L'Arc~en~Ciel / L'Arc〜en〜Ciel / ラルク アン シエル / L'Arc-en-Ciel

L'Arc~en~Cielとは、日本の4人組ロックバンドグループ。
「L'Arc~en~Ciel」または「ラルク アン シエル」と表記する。
1991年に結成し、ヴォーカルのhyde(ハイド)、ギターのken(ケン)、ベースの、tetsuya(テツヤ)、ドラムスのyukihiro(ユキヒロ)の4人で構成。
日本テレビ系「ぐるぐるナインティナイン」エンディングテーマ、映画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 維新志士への鎮魂歌』オープニングテーマなど様々なドラマ、映画の主題歌を担当している。
ヴォーカルのhydeに関しては、K.A.Zとロックユニット「VAMPS」を結成しての音楽活動や、「HYDE」名義でのソロ活動経験もある。
また、音楽活動以外にも、ファイナルファンタジーシリーズのデザイナーで画家の天野喜孝氏と、コラボ展覧会「天野喜孝×HYDE展 天命と背徳〜NIPPON EVOLUTION〜」を開催するなど、多彩な顔を見せる。
グループとしても、ラジオやTVバラエティ番組への出演などもこなし、マルチな活動を行うグループである。

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L'Arc~en~Ciel / L'Arc〜en〜Ciel / ラルク アン シエル / L'Arc-en-Ciel
8

虹色の旋律

L'Arc~en~Cielは、日本の4人組ロックバンド。
メンバーは、hyde(Vo.)、ken(Gt.)、tetsuya(Ba.)、yukihiro(Dr.)の4名で活動をしています。
バンド名の由来はフランス語で"空にかかる虹"を表しており、彼らの音楽性は虹のように色々と多岐にわたります。
活動初期の頃の1980年代はニューウェイヴやポストパンクからの影響を受けている作品が多く、その後、活動が進むとグランジやオルタナティヴ・ロックよりの刺激を受けながら、多彩にアレンジされたポップ・ミュージックを数多く世に出し、多くのファンを魅了しました。
多彩な楽曲を発表し続けられる理由の一つに、メンバー4人ともが作詞・作曲を手掛けられるという強みがあります。

代表曲としては「flower」「虹」「winter fall」「HONEY」「花葬」「Driver’s High」などの楽曲。ヒットを連発し当時、楽曲のテレビCMはクールな彼らとは裏腹にコミカルなものであったり、ユーモアあふれるものであったりで大変話題になっていました。
2000年代・2010年代にも「NEO UNIVERSE」「READY STEADY GO」「叙情詩」「MY HEART DRAWS A DREAM」
「DAYBREAK’S BELL」「DRINK IT DOWN」「X X X」などでチャート首位を獲得しています。
独創的で幻想的な彼らの音楽性により、数多くのアニメ主題歌や某局のオリンピックテーマソングにも採用されています。

曲はポップで軽快なものからハードな曲にバラードと、様々な曲調のものがありますが、どの曲もラルク特有の幻想的世界観が何と言っても素晴らしいです。
歌詞も直球だったり、じわじわ来たり、共感できること間違いなしです。
また、ラルクの最大の魅力は何と言っても圧倒的なライブパフォーマンス。
ライブなのにまるで、CDを聞いているのかと思うほどのhydeの歌唱力。
また、kenのギター、tetsuyaのベース、yukihiroのドラムはどれをとっても神クオリティー。
それぞれの楽器の演奏を聴いてるだけでも感動ものです。

彼らの魅力は音楽だけでなく、メンバーが輝き、ファンも一緒に輝いているところです。
PVやライブを見れば、セット・衣装、企画などにも凄くこだわりを感じ、参加している皆が思いっきり楽しんでいることがよくわかります。
それとボーカルhydeの「中世的な容姿」が女性ファンのみならず、男性まで虜にしてしまう恐ろしい個性です。
素晴らしい容姿から繰り出される圧倒的な歌唱力がまた、痺れます。
日本だけでなく、世界にも熱狂的なファンが多く、海外公演を多数行い活躍の場を広げています。

繰り返しになりますが、L'Arc~en~Cielの魅力はその音楽性だけでなく、メンバーそれぞれの個性と才能が絶妙に絡み合い、一つの音楽として表現されていることです。だからこそ、L'Arc~en~Cielの音楽は多くの人々に愛され続けるのではないでしょうか。