Dead by Daylight / デッド バイ デイライト

Dead by Daylightとは、カナダのゲーム会社Behaviour Interactiveにより開発された1vs4の非対称サバイバルゲームである。
対応ハードはPC(SteamとEpic gameにて配信)、Nintendo Switch、Playstationである。
プレイヤーはキラーかサバイバーを選び儀式(ゲーム)を開始する。キラーはサバイバーをできるだけ多く儀式の生贄に捧げること、サバイバーは儀式から無事脱出することをゲームの目標としている。
キラー、サバイバーはキャラクターによって固有のパーク(ゲームを有利に進めるための能力)を持っており、それぞれの固有パークは一定のレベルになると他のキャラクターでも使用可能となる。パークを様々に組み合わせることができる点も大きな特徴である。
またサバイバーの走る速度は4.0m/秒で統一されているため個体差はない。一方、キラーは移動速度もキャラクターによって異なるうえ、攻撃方法も異なるためどのキャラクターを選択するかが重要な要素となる。
DLCではホラージャンルの映画やゲームの登場キャラクターも実装されており、ハロウィンやエルム街の悪夢などとコラボしている。

t-tkkrのレビュー・評価・感想

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Dead by Daylight / デッド バイ デイライト
7

真っ黒な部屋でするガチホラー鬼ごっこには本当にドキドキ!

分かりやすく言うと、とてもバランスの良い4対1のリアルホラー鬼ごっこです。オンラインで生存者側4人と殺人鬼側1人に分かれて戦うわけですが、生存者たちは生き残るために時には味方すら犠牲にして脱出を目指し、殺人鬼は生存者たちに全くの容赦なく執拗に襲い掛かり全滅を狙ってきます。

対人なので一応のセオリーはあれども1回の対戦ごとに様々な展開になり、対戦時間も10分以内で終わることもあれば、30分近くなることも。生存者であれば近づいてくる殺人鬼に常に怯えながら、時には無残に殺されながらも経験を積み、仲間たちと助け合い無事に脱出できた日には感動すらも覚える戦いもあります。
逆に殺人鬼であれば、逃げ惑う生存者たちをいかにして追い詰めて殺していくか、という作戦を考え、全滅させた時の誇らしい気持ちは何とも言えないものがあります。
対戦中に殺人鬼が近づいてくれば心臓の鼓動が聞こえるシステムになっているんですが、それがとてもリアルですごい臨場感と高揚感を感じさせるんです。プレイヤーのテクニックによってランクが分かれているので、上達すればより難しい立ち回りを求められる対戦にマッチするシステムになっているのも飽きが来なくて面白いです。

生存者も殺人鬼もキャラクターがたくさんいますし、キャラクター設定もなかなか細かく作られていて見ているだけでも楽しめます。マップの種類が多いのも良いですね。

ただ残念な点もあって、対人なので時には困ったプレイヤーもいます。
生存者側は4人協力するゲームなのに、最初に殺されそうになったからと回線の接続を抜いたり、殺人鬼を不必要にエモーションで煽ったり。殺人鬼も必要ないのに斬りつけて煽ったり。
もちろんそんな人ばかりではなく、私はもういいから一人で逃げてくれと思うほど助けに来てくれる仲間たちや、お互いにすごく良い追いかけっこが出来たからと逃がしてくれる殺人鬼も結構います。
対人ゲームの宿命ではありますが、困ったプレイヤーをすっと流せるかどうかがこのゲームの面白さを分けると思います。そう言った事が気にならないなら、プラットフォームもパソコン、PS4、Xbox oneと色々ありますし、長く楽しめる良ゲーだと思います。