンタジー要素の強い恋愛アニメとなっているので、物語に入り込みやすいと思いました。

意外と複雑な恋愛関係の物語でもある為、ついつい登場人物たちに感情移入して涙が自然と出てしまうシーンがいくつかありました。特に、主なヒロインである向井戸まなかの幼馴染の1人である、比良平ちさきの奥手な部分を見ていると切ない気持ちになりました。
ちさきが想いを寄せる先島光はまなかのことが好きで、まなか自体も本当は光のことを気にしているのに、それに気がつかずにいるもどかしさが何とも言えない気持ちになります。お互い幼馴染であるからこそ、想いを伝えてしまうことで仲が壊れてしまうのではないかと心配する部分も共感を得やすい物語だと思いました。冷静に物事を考える伊佐木要は、三人の想いを知っているからこそ要自体の想いをちさきに伝えられずにいるのだと思いました。それぞれの想いが複雑に交差している中、陸上に暮らす木原紡の存在によって一層関係が複雑になっていく感じが堪らなく切ないです。好きな人に想いを伝えることは、簡単そうで難しく、相手も想いを伝えられずにいるのだなと思いました。

凪のあすから / 凪あす / Nagi-Asu: A Lull in the Sea
10

物語も、作画も、音楽も全てが最高!

凪のあすからは、P.A.WORKSが2013年に制作した、海に住む4人の中学生を中心に海の住民と陸の住民との人間関係を丁寧に描く恋愛ファンタジーです。
ファンタジーと聞くと、ライトノベルの様な異世界のイメージが最近では強いですが、このお話の舞台は日本ですし、流血表現はないし、転生もしない、少し特殊なファンタジーです。
話のシリーズ構成は「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」や「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」で有名な岡田麿里さんが担当していて、毎話ドキドキする、泣ける、感動するお話になってます。また、海や空の描写がリアルよりも綺麗で色褪せません。音楽も、主題歌を歌うRayさんの歌声が、このアニメにぴったりで、第1クール「lull〜そして僕らは〜」、第2クールの「ebb and flow」どちらも大好きです。
もし、これから初めて凪のあすからを見る人がいたら、注目して頂きたいのは、主人公の先島ひかりが最初は本当にどうしようもないクソガキだったのが、お話を通して凄く頼もしい少年に成長するところです。きっと、アニメを全て見終わったころには一番大好きなキャラクターになります。あと、全部で24話、つまり2クールあるのですが1クールと2クールでガラッと雰囲気が変わる、鳥肌が立つくらいの驚きを体感して欲しいです。