SEKAI NO OWARI / セカオワ / End of the World

SEKAI NO OWARI / セカオワ / End of the World

SEKAI NO OWARIは日本の4人組バンド。略称はセカオワ。
メッセージ性のある歌詞にファンタジー感のある音を合わせる音楽性で、独特の世界観を築き上げている。
他に類を見ないバンドスタイルで、音に対するこだわりと共にファッション性に対する評価も高い。
4人で共同生活を行うなど、その生活スタイルも注目されており、音楽のみならず多角的な影響力を持っている。

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SEKAI NO OWARI / セカオワ / End of the World
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SEKAI NO OWARIの魅力

「SEKAI NO OWARI」というグループについて、簡単に紹介させて頂きます。
セカオワの魅力はなんといってもその圧倒的ない世界観にあると思います。
特に「Dragon Night」はまさに中学2年生ぐらいの時に夢見たRPGの世界をそのまま曲として再現したもので、いわゆる「異世界脳」の方々にとってはとてもたまらない世界観の曲ではないでしょうか。「Moonlight」、「Starry Sky」、「FIRE BIRD」などの冒険脳をくすぐる異世界の情景が目に浮かぶような曲です。
ただ、そのロマンあふれる世界観の中にも社会を風刺するような描写が織り込まれたような歌詞が多く、「虹色の戦争」や映画進撃の巨人の主題歌にもなった「ANTI-HERO」など、現代の人間の社会や生き方について考えさせるような曲もあります。心地よいリズムの曲を聴きながら自分の考え方も変わってくるようなことが多いです。

さて、最後にTikTokで大バズりした「Habit」と言う曲について少し書かせてもらおうかと思います。
こちらはダンスが独特でボーカルの深瀬さんも気合を入れて踊っており、あのHIKAKINさんも一緒にコラボするなど社会現象になる位のヒットを見せた曲になります。
しかし、こちらも人間の生き方について複雑に考えられている歌詞となっており、 人から与えられたHabit (習慣癖)などを当たり前のように享受するだけではなく、自分で考えそれがBad Habit(かっこ悪い癖週間)になっていないか疑ってみろよというメッセージが込められている曲になっています。
このように、SEKAI NO OWARIは曲の良さだけではなく、いろいろ考えさせられるものになっていますので曲を聞いてみた後じっくり歌詞の内容について考えるといった楽しみもあります。