テイルズ オブ ジ アビス / Tales of the Abyss

テイルズ オブ ジ アビス / Tales of the Abyss

RPG『テイルズオブ』シリーズの本編作品8作目で、シリーズ10周年記念作品。
キャラクターデザインは藤島康介。
キムラスカ公爵家の一人息子・ルークが、屋敷に不法侵入してきた謎の刺客・ティアと共に突如、見知らぬ場所に飛ばされてしまう。屋敷に戻るためにティアと行動したルークは、その長い旅路の果てに多くの人々と出会い、様々な経験をし、自分の『生まれた意味』を知ることになる。

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テイルズ オブ ジ アビス / Tales of the Abyss
10

自分と向き合う時間をつくってくれるRPG

PlayStation 2でできるRPGゲームで、普段ゲームをしない人にも、物語だけでもぜひ見てほしい作品です。
主題歌が「BUMP OF CHICKEN」の「カルマ」で、最後までクリアした後に改めて曲を聴くとゲームのキャラの映像と歌詞がすごく合っていて感動します。
主人公が17歳の青年で、お城から外出することを禁止されているお坊ちゃまなのですが、ある日突然外に飛ばされる事件があり、そこから外の世界を知っていくことになります。わがままで自分勝手な性格ですごく見ていてイライラしてしまいますが、自分の剣の師匠に騙されて町一つを滅ぼしてしまい、そのあと自分がレプリカだったことを知らされます。自分のしたことの重大さと世界を改めてみつめ変わっていく努力をしていきます。
綺麗ごとのない生々しい人間模様が、自分の実生活にも置き換えて考えさせられる作品です。
最初は主人公にすごくイライラしてしまいますが、最後までプレイした後はなんとも言えない虚しさがあり、あまり他の作品にはない内容と思います。
エンディングテーマになっている、ヒロインがゲーム中に歌う曲が綺麗なのでそこも見どころです。
アニメはありますがおすすめできない内容でしたので、ゲームのほうでプレイしてみてほしいです。